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🇫🇷現地より〜デザイナーとレストラン界のソリューションを考える。

5/11に部分的に外出が可能になりレストランの再開が待たれるフランス。デザイナーがソーシャルディスタンスを保ちながらサービスが可能な釣鐘型のアクリル製バイザーを考案した。

それぞれの人が独立していて視野を広く保てるようになっており大きく開いた後部は着席の際の利便性と息苦しさを与えないように設計されている。

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Plex’Eat (プレクシート: プレクシガラス+イートの造語)というこのプロジェクトは仏人デザイナー、クリストフ・ゲルニョンによるもの。「レストラン業界の事をとても心配していた。そこでリスクなく和やかにテーブルを囲めるバイザーを考案した。」と話す。
アイディアの元となったのはアジアのコンセプトストアで見た音楽を静かに聴く為のカバーがついたソファーだという。

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現在のところPlex’Eatはまだ企画段階。すでにある実業家から彼に商品化の可能性についての問合せがあったそう。
未だ再開日がはっきりしないレストラン業界だが目下、客を再度呼びこむ為に必要な衛生対策に取り組んでいる。
シェフ達がこのプロジェクトに心動かされる時が来るかもしれない。パリの友人からはひどい、ロマンティックじゃ無いと非難轟々だけれども。


写真©Christophe Gernigon Studio
文: Rio Ohash
https://paris33.hatenadiary.com/entry/2020/05/15/062930

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