見出し画像

あなたのキュンスポットを探しに…!もう一度弥彦を歩いてみよう【まちあるきZINEイベントレポ】

あなたは新潟の弥彦といったら、どんなことを思い浮かべますか?

彌彦神社?紅葉?パンダ焼き?
それからそれから…なんとなく雰囲気がすき…?

彌彦神社をこよなく愛するわたしは、10月31日(土)に開催された”弥彦まちあるきZINE(ジン)イベント”に参加してまいりました…!

画像1

このイベントは、街歩きをしたあとに、参加者それぞれが心に残ったスポットについて写真や文章でまとめ、ひとつのZINE(今回は電子版冊子)を作るというもの。

そこで今日は、弥彦観光協会事務局長・三富さんのがっつりガイド付き!という贅沢なイベントの様子と、弥彦で見つけたキュンスポットについて、全力レポートさせていただきたいと思います…!

これを読めば、弥彦が10倍楽しくなる!(はず)
どうぞゆるりと、一緒に秋の弥彦をめぐる旅気分で、最後までお付き合いくださいね。

画像2

集合場所は、弥彦駅から歩いて5分ほどの多目的施設”ヤホール”。(かわいい名前ですね^^)
この日集まったのは、男性4名・女性4名の合計8名。

和やかでやさしいムードの中、自己紹介をすませ、弥彦観光協会事務局長の三富さんにしっかりご挨拶。それでは、さっそく、弥彦まちあるきスタートです!

🍂樹齢300年以上の大銀杏に圧倒される

画像6

まず案内していただいたのは、大銀杏
樹齢は約300年、樹の高さは約20mの立派なイチョウの木に圧倒されます。

(大通りから少し奥に入った場所に生えているので、こんな素敵な木スポット、知らなかったなぁ〜)

画像4

10月最後のこの日はまだ青い葉もありましたが、これから秋が深まると、地面がイチョウの落ち葉でしきつめられた黄色のじゅうたんとなり、と〜〜っても綺麗なんだそうです!

そして!
今回の街歩きで知ったのは、彌彦神社近辺には神々しい木がたくさんあること。

弥彦の巨木めぐりと言うのも、新しい楽しみ方のひとつかもしれませんね!
(樹木フェチにはたまりませんよ〜!)

🍂ひっそりたたずむ伝説のスポット、聖人清水(しょうにんしみず)

画像5

続いて向かったのは、浄土真宗の開祖である親鸞聖人ゆかりの湧水、聖人清水

その昔、弥彦を訪れた親鸞聖人さん。
水不足に苦しむ住民を哀れみ、持っていた杖で竹藪をコンッと突いて念じると…。
なんと清水が湧き出た!という言い伝えがあるそう。(ありがたい…)

画像6


サワサワと風を感じる静けさの中で、
竹林が神聖な雰囲気を醸し出してます。
なんでしょう、ここ、落ち着きます!!

画像7

小さくひっそりとしつつも、魂が宿る力を感じる、隠れパワースポットです。

お水も透明感があって、とても綺麗でしたよ〜!

🍂レトロな旅館が立ち並ぶ神社通り

画像11


蛸けやきから弥彦神社の鳥居に向かう途中、気がつきました。レトロで歴史を感じる旅館が多いことに…!

それもそのはず、何百年も前から多くの参拝客が訪れてきた彌彦神社。参拝者の宿場としても栄えてきたそうですよ。

一番古い宿は写真の「弥彦館 冥加屋(みょうがや)」さんで、現在のご主人は27代目なんだとか...!27代目というと、江戸時代初期?いや、もっと前でしょうか。それだけ長く続けている宿が弥彦にあったのですね!

しかも、古い宿は冥加屋さんだけではありません。向かいにある「四季の宿 みのや」さんも1691(元禄4)年創業で現在のご主人は23代目。

冥加屋さんもみのやさんも、何百年間も訪れる人を出迎え、弥彦の歴史をずっとみてきたと思うと、感慨深いですね…。

🍂火事を防ぐ神様を祀る、火の宮神社

神社の門前町でもあり、料理などで火を使うことが多かった弥彦は、たびたび大火に見舞われました。

しかし、火事を防ぐ神様を祀る「火の宮神社」ができてからは、大きな火事は起きていないそう!

雰囲気が大好きな弥彦の街を、ずっと見守ってくださっている火の宮神社の存在を、知ることができてよかったです。感謝…。

それにしても、メインの彌彦神社に向かうまでに、こんなに見所があったなんて知らなかったです…!出発してから、かれこれ1時間近く!笑

これも、ガイドの三富さんが丁寧に案内してくださり、参加者のみなさんがノート片手に熱心に耳を傾ける雰囲気だったおかげ。

画像12

今まで何度も訪れたはずの弥彦の、知らなかった・見えなかった・通り過ぎていた穴場スポットと、弥彦の歴史を深〜く知ることができました。

🍂2400年以上の歴史がある彌彦神社

画像13


さてさて、やっとたどり着きました、彌彦神社!!!
2400年以上の歴史があり、越後一宮と称される彌彦神社は、新潟随一のパワースポットです。


彌彦神社に祀られているのは、天香山命(アメノカグヤマノミコト)という神様。人々に米作りの技術を伝え、この越後の地に広めました。また、漁業・製塩・酒造・稲作・農耕の技法も住民に授けたと言われています。

画像14

鳥居をくぐり、すぐ左側にお目見えする神秘的な小川は、御手洗(みたらし)川です。
弥彦山の伏流水で、昔は参拝者がここで身体を清めていたそう。

(この雰囲気たまりませんね…!苔と木と水流。すでにいい気が満ちています。)

画像15


ちなみに、奥に見える赤い橋は神様が通るとされる、玉の橋。明治時代末期の社殿焼失以前は拝殿の前にあったそうですが、火事をきっかけに大正5年に直して今の場所に設置したのだとか。

神様が通ると聞くと、近寄りがたく、神聖な場所という気がしてきますね!

画像34

参道には、翌日から開催される、”弥彦菊まつり“のために、たくさんの菊が並んでいました。

《※第60回弥彦菊まつり開催期間▶︎11月1日(日)〜11月24日(火)》

どの菊も立派でしたが、個人的なお気に入りはこちらの菊です▽

画像17


そうそう、彌彦神社の神様は女の神様…って聞いたことないでしょうか?
私もずっと信じていました…。
三富さんに真実を聞くまでは…。

画像18


なんと!
彌彦神社の神様は男性だそうです!
そして奥さんもいるらしい…。
(参加メンバーの中に衝撃が走る)

しかも、その理由は…。

彌彦神社へ参拝することの楽しみのひとつが、芸妓さんとお酒を飲むことだった、その昔。

参拝の帰りに「芸妓さんと遊びたい」と考えた男性が、家にいる奥さんに「あの神社は女の神様で、一緒に行くとやきもちを妬かれて別れさせられちゃうから家で留守番を頼む!」と話したことが理由なんだとか。

『え〜!そんな理由!?』と一同、笑いにつつまれました。

画像19


その後は、この日も多くの参拝客が立ち並ぶ列に並び、二礼、四拍手、一礼という、彌彦神社流のお参りをみんなで順番に済ませました。

お次は、ちょっと番外編。
彌彦神社の中のキュンスポットをご紹介します!


🍁彌彦神社の中のキュンスポット① 重い軽いの石

画像20

1.    まずは石を持ち上げる
2.    目を閉じて願いごとをする
3.    もう一度石を持ち上げる

もしも、最初に持った時よりも石が軽く感じたあなたは、願いが叶う

反対に重く感じたあなたは…もっと精進しなさいな、という意味だそう!笑


🍁彌彦神社の中のキュンスポット② わき道にひっそり立つ灯籠

画像21


歴史上の理由により、本殿からまっすぐの参道ではなく、わき道にひっそり立っているこの灯籠。

ななめっているのもなんだかツボで、いじらしかったです…。(余談ですが筆者は灯籠フェチです。何度でもいいますが灯籠フェチです。)


🍁彌彦神社の中のキュンスポット③ 御神木

画像22

彌彦神社の御神木、ど〜れだ?

実は、手水舎(手や口を清める場所)の右手にさりげな〜く立っていらっしゃるのが、彌彦神社の御神木だそうです。(教えてもらわなければ、気がつきませんよね…!)

画像23

彌彦神社には、何度も来ているはずなのに、御神木はこの日はじめて知りました…!(うれしい)

ずいぶん、ひっそりと奥ゆかしい御神木。
あなたもぜひ、参拝前に見つけてみてください!

***

彌彦神社をまだまだ堪能したい気持ちはありましたが、
あっという間に、戻らなくてはいけない時間となりました…。明日からの菊まつりの準備のため、三富さんとはお別れ。

『帰り道は、行きとちがう道で楽しもう!』と、近道だというススキが揺れる路地裏を歩きます。

画像35

🍂樹齢約1000年 上諏訪神社の大けやき

画像32

そして、たどり着いたのが、上諏訪神社の大けやき

弥彦を訪れた際に見つけてからというもの、
お気に入りの木のひとつなのですが、やっぱり何度見てもいいですねぇ〜。

画像33

見上げていると、グッとこみ上げてくるものがあります。

樹齢はなんと、約1000年。(おぉ…)
その美しいたたずまいから、参加者のみなさん夢中になってバシバシ写真におさめていました。

画像34

だって、この木、映えるんです…!!!

目の前にはbinnさんというおしゃれcafeもあるので、あったか〜いカフェラテ片手に、窓から眺めることもできますよ◎

さて。
帰り道も、素敵な木や街並みの写真を撮りながら、集合場所のヤホールへと戻ります。ここから、いよいよZINE作り開始です!

🍂ヤホール直売所で、新商品のかわいいお菓子と出合う

画像24

ヤホールに戻ると、参加者全員で、「ここがよかった!」と感じたスポットについて意見交換。
担当の場所を決め、各自で写真や文章を考えます。

ちなみに、ヤホールには、地元の農産物やお菓子などが売られてるコーナーも!

中でも、弥彦おもかる石シリーズは、この秋の新商品!(※弥彦神社のキュンポイントでもご紹介した、持つと願いが叶う、重い軽いの石をイメージして作られたお菓子たちです)

みんなで、ZINE作りをしながら、もぐもぐタイム…
の前に、まずは写真撮影です。

画像25

映えを意識し、背景の畳をせっせと運んだり、身体を張って、カメラを構える参加者のみなさん…。シュール!笑 

画像26

でも、その甲斐あって、とても素敵な写真が撮れましたね…!カメラ愛好家のみなさん、さすがです!

画像27


生チョコにしか見えないういろう(!)もおいしかったのですが、わたしが特にお気に入りだったのは、こちらのマカロンです。

画像28


(最中じゃないよ、こんなにビックサイズでマカロンだよ)

画像29

さっくり食感のナッツの風味の生地に、
抹茶クリームという新しいおいしさ。

大きいけれど、軽くて食べやすいです。
(きっとこれは、おもかる石のかるいっ!の方をイメージしたお菓子なんですね)

地元のお菓子屋さんが手かげた話題の新商品。
ぜひ見かけたら、おみやげに手に取ってみてくださいね〜


🍂ライトアップが超絶キレイなもみじ谷

画像30

『今日からもみじ谷のライトアップがはじまるらしいよ!』と聞いて、ZINE作り終了後の17時過ぎに、参加者みんなで訪れたもみじ谷

画像33

《ライトアップ開催期間▶︎2020年10月31日(土)〜11月23日(祝)の17:00〜21;30》

これ、絶対見に行ったほうがいいやつです!
(もみじ谷ライトアップ初体験者より)

画像31

紅葉が水面に映る、リフレクション(カメラ愛好家さんたちに教えていただいた言葉)が、まぁきれいなこと…。うっとりです…。

そして、ご覧ください…!

画像32

赤い橋の上で、ライトアップされた紅葉たちと満月の、奇跡のコラボレーションが実現していました!

う、う、美しすぎる………!!
本日の私的ベストショット、いただきました〜!

(iPhoneやりおる…)
(自分が撮った写真をニヤニヤしながら見つめ、他のメンバーにツッコまれるの巻)

🍂さぁ、もう一度弥彦へ。お気に入りキュンスポットを発見しよう

画像34


さてさて、以上で、大ボリュームの弥彦まちあるきイベントは終了です。

ご紹介した中に、気になるスポットはありましたか?
「弥彦は行ったことあるしなぁ…。」というあなたでも、まだまだ知らない隠れた魅力と発見があるはず!

ぜひもう一度、弥彦に足を運び、あなただけのお気に入りスポットを見つけてみてはいかがでしょうか?

秋の弥彦、いいですよ〜!

《写真:参加者のみなさん𖥧𖥧𖥧》


\⛩完成したZINEはこちらです⛩/

画像36
画像37
画像38
画像39
画像40


11月10日〜23日で「やひこ温泉開運マルシェ」もやっているそうですよ!詳しくはこちら▶︎https://www.e-yahiko.com/notice/2020kaiun.html


▼ぜひSNSもフォローしてください◎

**********************

ブログ(まどぎわメモリー)⇒madomemo.com
twitter(HSPな日々の奮闘記)⇒@parincafe
instagram(レトロ純喫茶のフォトギャラリー)⇒@parincafe
**********************


星の数ほどある記事の中から見つけてくださり、本当にありがとうございます☺️💫 いただいたサポートは、わたしのアトリエ作り(お茶をお出ししながらゆっくりお話が聴ける場所)の費用にさせていただきます!