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生き残る企業は「人」を大切にする


下っ端サラリーマンの私がドラッカーを読み、これは「生き残る企業」の特徴なんじゃないかと考えたことを語ります。下っ端サラリーマンの私だからこそ語れるものもあると思うのです。


結論から言います。

生き残る企業は〝人〟を大切にします!


ん、当たり前じゃんと思った方、少しお時間ください。3つ理由を説明させてください。


理由① 〝人〟を生き生き働かせることで企業は成果を上げるから

人が生き生きと働ける企業は成果をあげます。「人の集合体=企業」だからです。世の中に溢れる全てのものやサービスの本質を考えれば、全てそれを提供している人に行き着きます。

人の違いが企業の違いです。

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だから、優れた企業は人が生き生き働ける環境を構築します。それが企業の違いになるからです。以前紹介させていただいたIBMツァイス社も同様です。これらの経営者は「どうすれば人がもっと活躍するのか?」と考えて様々な施策を講じました。例えば、ツァイス社はオリジナルの機械を導入したり、全社員を定期的に研修したりしていました。それらは全て人を最大限生かすためです。

人が生き生き働く企業は強くなる。


理由② 〝人〟の強みを活かすことで企業は成果を上げるから

ドラッカー先生はこう言っています。

人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。
弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。
強みに集中し、卓越した成果をあげよ。

人は強みを活かしてこそ成果を上げます

でも、人の強みを見つけることは思っている以上に難しい。自分の強みは自分では当たり前になっているから、簡単には見つからないんです。

だから優れた企業は一人一人の強みを見つけ出し、それを活かそうとします。すると、人は成果をあげ、ひいては企業の成果に繋がるんです。

一人一人の強みを見出だし、その刃を極限まで研くことで企業は成果を上げる


③〝人〟が働く目的を尊重するから

優れた上司ほど面談する時間をしっかり確保します。そして、その上司は部下の話の聞き手に徹して、部下の働く目的を理解しようとします。

従業員と企業の目的が一致することはほとんどあり得ないからです。

企業には、顧客の欲求を満たすという明確な目的がありますが、従業員はまったく同じ目的を持っているでしょうか?…そんなことないですよね。

楽しく仕事がしたい
そこそこの給料を稼ぎたい
仕事を通して自己成長したい

人が働く理由なんて十人十色。
それぞれ異なる目的を持っているものです。

だから、優れた企業ほど、一人一人の目的と企業の目的の交差点を探そうとします

任天堂の元社長である故岩田さんはHAL研究所の社長だったとき、半年に1回社員全員と話をしたそうです。多い時には80人から90人ぐらい、一人20分〜3時間まで、6〜7年続けたそうです。それも人を大切にするからこそ、人を理解しようとするためです。

一人一人の働く目的を理解し、それと企業の目的をすり合わせる。



◆◆◆

一人一人が生き生きと働ける環境を提供すること
一人一人が強みを生かせるようにすること
一人一人が働く目的を理解し企業の目的とすり合わせること

「人を大切にすること」が企業が成功するために欠かせない。


…と26歳の下っ端サラリーマンは(偉そうに)考えてみました!

ビジネスの基本は顧客を大切にすることです。一緒に働く仲間を大切にできない企業が、顧客を大切にできないとも思うのです。



ここまで読んでいただきありがとうございました!

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