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ウィズコロナ時代のオンラインフィットネス構想

新型コロナウィルスの緊急事態宣言も緩和されつつある世の中ですが、自分の身近なフィットネス業界は大きな転換期に立たされているような印象を受けます。今回はウィズコロナ時代におけるフィットネス業界の未来について考えてみようと思います。

基本的には遠隔でも出来る形に

今までのフィットネスのイメージを考えると、施設に行けばトレーニング器具やプールがあってそこでは個人で利用するかパーソナルトレーナーなどについてもらって指導を受ける、もしくは集団のヨガ・ピラティスなどのプログラムに参加することもできるというようなイメージでしょうか。

まずこれらがオンラインで行える形にシフトしてくるんじゃないかと思います。サービスとしてはトレーニングは自宅でも行えるような自重中心のプログラムや、集団でのヨガ・ピラティスのプログラムが動画でアップロードされていていつでも見てできるというのは基本系になってくると思います。

専門家によるサポート

今まではフィットネスジムなどにおいて人と関わるのは①パーソナルトレーナーに指導を受ける、もしくは②集団のプログラムに参加する、のいずれかであったように思います。

①においても今後はオンライン化が進んでくるんではないかと思います。パーソナルでオンライン上で話す中で目標や目的を共有し、オススメのエクササイズを紹介する、そして継続してフォローしていくことでダイエットやトレーニングの目標を達成していくという形になるかと思います。

②においては集団で行うプログラムの時間が決まっていて予約を行い、時間になったら自宅のテレビなどでエクササイズのトレーナーの人の様子を見ながらプログラムを実施する、というような形になるんじゃないでしょうか。参加人数によっては講師の人としゃべったり、チャットでコミュニケーションもとりながらプログラムを実施するんじゃないでしょうか。

器具のサブスクリプションサービス

今後出てくる気がするなーと思うのが器具のサブスクリプションサービスです。通販などでトレーニング器具を買って結局家で眠っている、という人はけっこう多いんじゃないでしょうか?なかなか器具だけ買っても続けて1人で使い続けるのは難しいものです。

フィットネスのオンライン化が進む中でこの器具のサブスクリプションサービスができると一時的にレンタルして自宅にて動画を見ながら、パーソナルトレーナーの指導を受けながら借りた器具を使って運動を行えるようになると思います。

そして飽きたり、自分に合わなかったら返却してまた別の器具を借りて使ってみる。そんなことを繰り返していくうちに自分合ったものが見つかれば購入して使うということもアリなんだと思います。

リスク管理のための医療機関連携

自宅での運動が行えると便利な一方、何か身体に問題が起こったときにすぐ対処しづらいということが問題であると思います。そこでフィットネスのサービスと医療機関の連携が今後重要になってくると思います。

身体に問題が起こったときにはすぐに医療機関に相談ができるサービスも用意しておくと良いでしょう。全てが医者に繋がるわけではなく、理学療法士や看護師、管理栄養士など最初はコメディカルに相談をしてそこから医師による診断、治療が必要なものは医師に相談する、といった流れもいいと思います。

相談する以外にも、スマートデバイスを用いて心拍数や血圧、呼吸数などをモニターしておくことでリスク管理を行うこともできるし、逆に同じトレーニングを行ったときに心拍数があがりにくくなっているなどの状況がわかればトレーニングの効果を判定することもできるようになるんじゃないかと思います。


イメージとしてはこのような形に変化していくと思われますが、あとはここに料金とサービスの質の要素が入ってくると思います。自分の能力に合わせて世の中の変化にいち早く対応していきましょう。

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