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【10minutes チャレンジ 10日連続更新】病院セラピストに求められるスキルとは? 急性期・回復期編

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて人生幸せになる男性を
増やすべく情報発信をしている中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


前回の記事でこういう内容を書きました。


PTOTSTの専門的なスキル以外に必要な、

一人の社会人としてのスキルをざっくりご紹介しました。


で、今日はその深掘り編。

急性期、回復期の病院に勤めるセラピストのことを少し書きます。


前回、こういうスキルが必要だと書きましたね。

報連相ができること
迷ったら冒険しない
決断力
チームワークを作るための俯瞰能力


これを分けて見ていきます。


報連相ができる

これはどの業界でも同じかもしれません。

病院だと、大体スーパーバイザーが新人さんにはついて、

それが若手のうちは教育担当者という形で

暫くついてくれる、みたいな制度を取っているところが

多いのではないでしょうか。


新人さんや若手も免許を持てば、仕事としては

みんな同じことをする必要があります。

でも、どうしても仕事をしていて、

患者さんのことで悩むことがある。

仕事をどう進めていいかわからない。


そういう時に、教育担当者に相談する。

技術的な指導もしてもらえれば、様々な仕事の進め方など

事務的なことも教わる。

そうして少しずつ仕事を覚えていく。


このためには、

悩んだら相談、報告、連絡

が必須なんです。

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これができて、初めて教育担当者は動けるし力を発揮する。

もちろん、教育担当者も報連相が来ない時は、

「大丈夫かな?」と心配をして

様子を見てくれてるはずですが。

まず新人さんや若手にはこの報連相が

自分たちの力を伸ばすために必要なんです。

上司や先輩からのアドバイスをもらいながら

自分も必死にもがいて成長していきましょう。


迷ったら冒険しない&決断力

冒険をしないのと決断をするは、多分同じ話になります。

臨床では必ず、攻めなければいけない時と、

引かないといけない時が出てきます。

負荷をこれ以上かけるべきなのか、これ以上聞いていいものか。

そこの見極めが重要です。

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もちろん生活期にも必要ですが、病気や怪我をして間もない

急性期や、その回復過程である回復期には、必ず必要な力です。


強引にいっては体調の変化、或いは命に関わるかもしれない。

でも手控えてばかりだと、目標に到達しないかもしれない。

そこの線引きができるようになる必要があります。


チームワークを作るための俯瞰能力

何でもそうですが、PTOTSTもチームで仕事をするわけです。

リハビリテーション科内でも小さなチームに分けられて

仕事をする。

全体としても多職種でチームを組んで仕事する。

この時に、自分の意見、行動だけ推し進めても

良い仕事はできない、ということなんです。

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チームとしてどういう方向性で動くべきなのか。

その中で自分はどう立ち回ればいいのか。

さらに言えば、その中でどう患者さんの役に立つことを

したらいいのか。

そこを考えるためには、自分も含めた全体を

俯瞰、客観的に見れる力が必要になってきます。

この力は自分が管理職になる時にも、必ず必要になるので

新人さんや若手のうちからトレーニングしておくとよいでしょう。


今日はこんな感じです。次は生活期についてまとめますね。

(執筆:11分16秒 文字数1322) ←前回に続き10分越えた・・・反省

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