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【10minutes チャレンジ 44日連続更新】新人、若手の皆さんへ。目の前の方の不調や悩みを解決するための視点をお伝えします

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて人生幸せになる男性を
増やすべく情報発信をしている中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


セラピストの新人さん、若手の皆さんに向けた

テーマ、お話を今日は10分でまとめます。


目の前に患者さん、利用者さんが

いらっしゃいますよね。


何かしらの痛み、不調、不安、悩みが

あって、我々が対応をするわけです。


これは私の経験を少しだけ

交えていこうと思いますが、

例えば腰痛、ぎっくり腰の方が

来院されたとします。

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2年目や3年目の私は、

腰部に対する基本的なテストを

したり、患部の確認などをした後、

『腰』を診ていました。

せいぜい大腿部くらいまで、ですかね。


えっ?!

腰痛で来ているんだから

腰を診るのは普通じゃないの?


と思われる方もいるはず。


でも、実際に腰痛の原因は

腰にもあるけど、腰以外に

あることだってめっちゃ多いです。


今の私なら最初の評価として

腰部、患部を触るけど、

そこから介入するにあたって

患部を触るのは

最後のチェックの時だけです。


つま先から頭部まで。

あとは精神状態。

そこまで診る。

そして自分にできる限りの

対応、介入をする。


腰痛に関して言えば、

今のこの情報社会、

原因が腰以外にもある、

なんていうのは

あっちこっちで出ていますよね。

red flagも確認しつつ

セラピストの介入対象かどうか

見極めつつ。

なんて情報は山ほどある。

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そう、新人さん、若手の皆さん。

そして過去のオレよ。


患部だけ診るな!

患者さんの主訴だけ聞くな!


全身、つま先から頭まで診よう!

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主訴以外に隠された不安や悩み、

不定愁訴、それ以外のさり気ない

会話内容や生活習慣などの情報も

すんごい大事だそ!!

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介入する方法は

別にどんな手技だっていい。

東洋医学でもなんでもいい。

まずは患者さん、利用者さんの

『全て』を診よう。


これは何も自分で動ける人だけの

診方だけじゃなく、

寝たきり、在宅の方を担当する時でも

一緒ですからね。

寝たきりの方だから毎日どうせ

変化ないでしょ?

と思っているセラピストは

猛省した方がいいです。

強い口調ですが、その通り。

毎日、毎回、全身を診る。

何気ない変化を見逃さない。


セラピストとして大事な要素で、

成長するためにも大事な要素ですからね。

(執筆:10分ジャスト 文字数940)

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