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【10minutes チャレンジ 93日連続更新】患者さんの壁になっている自覚はあるか?!

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、
整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて
人生幸せになる男性を
増やすべく
情報発信をしている、
2児のパパこと
中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


今日は私が動作介助の勉強会で

紹介と活用している

論文を紹介します。


これです。

トイレでの立ち上がりの際、

環境によって動作に変化が

見られるというもの。


この論文で注目したいのがここ。

主観的評価では、圧迫感・立ち上がりにくさ共に60cmと70cm間、70cmと80cm間以外で有意差を認め、距離が狭くなるほど圧迫感や立ち上がりにくさの訴えが増加する傾向となった。


ここですね。

患者さんの立場からして、

前の壁が近ければ近いほど、

体幹や下腿の前傾が出にくく、

条件によっては

圧迫感や立ち上がりにくさを

感じると。


これはあくまでも

トイレ環境での

前方への壁との距離に

ついての調査ですが、

私はふと思ったんです。


動作介助する人、

セラピストや介護士、看護師の

立ち方、立ち位置によっては、

圧迫感を覚えさせたり、

立ち上がりにくさを

感じさせたり、

動作を無意識に制限させたり

しているのではないか。


セラピストは特に、

動作が上手くいかない

理由を患者さん側に


求めることが多いというか

ほとんどと言ってもいいかも

しれませんが、

本当にそうなのか?

自分たちが原因になっていないか?

そういう視点を持ちながら、

患者さんに圧迫感を与えない、

不要な感覚を覚えさせない、

患者さんの可能な範囲での自然な

正しい動作ができるように

工夫をする必要がある。

そう思います。


そういう点も私の勉強会で

伝えています。

今年はオンライン形式、ウェビナーで

動作介助の勉強会を企画します。

ぜひ、ご参加くだされば

普段意識していない

ポイントをお伝えできると思います。

(執筆:8分36秒 文字数:744)



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