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【読書メモ】ザリガニの鳴くところ①【ネタバレ注意】

今回から読書メモを書いていきたいと思います。
先日の記事のテーマを考えたものから早速取り入れることとしました。
私が今回始める読書メモは、実際に作品を読み進めながらその内容を備忘録的にまとめることと、読みながら感じたことや考えたことをまとめることを目的としたいと思います。
そのためこの記事ではネタバレがかなり含まれますのでご注意ください。

ということで始めて行こうと思うのですが、私が今回読んでいこうと思うのは、

ザリガニの鳴くところ

という小説です。
全く事前知識はありません。知っていることといえばKindleの購入画面でチラッとみた本屋大賞を取った?ことと、翻訳小説であることです。
ザリガニって鳴かないでしょ?というのがタイトルを見た時の印象でした。
それでは現在読んでいるところまでまとめていきたいと思います。

プロローグ 1969年

どこの国かはわからないある土地に湿地や沼があり、そこでチェイス・アンドリュースの死体が発見された。

短いプロローグでしたが、陰鬱な印象を受けました。
1969年ということで結構昔の時代設定ですね。第二次大戦後15年ほどというところですね。
湿地や沼という表現がありましたが、プロローグの前に地図が描かれていました。こういった小説に地図が収められているのをみると、ファンタジーを思い出しますよね。指輪物語にも地図が描かれていたように思います。

この時点ではどこの国かはわかりませんね。実在の土地なのかもわかりません。
読み進めていくとわかるのでしょうか。
またチェイス・アンドリュースという人物が出てきました。登場人物にも少し触れているページはあるのですが、このチェイス・アンドリュースという人物についての説明はありませんでした。その死因やどういった人物だったのかが不明ですね。
死体が発見されたということで、暗さを感じる舞台設定と相まってサスペンスなのかな?という印象を受けます。
ジャンルすら知らないまま読んでいます。

1.母さん 1952年

カイアは5人きょうだいの末っ子の6歳の女の子である。
この日カイアの母親が出ていった。帰ってくることがないのを悟りながらも兄が一緒に遊んでくれた。
母が出ていった原因は父からの暴力であったようだ。

1952年ということですから、プロローグよりも前の出来事のようですね。
この時代で起きたことがチェイスの死に関わっているのでしょうか。
また、主人公がカイアということなのでしょうか。まだまだわからないことだらけです。

ただ、カイアは「当時」6歳であった。という表現があることから、これよりも未来から回想していることが想像されます。
どの時点からこの1952年を思い起こしているのでしょうか。

土地の名前も出てきました。ノースカロライナということでアメリカが舞台のようですね。湿地に関する情報もあり、さまざまな事情を抱えた人たちが何世代にもわたって暮らしているようです。カイアやチェイスもなんらかの事情を抱えているのでしょうか。

最後に

現在はここまでです。
まだまだ始まったばかりですので、話が展開していくのが楽しみです。
差し当たり、少し暗めの話、ファンタジーかな?という印象を受けています。実際のところはどうなのでしょうか。


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