善人と悪人
善人と悪人、私はどちらだろうか?
善人ではないが悪人でもない。
普通の人はみんなそうなんでしょう。
善人になろうとしてはいけません。
悪人になろうとしてもいけません。
善人になろうとしてなれなかった時に自分は善人になれない人と思ってしまわないだろうか?善人になろうとしなければ善人になれない自分はいないのです。善人になろうとして、もしも善人になれたならずっと善人であり続けないといけないのです。
善人になろうと思わないで善人ならば本当の善人です。善人が何をしても善人だから善人になりたくないと思わない限り善人です。
悪人になりたいと思っている悪人は本当の悪人ではないのです。
自分らしくなりたい、個性的な人になりたいと思ってしまうと自分ではなくなってくるのです。自分は他人とは違うと気づいた時に自分らしく個性的な自分に気づくのです。
なるのではなく、なっているのです。
善人になっている自分に気づく。悪人になっている自分に気づく。
悪人の自分に気づいて善人になろうとしても手遅れです。
ではどうすれば良いのでしょうか?
わたしにはどうすれば良いかわかりません。なぜなら正解がわからないからです。善人も悪人もなっているのですから正解も不正解もないのです。
あえて言うならば気づくことが正解だと思います。
幸せに気づく。哀れを気づく、矛盾に気づく