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ざっぱ~ん

こんにちは、panです。

私が日々勉強させていただいているキングコング西野さんの
Voicyにてこんな話がありました。

雨の中でビチョビチョになってサッカーをするのがおすすめと。

これ、すっごく共感できます。

というか、共感できる出来事がたまたま今日起こりました。

たまったま、今日雨が降ってて、
仕事帰りに、傘をさして車まで歩いていました。
すると、車が水たまりに全力で突っ込んできて、
「ザッパーン」
って全身で水をかぶってしまいました。

「もうっ!」
って思ったすぐそのあとに、
なぜか、笑いがこみあげてきてしまいました。

なんで笑いがこみあげてきたのか分かりません。
帰ってきて、相当面倒だったです。
でも、かぶったその瞬間は笑いがこみあげてきてしまったんです。

もう、濡れネズミのようになってしまって、
そればっかりはどうしようもない事実で、
そこまで潔く濡れてしまったらもう、
どうでも良くなってしまうんですね。

中途半端に濡れるくらいだったら、
いっそのこと、このくらい潔い濡れ方をしちゃった方がいい。
そしてここまで来たら、笑うしかないっしょ。
という感じで笑っちゃうんですね。

昔からそう。
もう、言い訳もしようもないくらい、
ビッショビショになったり、
ドロドロの泥んこになってしまったりすると、
えーい!って、とどめを刺すべく
もう一度、さらに濡れにいったり、
泥んこになりにいったりしちゃいます。

アニメのトトロで、
さつきとめいがお父さんをバス停で待っているときに、
でっかいトトロが思い切りジャンプをして、
その振動ででっかい木の葉っぱにある水が、
一気に落ちてきて、土砂降りを通り越して、
バケツの水をひっくりかえしたように水が
傘に落ちてきて、トトロが興奮するのと同じ感じだと思います。
(たぶん、トトロも同じ気持ちなはず。)

皆さんも
残念さが行き過ぎるところまで行っちゃうと
ネガティブの方の針がピーンってポジティブな方に振り切れる
ことってないですか?

これって何ですかね?

改めて考えてみると、好奇心なのかなって思ったりします。
せっかくのスーツなので、
ちょっとでも雨の水でしみちゃうと残念になります。
でも、ちょっとしみることって、ザラにあるから
残念さがやってくる。
もうちょっと頑張れば、工夫すれば、濡れないで済んだかもしれない。

でも、ここまでザブーンってかぶっちゃうと
そんなことってザラにあることじゃないから、
こんな経験なかなかできないぞっていう感情が湧いてくるのかなって
思います。

さらに踏み込むと、
これは突如訪れた、
「非日常」
なんだと思います。
そこに興奮するんだと思います。

日常の中で起こることであれば、
「もう!😠」
で終わる。これはあくまで日常のささいな出来事だから。
だから、日常の中でのことだから、
ちょっと濡れただけで、テンション下がったりする。
でもザブーンまで行くと、一気に非日常に切り替わる。

私は
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンで
最前列に座れると、最後のザッパーンで確実に
一番濡れることができるので、テンションが上がります。
ディズニーランドのスプラッシュマウンテンは非日常以外の何物でもありませんから。
だから、濡れることが記念にもなる。


こういう事故的な残念な出来事も、
しょっちゅう起こると、これまた日常になっちゃうので、
たぶん、ネガティブな感情が芽生えてくる。
なんだ、またかよ。って。

でも、たま~に起こるから、
もちろんこうやってネタにもできるし、
何より、突如訪れた非日常の空間を経験できちゃったから、
どうせなら、これ、楽しんじゃえ。
なんなら、さらにその先の風景も見てみたい。
濡れネズミの先
を見てみたいって思う。

そんなことなのかな~って思いました。


とはいえ、クリーニングに持っていかなくちゃいけないし、
面倒なことは間違いなくて、
日常に戻ると、あの非日常ではしゃいでた自分が
信じられないって思うけど、
これは日常に、通常モードに戻ったからなんだろうな。

は~、クリーニング、面倒くせ。

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