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ママがサッカー⚽️の勉強始めた!

シンガポールに住んで10年の我が家には6歳の息子と13歳の娘がいます。6歳の息子はサッカーを始めて1年半ですが、4か所の海外遠征(サマーキャンプ)を体験して、スピードがあり上手い子たちとのミニゲームがとても刺激になったようで、目に見えて上達しました。

息子のサマーキャンプに付き添ってサマーキャンプに参加した娘もイギリスのボーディングスクールでサッカークラブに入ってこの間フォワードやって点決めたよーと嬉しそうに連絡がありました。娘は、サッカーを初めて数ヶ月ですが、スポーツ全般(特に野球)が好きなので息子の練習相手になってくれて有り難いです(親子で2v2やると盛り上がります)

私たち夫婦はシンガポールで富裕層向けの金融関係のビジネスをしていますが、子供達がサッカーが大好きになったので、夫婦ともにサッカー未経験ですが沢山の本を読んで毎日海外の試合(ラ・リーガ、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップetc..)をハイライトで見てます。

漫画が好きなので、アオアシ、ブルーロック、ジャイキリ、エリアの騎士など代表的な漫画も読みました。サッカーを取り巻く環境や選手の心の動きなど学べました。

日本のプロサッカー選手のジュニア時代の本も全部読んで、三苫選手、守田選手、長谷部選手、遠藤選手etc..日本代表選手が出した本も沢山読みました。今まさにサッカージュニア世代の息子がどれくらいサッカーのチーム練習や自主練をしたらいいのかなど参考になりました。

森保さんなど日本代表監督が出した本は選手の選び方やチームの雰囲気の作り方、戦略の立て方など勉強になりました。中学、高校で日本に戻ってプレーをする可能性もあるので日本のサッカー環境も知っておきたいです。

キンドルunlimitedで読み放題だったのでフットボール批評をあるだけ読んで、海外のチームについて勉強しました。各チームの戦略一覧もありましたが、戦略は難しくてまだよく分かりません。

日本でサッカーを習ったことがないので、日本のサッカーチームの動向や練習の仕方も気になり、ジュニアサッカークリニックも3年分読みました。

久保選手が小学1、2年生の時に所属していたパーシモンや三苫選手、田中選手が所属していたさぎぬまSCなどの有名チームの監督のコメントは流石で、一度体験してみたいなと思いましたし、Jリーグ下部の育成の話はなるほどとためになりました。埼玉県のレジスタFCの高強度のトレーニングは、最近気になっていた頭を使う練習で興味深かったです。

息子の一個上の友達から日本のサッカーチームの練習風景の動画を送ってもらったり、インスタで海外や日本のチームの練習風景を毎日のように見ていますが、日本のスクールはドリブル特化型など海外にないものも多く面白いです。

トレーニング系の本も色々と買ってみました。有名どころだとシンガポールにもあるクーバーコーチングだと思いますが、日本のスクールで体験した時はU6は練習が簡単すぎたようです(Malva schoolの方が面白かったです。クーバーはシンガポールもまだあまり強くないです。これから頑張ってほしいです)

息子は自分で練習内容を決めたい!という6歳児ですが、「1対1で勝つ! 突破のドリブルテクニック50」は気に入って、ipadでQRコード読み込んで見ながら練習してミニゲームでも使っていました。

バルセロナやポルトガルは実際にサマーキャンプで練習を見ることができたので、そこからU6-U8の海外の練習方法と日本やシンガポールの違いについてよく夫婦で話をしました。何を目的とした練習なのか?子供達が楽しんでいるのか?は大事かなと思います。

その中でもバルセロナで体験した練習は印象的で、バルセロナのU12-14チームのコーチを長年担当している日本人コーチからバルセロナの練習の仕方や考え方など色々話を聞きました。日本とは違う練習方法や時間、教え方など勉強になりました!次バルセロナに行く時も色々話をお聞きしたいです。

そこから気になってバルサのメソッドについては色々調べました。アルビレックス新潟シンガポールと提携したエコノメソッド、それの元になっている「知のサッカー」シリーズはシンガポールのコーチでもファンが多くて話を聞きます。動画がDVDでなくQRコードだったら即買ったのになと思っています。

最近面白かった本が、岡田メソッドです。「岡ちゃん」こと元日本代表の監督でFC今治でプロチームやアカデミーを作っています。

この本では、バルセロナのサッカーのカリキュラム(型)を真似しながら日本のサッカーのカリキュラム(型)を作り解説しています。カリキュラム作成に4年かかったようですが、攻撃や守備の原則などサッカーの個人戦略をまとめて知ることができ、目から鱗が落ちるような思いがした。

スペインでは、U6-7ぐらいからジュニアユースの間にサッカーの動き(個人戦略)や戦略的な部分を学ぶと聞いていて、そのエッセンスを学べたらとずっと思っていました。

ポルトガルの練習でも特徴があり、おそらくそれぞれの国でコーチが持っているサッカーの型的な練習方法があり、漠然と頭で考えていた個人戦略として何歳の頃に何を知っていなくてはいけないのかが少し分かってきた気がします。

また、漫画、アオアシに書いてありましたが、日本のジュニアユースの子たちも小学生から中学生にかけて個人戦略の練習を行うようです。日本語でそのメソッドについて学べるのはとってもいいなと思いました。少し高いですがアマゾンの評価も高く、サッカーコーチの方が読んだら良さそうです!

直近のニュースで、JFAエリートプログラムU-13でFC今治から2人も選ばれていたので岡田メソッドの育成の成果が出ているのかなと感じました。

もちろんこういった個人戦略を意識して練習内容を作っているサッカーコーチのもとで練習できたら一番いいですが、個人戦略について本で学んで、チームの試合やテレビで試合見ても勉強になると思います。

バルサのU7-U12の試合がYoutubeで見れるのでよく見ていますが(レベル感がわかります)また日本で毎年行われるU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジもここ数年見ていますが(2023年はバルサ優勝)、バルサのU12にもバルサのサッカーの型を感じます。その辺りも合わせて見て欲しいです。

余談ですがアオアシのラインを決めてロープ使って守備練する話は、この岡田メソッドの本を参考にして描いたのかなと思いました。

サッカーについて色々と調べ始めたのはここ半年ですが、日本人も小さい頃からどんどん海外のサッカーを体験してワクワクした気持ちを持ってほしいなと思います。これから海外で活躍する日本人サッカー選手はイギリス、スペイン、フランス、イタリア、ポルトガル、米国などを含め色々なリーグで増えてくると思います。

息子もバルセロナには2年連続でサマーキャンプに参加して現地の子と練習しましたが、練習の内容が考え抜かれていて同じ練習はしないし、飽きないで楽しかったと話しています。

バルセロナのサッカーキャンプを体験してシンガポールに戻ってきて、守備でのチャレンジ(寄せの速さ)、緩急を意識した仕掛けるドリブルなど目に見えて増えました。

サッカーが好きで得意な子にとっては、レベルが高い子との練習は本当に刺激になります。海外にチャレンジする日本人が増え、早いタイミングで行く子も増えてくるのではと思っています。

海外のユースからプロ昇格した選手がどこのチームから上がったのか?どこのチームのユース育成プログラムがいいのかなと常にウォッチして、日本人や日本でも同じようなことが出来ないのかなと考えています。

最後にサッカーの代理人が今年から試験が必要になり、FIFAの国際ルールや試験内容をみています。英語の試験ということもあり、日本で取得している人はまだそれほどいないかもしれないですが(試験1回目が終わってこの9月に2回目のはず)来年にはチャレンジしてみたいです。

5歳〜6歳にかけて参加したバルセロナとポルトガル(ベンフィカ、ポルト)の⚽️サマーキャンプの様子はこちらをご覧ください。

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