11月18日「実家に帰る⑤」|取り立てて特徴のない18才フリーターと、彼の日記
昨夜は実家に泊まって、今日は名駅でパスポートの申請をした。
んでまた来週、パスポートの受け取りに来なければならない。
実家に行くと何が嬉しいかって、母の旨い料理が食えることと、大きな風呂に入れることだ。しかし実家ではついつい飯を食べ過ぎてしまう。
んで夕方からは、久々に北高のバスケ部で集まってガストで飯を食った。
トモミと会うのは卒業以来だ。トモミは浪人生として本当にストイックに頑張っていた。その結果、早稲田の判定Aという力をつけている。本当にすごい。心からそう思う。
受験の結果が出た時、浪人という現実から逃げたオレにとって 今のトモミはすごく立派に見えた。
本音を言うと、トモミに会うのが怖かった。
会ったら、オレがひどく小さくて弱いモノのように思えてしまうのではという不安があった。だから、ただトモミに会うということさえも、オレには勇気が要ったのだ。
大学へ行ったやつら、浪人で頑張ってるやつらは着実に前に進んでいる。
それに比べオレは、ただ足踏みしているだけだ。
来年1月、従姉の結婚式のためにアメリカに行く。
それを、何かのキッカケにしたい。
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