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セフレに本気で恋した思い出の日々

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仕事に忙殺される時期に出会った同じ会社の1人の男の子。彼と過ごす時間は心から楽しくて1番自分らしくいられた。出会って2日でセックスから始まった私たちの関係だけど、夢中で恋をして、…
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#ノンフィクション

いつでも私の方が好きだから、私から終わらせるしかなかった 〜ナオ編 エピソード20〜

いつでも私の方が好きだから、私から終わらせるしかなかった 〜ナオ編 エピソード20〜

少し遡ること、2018年7月11日。

もう3度目、いや4度目になるのだろうか。
ナオとの別れを決意する。

別れとはつまり、もう一生
連絡を取らないこと、会わないということ。

わたしはいつも衝動的にブロックした。
それは、些細なナオの発言で爆発してしまうほどに日頃から傷ついていたからだった。
暇さえあればナオの言動を深く考え込んでは落ち込んだりモヤモヤしていた。

だけど今回はいたって冷静に決

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移りゆく心と去りゆく秋 〜ナオ編 エピソード23〜

移りゆく心と去りゆく秋 〜ナオ編 エピソード23〜

2018年9月25日(火)

この日私は、軽率にだいちをふった。
たった1ヶ月弱だったけど、
これ以上はだいちの幼稚さに付き合ってられなかったため、はっきり伝えることにした。

だいちみたいな男には
理由を有耶無耶にせずにズバッと伝えた方が傷つけることなく後腐れなくキッパリ縁が切れると分かっていたから、
この際ハッキリ言ってやった。

「傷つくかもしれんけど、ちゃんと言うね」

だいち「おう」

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あぁ、やっぱり私は猛烈に恋してる!幸せな愛しい時間 〜ナオ編 エピソード24〜

あぁ、やっぱり私は猛烈に恋してる!幸せな愛しい時間 〜ナオ編 エピソード24〜

2018年9月27日(木)

この日私は仕事を終えてタクシーで帰宅。
急いで準備し、最終電車に飛び込む。

向かう先は一つしかない。
再びナオのいる西尾へ向かった。

超絶仕事人間でタフに働きまくってるあのナオが連日の夜勤・残業続きで肺炎を拗らせたとLINEがきたのは、昨日の夜のこと。

肺炎で仕事を休んでることを知り、
これはゆっくりナオに会えるチャンスだと瞬時に思った。

仕事柄私たちはいつも

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