⭐️エッセイ: 新しいことを始める難しさ
「新しいことを始める」ということは簡単なようで簡単ではない。やってみたらわかった。
当たり前の話だが、予想できることは新しいことではない。予想できないから新しいことなのだ。
うまくいくことがわかっていることを行うことは新しいことではなく既存の繰り返しである。
新しいことは未知のことだとしっかりと理解していないと、やってみると尻込みしてしまうものだ。
「ゼロからやる」という気概は、頼れるのは自分だけといった不安がつきまとうのだ。
その不安から抜け出すために、いろんな知識を使う。その知識が少ないと不安から抜け出すことはできない。
普段からの学びはそんな時に役に立つ。
安全な場に居て「いざとなったら出来る」「何とかするさ」と言うのは簡単だ。
年齢を重ねてからの一から、または、ゼロからの再出発の不安は若い時期とは比べものにならないのではないか。
被災地の人たちの中には、状況によっては心が折れてしまった人もいるように思う。
出口の見えない心理状態は心が折れやすくなっているからだ。それを改善することは容易くない。
知識や知恵を総動員しても難しいに違いないが、それでも助けてくれるのは知識や知恵でしかない。
ぼくは新しいことを始めているが、前に進むには知識や知恵が相当要る。noteから得た知識や記事もある。
挑戦がうまくいくかどうかもわからない。もし何とか乗り越えることができれば、生涯にわたって揺るぎない自信になるに違いない。
そして、その経験は他人にも再現可能な知識になるはずだ。そう思いながらも不安の中で、この記事を書いている。
現実の中を生きることは、いろんな制限の中で生きなければならない。
やってみてどうなるかは実力か運か両方か。それは試してみないとわからないのである。