⭐️心の学び:良い人を目指そう

先日に記事にしたような「自分が」という気持ちはわからなくもないが、それを自分の信念かのように固定してしまうことは残念だ。
その心理は誰にでもある傾向でしかないことは知っておいてほしい。

「自分」を強く思うことは、生きていく上で良い手ではないと思う。
むしろ、生きにくさに向かっていくのではないかとさえ思っている。

若くて元気な時は、自分一人で生き抜けるかのように思いがちなのはわかる。誰にでもある心理だろう。

それが年齢を重ね、能力が減少していき、出来ることができなくなっても同じことがいえるだろうか。いえない。

ぼくはたくさんの人を観てきた。今も観ている。
そこからしかいえないが、年齢を重ねながら「良い人」を探し、なおかつ、自分も良い人を目指すべきだと思う。

やりにくい人や頑固者になってはいけない。すぐキレるなんてもってのほかだ。

「野垂れ死するからいい」と思うかもしれないが、現代の日本ではそれは無理だ。簡単には死ねないのだ。

そんなことに抵抗するよりも、
「人間はすべて理性あるものは同胞であること、またあらゆる人の世話をすることが人間の自然の性にかなうことである」
アウレーリウスのこの言葉を贈りたい。