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八ツ橋みくす
2020年2月6日 22:36
8月の超暑い最中、甲斐駒ヶ岳へ行ってきました。標高差2000mの黒戸尾根を登ると言うと、経験者は口々に「・・・この時期は多分暑くて死ぬ」と。確かに長い樹林帯のエリアは汗だくでしたが、「暑い」の前振りをあまりに多くいただいて、阿鼻叫喚の地獄登山をイメージしすぎていたため、それほどでもないじゃん、と思うことができました。あの時に脅しまくってくれた友人たちには感謝です。※地図の番号は以下各図の見出
2020年1月19日 22:40
2019年の夏を思い出すと、細かく登山をしなかった気がします。反対に縦走によく出かけたなーと。暑かったからでしょうか? 標高の高いお山に行けば涼しいように思えるのですが、この宝剣・空木の縦走は、下山路まで樹林帯がほとんどなくて、太陽がジリジリ。休憩中は日傘がいるんでない? と思うくらいの暑い山行でした。※地図の番号は以下各図の見出し番号です。1.千畳敷から宝剣山荘へ千畳敷まではロープ
2020年1月5日 17:17
2019年夏、北アルプスの裏銀座縦走に出かけてきました。コースは上の地図のとおり、新穂高温泉スタート→高瀬ダムゴールの3泊4日。1日10時間近く歩いてこなす、行動時間の長いハードな行程となりましたが、歩くたびに景色がどんどん変わり、北アルプス奥地の様々な山小屋を寄り歩くのは発見の連続でした。そして周囲の山にもっと行きたくなってしまうヤバい病にまんまと罹患して帰ってきたのでした・・・。※地図の
2019年11月30日 23:09
三俣蓮華岳、双六岳は、ガスガスで眺望ゼロでした。が、双六小屋に向かう一本道が、物語に出てくるような景色でカッコイイ。双六小屋の前は眺望も素晴らしく、いつまでも時間を忘れて過ごせるのですが、なんと小屋にはケーキのメニューがあって、誘惑に勝てず小屋の中でいただきました。3日目でこんなご褒美が待ってるなんて、歩いた甲斐があるというものです。お夕飯も美味しく、お部屋も快適。高い評判は本当でした。ここの
2019年11月30日 21:49
雲ノ平山荘の周囲、朝の時間は清浄な空気に満たされていました。私はデジタル漬けの仕事をしているのですが、データとインタフェースとかUXとかUIとかプロキシとかIPとかマーケティングとか(順不同)、そんなこと全部無意味だから!! この景色見てみ!!!! と暴言を吐きたくなってしまう、山奥でよくかかる病に罹患しました。というのはちょっと冗談ですが、それにしても「生活」の中には人やものを誘導したり分析した
2019年11月30日 21:31
雲ノ平山荘の周囲は見たことのない景色が広がっていました。夕方の日差し、夜の星空、遠くの山から登る朝日、どの瞬間も切り取って保存したいくらい勿体無い光と影。小屋の晩ご飯は石狩鍋!山小屋のお食事はなんでも嬉しいのですが、とても丁寧なお鍋で、体の芯から温まりました。山小屋のごはんて、人数も多いし、材料は限られるし、とても大変だと思うのですが、そんな中で「丁寧」ってすごく難しいことだと思います。でも、
2019年11月30日 21:17
2日目、まだ少し雨が残る中、太郎平小屋から薬師沢へ。景色はまったく見えないけれど、足元には露に濡れたお花がかわいらしく咲いています。ちなみに私は、山が好きだけれど、山に咲くお花の名前はまったく覚えられません。教えてもらっても右から左に抜けていくので、覚える機能が備わっていないんだと思います。でもどの花もかわいいと思います。薬師沢小屋前でちょっと休憩。『黒部源流山小屋暮らし』のあの小屋です。いつ
2019年11月30日 20:27
北アルプスに「雲の平」という場所があります。ここは「最後の秘境」と呼ばれていて、その名前のとおり、さっと行って帰ってくることはむつかしい場所です。標高の高い山に囲まれ、清浄な空気が漂う、素敵なエリアでした。このエリアを整えた伊藤正一さんの著書「黒部の山賊」という本があるのですが、そこに描かれるのは、山賊と呼ばれた仲間たちと、山奥ならではの不思議と怖さに満ちたこのあたりの当時の日常。この山行で、その