くらやみのなか。

ひとの死
直面し
キミは何を想う？

自分の病気と
向き合って
キミははじめて
人生や「死」を
まじめに考える？

TVに流れる
事件や事故
そして災害、震災

多くの人々
巻き込まれ
命を失くす

キミは夕食
目の前に
TVの中の出来事
右から左に流す

我が身に
降りかかり
襲い掛かる

病気をはじめとする
不幸なできごと
特に
逃れようのない
老化からくる
病気にはじめて
キミは人生を改める？

もしそうなら
病気はありがたい

自分自身をひとりよがりで
わがままな独裁的な考えから
引きずりおろし
反省させ生き方を
改めさせてくれる

健康的な食事すればよかった
健康的な生活すればよかった
母の云う通り
夜更かしや暴飲暴食辞めたらよかった
父が云う通り
タバコや酒を慎めばよかった
そんな風に
反省する時間は寿命の中で
とても大切なのかもしれない

ボクは通院してて
多くの方のそういった
反省を病院の待合で
長い時間
聞くことが多い

そして必ず云う
「はやく気づけばよかった」
「止めてくれるひとに
出会えなかった」

まるで目の前に
健康についての
アドバイスしていた
家族が見えないような
話をする

くらやみのなか
探し物してるひとのようだ

でんきをつけたら
いいのにね

そしていう
「少しずつ
健康に気を使います」
「ちょっとずつ地域を
歩いてみる」
「少し運動しようと思う」

多くの方が
「塵も積もれば山となる」
そんな発想だが

塵は塵でしかないって
おじいちゃまが立派なひとの
言葉を教えてくれた

塵が山になることはない
だから
自分のなかの志は
最初から
地殻変動の勢いで

「やるぞ」と決めて
自身の怠けから
脱出するしかないって

病気という神様が
あなたに
人生を教えてくれる前に

家族の愛情ある教えのうちに
行動に変えて
自身の健康と向き合うこと
それはとても大切だ

ボクのように
生まれつきの
病気や障害の方々だって

毎日病気と闘い
どう生きるかを
思案してる

自ら望んで
病気になっていった
不健康思考は
改善すべきことがらだ

何のためにって？
自身のこと
一生懸命
愛してくれるひとのため

キミのいのちは
とても大切だ