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コロナと私の日常2-94

94日目 11月20日(金)

目覚ましと彼女からの電話で起きる朝。眠すぎて眠くて、今にも閉じそうな瞳を無理やりこじ開けてゆく。朝から彼女の顔を見れたのできっといい日になる。そんな華金の始まり。

今日も電車に揺られてインターンへ向かい、高校生たちとお喋り。同僚に買ってきた福岡のお土産は秒で売り切れていて草。やっぱり食べ物美味しいよね、最高。

農林水産省の方のお話を聞く。私も農業とか林業とかをしてみたくなってくる。農家に就職することを就農っていうらしい。へえ。私も就農して農家になって田舎暮らしをしようかなと思ってしまうくらいには就職したくなくてうけるな。

無事に業務を終える午後4時半。飲食店とかのバイトと違って何がいいかって、毎日新しい人、知らない人の対応をしなくていいことだ。学校は生徒と関わって覚えていけばある程度対応の仕方がわかってくるので、慣れと経験で諸問題に対処できる。どんな生意気な奴らでもある程度いける。

でも飲食店とかアパレルとかの接客では、常連も確かにいるけれど、大半は毎日毎日新しいお客さんの対応をしなければいけない。中には気難しい人もいるし、ヘコヘコしないといけないし、それが大変で気苦労が絶えないんだよね。まあ社員になればまた違う苦労がどちらもたくさんあるとは思うので、あくまでバイト視点だけれど。

インターン先は悩みを抱えている生徒がなかなかに多い。過去のトラウマを抱えてたりとか。でも彼らに本当に寄り添えられない自分がいちばん嫌だなと思ってしまうのでやになっちゃうな。やっぱり、人生色々と悩んできた人ほど人を指導する立場にいるべきだなあと思う。よく先生とか指導者になるような人って、模範的できちんと人生を歩んできてそこそこ明るくて、という人が多い気がするけれど、私はそれがベストだとは思わない。きっとここにいる彼らのような人たちがそういう立場にいた方が寄り添えるんだよなあ、ほんとは。

でもそううまくは出来ていないのが教育現場であり、先生になりたい人は間違いなく減っているし、国は傾いているし、コロナだし、少子化だし、国の未来は暗いですね、菅さん。がんばろう日本。政治も教育も興味はあるけどそこまでやれる行動力と頭がない。誰か日本を任せたよ。なんて無責任な発言をしてみる。

そんなこんなで夜。銀座で母の誕生日祝いに美味しい高級焼肉を食べる。美味しすぎて舌が蕩けた。本当に。フォアグラが最高すぎてしんどい。美味すぎ。香り高すぎ。

お母さんと2人で写真を撮ってもらったけど、盛れなすぎて笑っちゃうな。本当は奢りたかったんだけれど、高すぎて無理だったので母は自分のお金で祝ってもらったことになる。草。出世払いで。

そんな感じで帰宅。なんだか素敵な日だった気がするのは、たぶん気のせいではない。

ああ。今日は、美味しいものを食べすぎた。

おやすみ。おはよう。

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