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Day54 千と千尋を見てきた

54日目 6月29日(月)

タイトルを変えてみた。

もはや引きこもりの日々も終わりに近づいてきたので、ただのダイアリーという名目にしていこうと思う。そんな6月の終わり。

というか、えっ、もう6月終わりなの??早くない??人生秒過ぎて本当にしんどくなっちゃうな、こんなの明日には50歳くらいになってる。たぶん。

今日は、朝からインターンをして、ランチを食べて、少しごろごろして、TOHOシネマズ日本橋という映画館で『千と千尋の神隠し』をみてきた。

というのも先日、友人が映画館で観たのを絶賛してたので、観たくなったのです。こんなチャンスないかも知れないからね、滅多に。ちなみにこの映画が公開された2001年、私は2歳でした。覚えてねえぇ

そんな感じでひとり映画、いざゆかん。コロナのため、いい感じに座席間隔をあけないとチケットが取れないようになっていて、お一人様が大歓迎されてる気持ちになる。素敵。

結論から言うと、まあまあだった。感想を書くと長くなるので以下に簡単にまとめると、

・思っていたよりも声優が下手(特に主人公の千尋)。これに関しては、ジブリ全般に物申したい。声優嫌いなのかな、はやおさん。

・湯婆婆、小さいときめちゃくちゃ怖かったなぁトラウマだったなぁと思い出した、今も怖い、顔でかい。銭婆はいい人。湯婆婆のモノマネしてた日テレのアナウンサーを思い出した。これね↓ すごい似てます。

・ねずみ化したときの坊、可愛すぎる。普通に飼いたい。

・てか、↑このネズミ坊の周りにいる奴ら、まっくろくろすけだよね???そうだよね???某映画のサツキとメイが頭によぎる。

・何よりもハク!!!ミギハヤミコハクヌシ!!!!!素晴らしい。愛ってこういうことを言うのですね、師匠。名前を思い出して、本当の自分を知る。この映画では「名前」と言うものがとても大切に描かれてます。おにぎりを食べて千尋がポロポロと泣くシーンは有名ですが、彼は本当に最初から最後まで理想の男です。自分以外の誰かを心から想うって、こう言うことなんだなあ。

・千尋はずっと自分の本当の名前を覚えていて信念を貫いたから、欲に塗れず、豚にならず、カオナシの誘いに乗らず、ハクを助けて、無事に帰れたんだなあ。

・お世話役のリンさん好き。渋々世話するけど、なんだかんだ心配してくれて助けてくれる姐御って感じ。いいわあ

・たぶん千尋は大人になって、みんなが忘れた頃に「そういえば私あの時ね…」って語り出すタイプだと思う。勝手な想像。

・あと、全然考えたことなかったけど、タイトルの「千と千尋」ってどっちも同じ人物なんだね。もう全然無意識だったし気づかなかった。ハクと千尋とかじゃなくて、千と千尋ってタイトルに入れたことにまずセンスを感じるよね。宮崎駿にとって「千」と「千尋」っていうのは別の人物として描いていたのかなあ。

さほど劇場で見ることのメリットは感じなかったけど(ごめん)、でも、改めて見るとまた違う視点からの発見があって面白かったな。

まあつまり、一貫して「愛」ですね、愛!!!最近よく出てくる、愛。平凡な女の子が、違う環境に飛び込んで、愛(ハクたち)と出会い、勇気をもって成長していく。そろそろ、愛ってなんなのか哲学的に考えたいお年頃。たぶん人間にとって一番大事なことだと思うんよね、漠然とだけど。

あと、「自分の信念を持て」って言われてる気もした。たぶんカオナシは、なんの特徴もない、食べた人を模倣して、好きな人の望まれるようなことをする反面教師的な役割。一方で千尋は、あんなに美味しそうな食べ物があっても両親とは違って絶対に食べなかったし(私なら食べちゃう)、カオナシから砂金もらえる状況でもいらないって断ってハクを助けに行ってるし、豚の中から両親を探す終盤のシーンでも、ここにはいないってハッキリ言ってる。正直、マジですごい。

わたしにはとても千尋が「どこにでもいる平凡な女の子」とは思えないけど、まあそれは置いておこう。

私たちはきっと、だれでも、千尋になれるんだ。なんていうか、そんな気がする。

おっと。すこし書き過ぎちゃったので、今日はこの辺で。

映画の後は、本を買ってスーパーに行って大量に野菜を買いました。

ああ。今日も、外に出た!

おやすみ。






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