組織に属する優秀な君へ
こんにちは。えめです。
新年度で毎日落ち着かないですね。
今回はシーズンものとして、
特に、才能を秘めているであろう
✅若者(U35くらい?)
✅ギフテッド
✅高IQ
✅組織のしわ寄せを受ける優秀さん
✅発達凸凹さん
あたりへ向けて、お手紙を書きたいと思います。
タイトル
組織に属する優秀な君へ
拝啓(背景) 葉桜の頃、手紙を書いた理由
さて、センスをあまり感じられないタイトルで、突然お手紙を差し上げて申し訳ありません。
桜もそろそろ葉っぱを見せる頃、
いかがお過ごしですか?
新年度、新たな生活には慣れましたか?
私は、いつかの開業に向けて、少しずつ準備を行っているこのごろです。
さて、開業するにあたって、すごく重要なことがあるのをご存知ですか?
ビジョン、ミッション、理念、経営指針、
などと呼ばれている、会社の方針を打ち立てるのがすごく大事な作業になるようです。
「我々(会社)は、
なぜ存在するか?」ってお話ですね。
これを最近考えているのですが、ふと、君のことが気になって、筆を取りました。
お時間良い時に、
読んでいただけますと幸いです。
そういえば、理念ってどのくらい気にしてる?
君は、仕事、あるいは学校で、どこかしら組織に属したことがあると思うんです。
そこに、「理念」ってやつが必ずあったはず。
「理念」を確認したことはありますか?
あれって、復唱させられることもあるけど、
結構みんな気にしないと思うんです。
けど、作ってみて、ヤバいことに気がついて、
君に伝えないとって思ったんです。
あれってね、
「私たちの組織はこういうことをしていくことにします」って宣言してるんです。
逆に言えば、
「私たちは所詮人間なので、なんでもできるわけじゃない。
理念に沿った活動を役割として行うことにするって言ったので、なんでもかんでもするわけじゃないんだ。
トップが手綱を引けなくなったら、そこはカオスと化するからね。
だから、チームのメンバーは、理念に沿って活動してほしい。
そして、お客さんは私たちのキャパを知って欲しい。」
って言ってるんです。
つまりどういうことか?
あなたが組織に属していて、
組織の方向性と違う「意志」を持った場合、
4つの選択肢がうまれるってことだったんです。
これを把握していない人は結構多いんじゃないかと思って、君にも聞いてみようと思って。
組織の方向性と違う「意志」を持ってしまった場合に発生する4つの選択肢
組織には役割があるじゃないですか。
たとえば、
「私たちは安心を提供します」って方針があったとします。
そんな組織で君が働いていて、
「挑戦をしていかないとだ!」って言い始めた場合。
君は、もしかしたら組織の方向性と違う意志を持ってしまったのかもしれない。
そんな時、周囲はこう思うみたいなんです。
「みんなと違う事をすると困るんだけど…」
組織の方向性っていうのは、
みんなが同じ方向の行動をすることによって
一つのアイデンティティになって、
ブレないようにするためのもの。
一つのアイデンティティの中に、
2つのぶつかる意見があると破滅へ向かう。
これは一つの法則です。
しかも、組織がブレていると、
クレームが多発することが多い。
だから、みんなはどこかでそれを学んでいて、
君を止めようとするんだと思うのです。
だけど、君はこう思うでしょう?
「間違った方向へ進んだら、それこそ破滅の道へ行くじゃないか!みんなこそ間違ってる!」
それも間違ってはいない。
みんなはあまり興味ないみたいですが…
だけど、「組織の方向性は一つ」にする。
これは大原則です。
そうすると、
誰かの方向性に所属している時、
矛盾しないように行動するには、
君の取れる行動は4つじゃないかと思います。
①みんなの方向性に従う
②職場を辞める
③起業する
④革命を起こす
君がすぐに気になるのは④番じゃないかと思います。
じゃあ革命を起こしてやる!
って思った場合。
行動を1人で起こしたら、それは革命ではなくて、不穏分子にしかならない。
先に内部でプレゼンなど行い、
方向性を変えませんか?ってみんなに納得してもらい、
上から方向性を変えますねってお達しがあって
はじめて現場で行動を起こせる。
これを注意して欲しい。
結構大変だから、
みんな早々に諦めるてるのかもしれないですね。
いづれにせよ、
一つ知っていて欲しいのは、
理念とか会社の方向性っていうのは、
社長が創業時に1人で悩み抜いて決めている。
そこに敬意を払うことができたら、
どの選択肢をとっても、きっと君は良い方向に動かしていけると思います。
多分、気づいてなかった世界だと思ったので、
手紙をしたためてみました。
君の才能や気づきが潰されないことを、
私は常に祈ってます。
これからも益々、
君に素晴らしい発展がありますように。
敬具
最後までお読みいただきありがとうございました😊