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紙か、電子か。それが問題だ!

紙の質感は好きだけど、持ち運びしやすい電子書籍も捨て難い……そう思ったことはありませんか?

両方買えば済む話ですが、できればどちか一方を選びたいですよね。決められなくて時間ばかりが過ぎ、いざ買おうと思う頃には熱が冷めてしまった……そんな経験のある方も多いと思います。

でもこの記事を読めば、もう迷うことはありません!今回は、紙に適したジャンルの特徴、電子版に適したジャンルの特徴をお伝えします。

紙の本は「もう一度読みたいページ」を探しやすい

紙の本の最大のメリットは、パラパラめくる事ができるため一度に大量の情報に目を通せるところです。そのため、お目当てのページ数を覚えていない場合など、内容を手がかりに探す時に便利。電子書籍だと、紙でいう「パラパラめくる」に当たる「スクロールバーを動かす」時に内容が見えないため、少し面倒ですよね。

そんな紙の本で揃えたいラインナップの代表は小説、そして漫画。本棚にある小説や漫画で「このシーンを読み返したい!」と、お気に入りの場面を味わい直したくなる時はありませんか?また、目当てのページを見つけるためにパラパラめくる行程で、自然とストーリーのおさらいができる点もポイントが高いです。

また、専門書も紙で揃えるのがおすすめ。なぜなら、専門書は必要な部分だけを何度も読み返すことが多いからふと「あの本では何て言ってたっけ?」と確認したくなることも多々ありますし、内容が難しいので理解不足だな、と感じたら、読んでいる途中に前のページに戻ることも珍しくないですよね。そんな時、紙ならサッとしおりを挟み、確認が終わったあともすぐに戻ってこれるところが便利です。これが電子書籍だと、ブックマークを挟んで、ページ数を入力(またはスクロール)して目当ての情報を確認し、ブックマーク一覧から探して元のページに戻る……という作業を繰り返さなくてはならないため、せっかく勉強モードになっている頭に余計な雑音を発生させかねません。

余談ですが、専門書は希少性が高いため、できるだけ手放さないことをオススメします。興味のある方は、合わせて下の記事も読んでみてくださいね。


「自分を加速させるための本」は電子書籍で

電子書籍の素敵なところは、なんといっても本のサイズが選べること。スマホでいつでも手軽に読むこともできますし、雑誌などはタブレットで全画面を表示しながら読めます。Kindleの端末を使えば、手にスッポリ収まるサイズで目にも優しく読書が楽しめますよね。

そのため、分厚い文庫本のページをめくろうとしたら、バラバラっと捲りすぎてしまった……という地味に辛い失敗をすることもありません。(こんな経験、ありませんか?)

そんな電子書籍にオススメのジャンルは、自己啓発本ビジネス書などの実用書。これらの本は自分のやる気を出すため、または読んで行動するための本なので、本棚に留めておく必要がないからです。また、この手の本は必要な時にすぐ読めることが大事ですよね。

まとめると、じっくり読み込みたい本必要な情報を何度も確認するような本は紙で、自分のエネルギーとして消化したい、サプリメントのような本は電子書籍を利用するのが私のおすすめです。

番外編〜雑誌〜

皆さんならどうしますか?実は、雑誌をどちらで購入するか、私も迷っているのです。まず雑誌を紙で読むメリットは、読みやすいということ。雑誌やカタログのようにレイアウトが凝ったものは、電子書籍だとアップしないと小さくて読みにくいため、やはり紙の方がストレスフリー。一方で、雑誌はほとんど読み返さないのに毎月のように購入するため、収納にかなりの場所を取るところが難点。読む時は紙が便利だけど、一度読んだらもう必要ない。でも、捨てるのは躊躇われる。

悩ましいところですが、今回は紙に軍配を上げたいと思います。なぜなら、紙なら切り抜いてスクラップブックを作れるから。

電子版の雑誌こそ、もう読み返さないと思いませんか?1冊の中で、お気に入りの記事は大体数ページ。私なら、それを見たいという欲望と、面倒臭いという気持ちを天秤にかけたら後者が勝ちます。でも、それをスクラップしてしまえば、お気に入りだけが集まった魔法の本のできあがり!見直す手間も減りますし、どのページを開いても好きが詰まった本は見るだけでワクワクするでしょう。

実は、スクラップブックにはこれ以外にもたくさんのメリットがあるんです。それはまたいずれ、別の記事でご紹介したいと思います。

紙の本か、電子書籍か。現代は選択肢が増えたからこそ、迷うことも多くなりましたよね。せっかくツールが増えたのだから、賢く利用して快適な読書ライフを手に入れましょう!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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