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何度でも立ち上がり前を向くために

人生は辛いことの連続である。

それは年を重ねるたびに
また、抱えるものが増えるたびに増していくような気がする。

それでも確かに楽しいことは身近に溢れている
だからこそ、周囲は「悲観的になる必要はない」と声をかけるだろう

それでも、頭の中でそうと分かっていたとしても、自身の心持次第でどうしようもなくなる時が来てしまう。


そんな、本当にダメになってしまった貴方と未来の私のために書いた記事です。よろしければ読んで下さると幸いです。


どうして自分ばかりこうなるのだ

そう嘆き悲しんだ経験はありませんか?

周りの人は楽しそうで、キラキラしていて
それなのになぜ自分だけ

職場の彼らは楽そうなのに何故自分だけ
他の人はあんなに簡単にこなすのに、何故、、

心は悲しみに溺れやすい性質がある

私はそんな気がしています。

何となく泣きたくなる日
何となく感動して悲しくなる映画が見たくなるとき

悲しみながら心が癒されていくのを感じるのです。

「悲劇のヒロイン」というやつでしょうか
自分ばかり大変だという沼にハマると人は簡単には抜け出せません。

だからこそ大切なのです。

高い志と「悲劇のヒロイン」に憧れない強い心が



前を向くための志と理想像

人は悲しみに快楽を感じたら終わり
私個人そう思います。

それは自分を守るために必要な心の防衛反応なのかもしれない。
しかし、それが発動してしまってはおしまいなのです。

だからこそ、

「悲劇のヒロイン」なんかくそったれだ

大袈裟に言えばこんな心持ちでいいと私は思います。


「辛いことがあると偉いのか!辛抱してれば偉いのか!俺なら辛くないようにするけどな」 

『十二国記』「風の万里黎明の空」(アニメ第29話)より

己の不幸を訴え同情を誘おうとした登場人物に他の人物が放った一言で、私が大好きな、辛く正しい台詞です。

正しいことは大体辛くて苦しいのです。

鉄が何もしなければ勝手に錆びていくように
人間も逃げに徹し怠惰に過ごせば錆びて輝きを失っていきます。

だからこそ、自分が憧れる人間像を描き時に修正しながら前を向き続けることが何よりも重要なのです。

そうすれば生暖かい悲しみの沼に全身が浸かることは無いでしょう。


何度でも立ち上がるための思考法

心のあり方、目指す理想像が分かれば残りは方法論です。

今目の前にある困難や悲しみ

どう抜け出しますか?

まず、命の危機を感じた場合は逃げて下さい。
自殺こそ最大の悲劇です。
自分が辛くならないように逃げることは決して悪いことではありません。
むしろ勇敢と言えます。

後からも説明しますが、上記に当てはまる方は今すぐ逃げて少し休憩してください。そうすれば必ず強く優しい人間になって帰ってこれるでしょう。



さて、目の前の困難に対し

「正直しんどい、もうどうでもいいかもな、、」
「もう少し踏ん張りたいけど、もうダメかもしれない」

そんな瀬戸際に立つ貴方の視界をすこし広げてみましょう。


突然ですが、筋トレのメカニズムはご存知でしょうか?

筋肉を酷使することで、金繊維を疲弊・断裂させ
筋肉を休息させることで、金繊維を回復・増強させる

簡単に言えばこれが筋トレにより以前より筋力が鍛えられる仕組みです。

負荷をかけ、休息させ、成長する

そして、この考え方はメンタルトレーニングや人間力、社会人力の鍛え方にも通ずる。

これが私の主張です。


ここで大事なことが二点あります。

➀休息なしに成長はあり得ないこと
負荷を乗り越えた先には成長が待っていること


➀適度に休んで下さい

時々自分を追い込み過ぎて精神を崩してしまう方がいらっしゃいます。

追い込んでいくうちに休む自分を許せなくなっていくのでしょう。

しかし、前章で申し上げたように「目標・理想」を見失ってはいけません。

努力している自分に酔いしれるのでは無くあくまで将来像を追い求め、成長のための休憩を計画的に取り入れて下さい。

筋トレも鍛えた個所は2-3日休ませるのが鉄則なのと同じです。


➁「なぜ自分だけ」と落ち込む前に

自分ばかり辛い目にあう

そんな心の声をこの章で言い換えるのであれば、
自分だけが「成長の機会に恵まれている」とも捉えられます。


「いつかみていろよ、、」
「君たちが楽している間に自分はもっと上に、、」

そんな不屈の精神さえ身に付けることができればもう大丈夫
貴方は困難や悲しみから何度でも立ち上がることができるでしょう。



最後に

困難が人を成長させるのはイメージし易い気がします。

では悲しみは人をどう成長させるのでしょうか?

よく私がnoteに書く、大好きな台詞を置いておきます。

辛いことを知っている人間のほうが、それだけ人に優しくできる。 それは弱さとは違うからな。

『新世紀エヴァンゲリオン』 より


では、未来の私と皆さんが何度でも立ち上がり前を向き続けることを願って……。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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