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『ワンダフル・アグリカルチャー!』 制作企画始動!
現在、出版に向けたクラウドファンディング実施中です!!
期間は2024年6月9日〜8月30日です。
ぜひ、ご一読いただけますと幸いです。(クラウドファンディングページはこちら)。
クラウドファンディング開始を記念して、製作委員会メンバーによる対談イベントを、6月11日(火)|19:30よりInstagramライブにて開催します!
ぜぜひご覧ください!(アーカイブも残ります!)
ライブ会場:フードセンターイワセInstagramアカウント
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2022年秋。和歌山に住む農家好き、食べ物好きな人たちが集まって、一つの企みが始まりました。
名付けて「ワンダフル・アグリカルチャー!」 制作企画。
フードセンターイワセ、ozzkitchen代表の石井佳奈が綴る、農と食をめぐる取材エッセイとレシピを詰め合わせた、本の出版企画です。
2023年の4月から取材・執筆を始め、現在は鋭意制作中。本書の企画内容と本執筆への想いをご紹介します。
企画概要
タイトル:「ワンダフル・アグリカルチャー!」
形態:書籍/B5サイズ、150~200pほど
内容:エッセイ+フォト+レシピ
出版時期:2024年10月(予定)
著者:石井佳奈(ozzkitchen、フードセンターイワセ代表)
写真:丸山由起(写真家、紀南フィルム代表)
企画・編集:岩倉昂史・池山草馬(株式会社ヒトノハ)
この本では、和歌山のこだわりの食材や、それらを育てる農家さん、そして農のある暮らしの魅力を描き出します。
著者は、和歌山市岩橋に移住し、地域の食材を使ったケータリングやローカルスーパー「フードセンターイワセ」を通じて、地元の農家さんとの付き合いを続けてきた石井佳奈。
本書の執筆にあたっては、一年をかけてお世話になってきた農家さんを訪問し、農業への想いや、こだわりの道具、土地とのつながりなどを取材。料理人、ローカルスーパーの経営者ならではの視点で、さまざまな農ある暮らしを描いていきます。
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本書は、1月、2月…と各月に対応した、全12章の構成になっています。
各章ごとにその月にちなんだエッセイ、農家さん・野菜の紹介、そしてレシピという関連する三つの内容を集めた、農ある暮らしのアルバムをイメージしました。
エッセイやレシピだけまとめて読むも良し。
頭から通して全部読むも良し。
気になった章から開いて読み始めるも良し。
思い思いに楽しんでいただけるよう、考えました。
『ワンダフル・アグリカルチャー』構成
① ケータリングとローカルスーパーの経営を通じて、地元の農家さんや食材と向き合う日々や、現在の形に至るまでの経緯等を綴ったエッセイ。
② 和歌山で出会った個性豊かな農家さんたちと、そこで育てられている野菜たちの魅力を伝える文章と写真。
③ その食材を使った、素材の味を存分に活かしたオリジナルレシピ集。また、素材や、それを活かす地元の調味料についての紹介。
エッセイに加えて、食材や作り手の写真、そしてレシピを本の中に盛り込むことで、ただ知るだけでなく、読んだ人が地元の食材を使った料理をつくりたくなるような本を目指しています。
ご紹介するのは、凝った料理でも、肩ひじの張った料理でもなく、日々の生活の中で手軽にできて、旬の食材の味を楽しむことのできるレシピ。紹介した農家さんと野菜に合わせた、オリジナルのレシピです。
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シンプルだが、玉ねぎの甘味が口の中に広がる。
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みずみずしいさやえんどうの甘みとご飯の美味しさが引き立て合う。
本書の写真は、那智勝浦町出身の気鋭の写真家である丸山由起さん(丸山さんのInstagramはこちら)に取材に同行していただき、1年かけて現場に通いながら撮影していただきます。
農業や食に関わる人、食材、土地の魅力的な写真を本に掲載することで、誰にもわかりやすく視覚的にも楽しむことのできる本に仕上げていきます。
和歌山や近隣地域の人たちに、地域の食材の魅力を知ってもらうこと。
全国の人たちに、地元の食材を知りそれを食べて生きることの楽しさを知ってもらうこと。
そして読んでくれた全ての方に、私たちの生活と深く関わる農の世界をより身近に感じてもらうこと。
それが私たちの願いです。
出版とクラウドファンディング
本書は大手出版社などを介さず、気心知れた仲間たちの手で、一から制作しています。そのため、制作に当たっては印刷費などの制作費を集めるため、クラウドファンディングやイベントを行う予定です。
クラウドファンディングは、2024年の6月から行う予定です。続報は、フードセンターイワセ、ozzkitchenのInstagram等でお伝えいたしますので、ご確認、お忘れなく!
※〈フードセンターイワセ〉Instagramはこちら
※〈ozzkitchen〉Instagramはこちら
農ある暮らしから見えること
本の企画が始まり、月に一度、農家さんのもとを取材で訪れるようになってから少しずつわかってきたことがあります。それは、農の営みは、土地の環境を守り続ける営みでもある、ということです。
農家さんたちは、ただ野菜をつくるだけじゃなく、その土地を守り、耕し続けています。だから、農業に携わる人がいなくなるということは、ただ、食料自給率が下がるというだけのことではないのです。
食を支え、土地を守る。そんな大切な仕事を日々行っているにも関わらず、人前に出る時、たいていの農家さんはシャイに見えます。農家さん同士で集まると、いつまでも農業の話が続いているのに……。
だからこそ、食べ物も、そしてそれをとりまく土地の風景も「誰かが作っている」のだということをもっと伝えていきたい。この本が、そのための一助になることを願っています。
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