納得できない
麺類の分類はわけがわからない。
ラーメンとうどんはまだ納得できるのだが、問題は「そば」だ。
これが正真正銘ホンモノの「そば」である。
しかし、「中華」が付くと途端にラーメンの兄弟みたいな顔をする。
そう、「中華そば」である。日本の「そば」が中国大陸に渡ってアレンジされたのだろうか。いや、アレンジしすぎだ。もはや「そば」の面影はない。
「まあ……しばらく見ない間にこんなに大きくなって……!」どころの騒ぎじゃない、親戚におじちゃんもびっくりの変わりようである。
……とすると全く別の食べ物なんだろうか。
じゃあこいつは何なのか。
「焼きそば」?「そば」焼いてないだろ。
騙されないぞ!僕は見たことあるぞ焼く前の「焼きそば」を!どう見たって「そば」じゃないだろう!だって麺が黄色じゃないか!
もっとひどいのはこいつだ。
そばバラエティ集団のラスボス「カップ焼きそば」である。
麺自体が「そば」じゃないのはもちろんのこととして、こいつのひどいところは調理法である。
お気づきだろうか?”焼かない”のである。
「焼きそば」なのに「そば」じゃないし焼かないだと……!?いよいよ頭がおかしくなりそうだ。
そばではない黄色の麺を茹でてつくるものを「カップ焼きそば」としてこのまま世の中に野放しにしておいて良いのだろうか、いや良くない。
みなの者!!出会え出会え~!
「そば」のふりをした侵入者がいたらすぐに捕まえるんだ!
気をつけろ!奴らは「そば」の変装をして狙ってくる!
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