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プロダクトデザイナーとしてサイボウズに転職しました

2023年3月、kintoneのプロダクトデザイナーとしてサイボウズに転職しました。入社して半年経ちました。

私は愉快なジョブホッパーとして活躍していたので、サイボウズで5社目になります。それまでは制作会社などの受託制作がメインだったので、初めての事業会社です。
今回は初めての事業会社転職の感想も含めて、サイボウズの転職エントリーを書きます。


プロダクトデザイナーについて

なにをやってるの?

サイボウズでは、kintoneの新機能開発やデザイン改善に取り組んでいます。
サイボウズにはkintone以外にも、GaroonやサイボウズOffice、メールワイズなどのサービスがあります。それぞれにデザイナーがおり、私はkintone専任のデザイナーです。

受託制作と事業会社とのギャップと同じところ

受託制作のときは、様々な案件を掛け持ち、案件もツールも反復横跳びするように、効率的・スピード感を意識して進めていました。
前職では、受託制作と自社開発もあったので、デザインシステムなど、案件関係なく基盤を整える取り組みなどもしていましたが、基本的には表層部分を担当していました。

サイボウズでは、kintone開発のみに集中して関わるようになりました。
kintoneでは、プロダクトのより深い機能面の検討や、歴史あるサービスなのでこれまでの歴史の理解、その他既存デザインを変更することで生じるユーザーへの影響などに注意を払ったデザイン検討が必要です。
広く浅く効率的に行い基盤をつくる受託制作から、より深く機能を検討するようになったので、自分のUI知識やアクセシビリティの考慮やコーディング周りの知識不足に悩まされています。

最新のCSS知識をチェックしないと「これまでできなかったが、現在は叶うUI」「なぜ前回の提案では求めていたことができなかったのか」が理解できず、提案内容も薄くなってしまいます。
意識することにギャップは感じていますが、最新の技術トレンドのチェックを欠かせないところは同じでした。

kintone Design Teamについて

kintone Design Teamは、デザイナーだけではなく、「デザイン」に関わるすべての人でよい体験をつくる!

kintone Design Teamは、「デザイン」に関わるすべての人で良い体験になるようにしていくため、デザイナーだけでなく、デザインテクノロジスト、日本語ライター、ローカライズ、ユーザーリサーチャーが所属しています。
いろいろな職能の方がいることで、レビューではライターさん、アクセシビリティ専門家(デザインテクノロジスト)からレビューをもらい、デザイナー職能ではカバーしきれなかった部分を考慮することができています。
個人では不足している部分をチームで補うことができています。

デザインテクノロジストとは?

デザインテクノロジストは、デザイナーとエンジニアの架け橋をする職能です。わかりやすいところだと、デザインシステムもつくっています。
詳しい説明は以下の記事をご確認ください。

kintone Design Teamとは

kintone Design Teamについて詳しくは以下記事をご確認ください。

サイボウズで働いてみて

面接やオファー面談から半年働いてみてギャップはありませんでした。
なので良いところしか列挙できませんが、サイボウズを検討されている方のなにかしら刺さると嬉しいです。

アクセシビリティを全社でやっていきでビックリした

入社前からアクセシビリティイベントによく出ているな、オフィス内もアクセシビリティ意識している会社だな〜という印象でした。
実際入社してみて、分報に当たり前のようにアクセシビリティの話題が出てきて、デザイナーだけでなく、エンジニアやPM、人事の方など全社的にアクセシビリティを当たり前に意識していたことに驚きました。

MTGが連続で開催されないのが嬉しい

MTGの間に5分休憩があってお手洗いや飲み物の準備ができます(これ本当に大好きで面接時から大好きって言い続けてます)。
14:00〜開始なのか、14:05〜開始なのか、MTGによるので注意が必要ですが、休憩なしに連続で開催されて移動に忙しくするよりずっと楽です。
こういう細やかな部分にもチームを想う気持ちがあって好きです。

本名を使わなくて良いので楽

私は会社で戸籍に記載されている表示名(漢字表記)で働いていません。
表示名を選択できる以前は、本名で働く不都合は「耐えなくてはいけないもの」でしたが、サイボウズに入って不都合に耐えなくてよくなり、とても楽な気持ちで働けています。
私にとっての「不都合」は、漢字が難しいために一発で読んでもらえない、漢字を間違えられて呼ばれていることに気がつけない、そもそも漢字が厳つくてかわいくないレベルです。
ですが、表示名を選択できることで、戸籍に記載されている名前とパーソナリティが一致しない方など、多くの方が楽になるのではと思います。
そういうところも各々に選択権をもたせて尊重してくれるサイボウズが好きです。

まとめ

ユーザーを理解し、kintoneを使っている組織にもっともっと革命を起こせるように、チームワークあふれる社会の一助になれるように、デザイナーとして貢献できることを探り続けていきたいです。
まだまだ慣れるためにアップアップしていますが、少しずつ頑張っていきます。改めて、よろしくお願いします!!!

最後まで読んでくださってありがとうございました♡

\仲間を大募集中だよ!ぜひ見てね!/


サムネイルについて

友人が描いてくれました。すごいクオリティすぎてテキスト入れないでイラストだけで勝負をかけました。よろしくお願いします。

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