今年一番に春を告げてくれたお花
七十二候では、今日から水泉動。
凍っていた泉が溶け出す頃だそうです。
もうすぐ、また新しい季節がやって来ますね！
そうそう、先日小さな旅をして来ました。
春まだ遠い、信濃路へ。
3000m級の山々が連なる中央アルプスと南アルプスは白い雪を被り、何とも神々しく輝いていました。
アスファルトの道は凍ってツルツル。
溶け始めた日向の薄氷をパリンパリンと踏みながら歩くと、だんだんわくわくしてきました。
空気はどこまでも澄んでいます。
今日は、畦道で出会った仏の座。
小さいけれど、赤紫色がとっても鮮やかで力強い。
今年、一番に春を告げてくれたお花です。
仏の座は、秋に芽吹き、春に花を咲かせます。
わたしたちと一緒に冬を越えてきたんですね。
名前の由来は、文字通り、葉っぱが仏様の台座に似ているからだそうです。
王座は奪い合い、上座は譲り合うのが人間。
蓮の台に乗れるのは、菩薩と如来と一部の明王様だけなので、このお花にも小さな仏様がいらっしゃるのかもしれません。
春が来る準備、できていますか？
楽しみを自分に。
では、またね。
ごきげんよう！
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