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うつ病の長い戦い

私の妻は長年うつ病です。

若いころは、ある飲食店の店長を任されるくらい働いていたのですが、

不妊治療を経ても子供が生まれず
(本人自身は、生まれなくて良かったとホッとしている)

引っ越しを機にうつ病を発症し

元気に動ける日と寝込む日を繰り返してきています。

女性特有のPMDDも有しています。男女不平等ですね。

最近はよく

「生きてていいの?」

妻のセリフ

と私に聞きます。

この真意は

「みんな最初は『そのままでいいんだよ』と綺麗ごとを言うが、そのうち

『働かざる者食うべからずだよ。だから社会復帰してね』と本音を漏らす。

私のような非生産的な人は、この世にはいらない、ということだ。

そんな私に生きる意味はない。」

という意味です。

それに対して私は

「生きてていいよ。そのままでいいよ」

私のセリフ

と返事します。この真意は

「世間は、『働かざる者食うべからず』と、もっともらしい理由を盾に、あらゆる罪を押し付けてくるフレネミー(味方を装う敵)だ。

小学生の頃から「将来の夢はなに?」と、なりたい職業を問い、

『働かざる者食うべからず』を早期教育する世間。

話し合いで分かり合えるならそれが一番いいが、現実は残酷だ。

私は戦う。」

という意味です。


精神疾患の理解が進んだ社会になればいいなと願っています。