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教師・研究者の交流

今回は知識基盤社会における教師・研究者の交流についてのお話です。日本の教育が転換期にあり、かつ危機的ともいえる状況にある中で、私たちはそれぞれ理論知であれ、実践知であれ、さまざまな知識を身につけていく必要があります。

現実にはひとりの教師が専門書を読んだりしながら専門的知見を自力で身につけるには限界があります。しかしその限界以上の知識を駆使しなければ目の前の問題を解決することができないのも確かです。そこで、教育や研究に携わる人たちが、それぞれ身につけている知識を共有していくことでこの限界を乗り越えることができないだろうかと思うのです

教育に必要なさまざまな理論を研究している研究者がいらっしゃいます。教師の中には各教科に関する知識を持つ先生がいらっしゃいます。ピアラーニングやグループワークなどを通した協同学習に造詣が深かったり実戦経験が豊富な先生もいらっしゃいます。学級経営に必要な専門的知見を熟知している先生もいらっしゃいます。特別支援教育に強い先生もいらっしゃいます。そうした研究者・教師がオンライン・オフラインで交流し、教育実践に必要なさまざまな知を共有していけたらいいと考えております。

私のnoteやブログ、そしてYouTubeは、この目的のために、私にできる範囲で運営しているものです。純粋に学習者向けに仕掛けていくだけではなく、広義での「同業者」にも発信していくことも意識しています。twitterは特にその傾向が強いと思っています。多くの方がそれぞれの持ち味を活かして情報発信をするようになるだけでも、教育が少しずつ、よりよい方向に動いていけばいいと願っております。

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