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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m… もっと読む
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す… もっと詳しく
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2020年9月の記事一覧

キャプテンさかまきの9月のラジオ放送後記

前回の記事から早いもので1ヶ月。今月も放送後記がやってきました。思えば8月が始まるとともに猛烈な暑さがやって来て、9月になった途端に秋の気配と、月毎に律儀に季節が変わっていたように感じます。ラジオを改めて聞き返してみると、今月初めはまだ「夏にやり残したこと」なんてテーマで話していたりして、時間の流れを感じますね。 スポーツ界に目を向ければ、9月中旬に入場者数の緩和が発表されました。声を出しての応援など、まだまだこれまで通りとはいきませんが、徐々にスポーツのある日常が戻ってき

2019年のラグビーワールドカップとは何だったのか?<2/2>〜「2020年」からの照射

 先日お辞めになった内閣総理大臣は、良くも悪くもさまざまな「遺産」をわれわれ国民に残してくれた。そのうち最もインパクトがあり、最も長く語り継がれそうなものが、2020年の東京五輪と、そのメインスタジアムとなる新国立競技場である。このうち後者については、当初は2019年のラグビーワールドカップ(以下、RWC)のメイン会場として、開幕戦と決勝戦が行われることが予定されていた。しかし2015年7月17日、時の総理大臣が「白紙撤回」を発表。決勝の舞台は、横浜国際総合競技場に変更された

サッカー旅の復活とタクシー業界裏話(おまけ)

ついにきたきた!春が来た!! 9月19日から収容率の30%、そして25日からは50%を開放しても良いと言うことになり、朗報。朗報!! アウェー席の設置が可能に!! これにより、FC東京サポがFC東京ホームの味の素スタジアム以外にも行くことが可能になった。 これで、10月くらいからを目処にサッカー旅の記事を作ることが出来る!! もちろん、アルウィンや夢スタなど収容人数が少ないスタジアムの場合は難しいことだろう。アルウィンなんか入れる気がしない。一方で、「無駄に」収容人

『フットボールネーション』の感想をみんなで書いてみた!【OWLオムニバス】

OWL magazineのオムニバス記事企画です! この企画では、普段OWL magazineに寄稿しているメンバーだけでなく、読者を中心としたコミュニティOWL's Forestのメンバーにも書いてもらっています。 OWL's Forestでは、オムニバス記事への参加以外にもメンバー間の交流や、ラジオ番組の作成など様々な活動を行っています。 是非、一緒に悪だくみをしましょう! 興味を持たれた方は、下のページと記事をクリック! さて、前回は「サッカーと音楽」というテ

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トラブル続きの仰天トラベル。「やっぱJリーグ最高やな」【スポーツ報知 岡島智哉記者 インタビュー後編】

先週OWL magazineから公開された、スポーツ報知 岡島智哉記者のインタビュー前編は、皆さん楽しんで頂けたでしょうか?読者の皆さんからの「岡島記者は、おじさんじゃなかった」という反応を見るたびに「しめしめ、やったぜ!」という気持ちでいっぱいでした。 今回は、皆さんお待ちかねのインタビュー後編になります。岡島記者が世界中を旅しながら、様々な国のフットボール事情を目の当たりにした結論はいかに?事前にTwitterで募集させて頂いたサポーターの皆さんからの質問にも答えて頂いて

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OWL magazineのメディア論 人材募集中!!

今週はタクシーの仕事がお休みなので、OWL magazineのお仕事とタクシー本の執筆に集中しようと思っている。 タクシー本の大方を今週中に形作るのが最大の大仕事で、それに加えてOWL magazineの記事(この記事と来週月曜日の旅記事)と3記事か4記事にに編集を入れないといけない。あとラジオも出て欲しいという依頼があったので、それを出るのと……。あとなんだ。必要な人は声がけしてくれることだろう。 タクシーの仕事は有休取得でお休みとしたのだが、全体としてはうまく回るよう

2019年のラグビーワールドカップとは何だったのか?<1/2>〜「2002年」からの照射

 コロナ、コロナで右往左往しているうちに、9月も半ばになろうとしている。そういえば去年の今ごろ、自分は何をやっていたのだろう。  去年の日記を読み返すと、9月10日にヤンゴンにてミャンマー代表対日本代表のワールドカップ・アジア2次予選を取材。12日に帰国して、14日から福島県のいわき市へ、翌15日には岩手県の釜石市を訪れている。いわきではラグビーサモア代表の合宿を、釜石では釜石鵜住居復興スタジアムをそれぞれ取材。いずれも、ラグビーワールドカップ(以下、RWC)開幕に向けた企

その寸評、中毒性アリ。【スポーツ報知 岡島智哉記者 インタビュー前編】

DF安西幸輝【6・5】過酷な週2試合のフル稼働が続くが、「同情するならパスをくれ」と言わんばかりにサイドを疾走 (引用 : https://hochi.news/articles/20190513-OHT1T50053.html) 「今まで書いた採点&寸評の中で1番お気に入りのものを選んでもらえますか?」と尋ねると、「2019年5月12日のアウェイ神戸戦の安西幸輝選手かな?」の返答。その後に「この試合の採点&寸評すごいな……。中々ぶっ飛んでいて、だいぶテンション高めです……

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2014年ブラジル、サポーターとして死んだ時の話をさせて欲しい。【ブラジルW杯サポーター戦記①】

サポーターが他のサポーターを非難する。あんなのサポーターじゃねぇよ!!本当のサポーターってのはよ!真のサポーターってのは!!! ……。 ……。 ……。 真のサポーターとは何だ? サポーターとは何かという問いには強い興味を持っていた。「サポーターって何だろうか?」そんな疑問からぼくの旅は始まったからだ。 うっかり訪れた旧国立競技場での一件から、紆余曲折あって、ぼくはFC東京のサポーターになった。今思うと浦和か鹿島のサポーターになっていても面白かったかなという気はする

「友達以上、恋人未満」のJクラブ ひとりの浦和サポによる考察

我々ファン・サポーターには、愛するクラブがあります。僕の場合は言うまでもなく、浦和レッズ。付き合いも長くなってくると、落胆したり、不満を覚えることも一度や二度ではないですが、そこも含めて、一途さは変わりません。恋人のようなものです。 応援するクラブが恋人だとしたら、では他のJリーグクラブは何なのでしょうか。 同じ国の、同じプロスポーツなので、ひとまずクラスメイトだと考えてみましょう。Jリーグのクラブ数は、1クラス分くらいなのでちょうど良いですね。 もちろん、たまたま同じ

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9月のOWL magazine、ガンガン行きますよ!!

OWL magazine読者の皆様、残暑お見舞い申し上げます。 残暑というのは、何十年か前の常識においては、8月の中盤から後半を指す言葉のようで、9月は「秋」に入っています。 旧暦においては1〜3月が春、4〜6月が夏、7〜9月が秋、10〜12月が冬です。だから、1月の正月(旧正月)は新春というわけですね。 新暦においては、3〜5月が春、6〜8月が夏、9〜11月が秋、12〜2月が冬です。ただ、現代日本においては6〜9月は夏ですね。今の所、秋と冬の長さに変化があったようには