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J2サポーターがJ1優勝クラブのサポーターになった日

 31歳にして初めて自力でアウェイ遠征に行ってから、1ヶ月が経った。

 ふと私は思い立ってLINE画面を開き、2019年にひょんなことから知り合った川崎フロンターレのサポーターさんに連絡を取った。
 実は2020年2月に「等々力(J1川崎フロンターレの本拠地)に行きます!」と宣言し、フロンターレの応援に行く予定を立てていたのだ。
 しかし新型コロナウイルスの蔓延により、その試合日からリーグ戦は中断してしまう。
 大宮の地で、初めての自力アウェイ旅が成功して自信がつき「あの時の約束を、今こそ果たす時だ!」と、私の中のリトルリセルが叫んだ。

 推しクラブであるヴァンフォーレ甲府と関係のない試合を観に行くのは、今回が初めて。
 そして等々力に行くのも、一人で宿泊遠征をするのも今回が初めてである。

 32歳、初めてづくしのフロンターレ旅をここに記す。

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武蔵小杉の駅前でフロンターレを叫ぶ

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