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台風過ぎたら弾丸で、天龍プロジェクト。

8月6日。

僕は東京遠征から淡路島に高速バスで帰っている途中だった。
SNSを見て、激震が走る。

鈴木秀樹選手と諏訪魔選手の遭遇。

2014年以来の遭遇(だと思う)

観たい!
そして、椎葉おうじ選手のタッグタイトル戦もある。

行きたい!

だが、もう8月のシフトはとっくに決まっている。
世間ではお盆休み。
新幹線は混んでるだろう。
16日は明けからの休みだが、17日は夕方からミーティング。
次の日は24時間勤務だ。
ミーティングは絶対に出なきゃいけない。
お仕事第一。
どうあがいても無理だ。
配信で楽しもう。
そう思った。
だが、鈴木秀樹選手と椎葉選手の応援がしたい。

観たい!
椎葉選手にも気持ちを伝えたい。
天龍プロジェクトが観たい!
そうこうしている間に台風だ。
15日は台風直撃。
やっぱり無理だ。
諦めようとした。
その時。

そうだ、そうなんだよ!
天龍プロジェクトだから産まれた試合。
鈴木秀樹選手と諏訪魔選手の遭遇。
これで終わりかもしれない。
始まりが観たい!
新木場でだからこそ、観たい。
そして、鈴木秀樹選手の8月の試合ってこの大会のみだった。
だからこそ『意味』がある。
だからこそ『価値』がある。

鈴木秀樹選手には『借り』がある。
そんな事以上に観たいんだ。
動く事にした。
迷わずいけよ!だ。
15日は新幹線も止まってる。
明石海峡大橋も止まってる。
鳴門大橋も止まってる。
完全に孤立した淡路島。
すべては16日。
大会当日に賭ける。
朝になった。
5時に起床。
明石海峡大橋は通ってる。
チケット手配。
新幹線の運行は大丈夫との事。

淡路島から新神戸に朝イチの高速バスで。
新神戸から東京に。
何とか新幹線に乗れた。

いっぱいだ。
やはりお盆休みなのだ。
が、静岡で大雨の為に新大阪で新幹線ストップ!

なんてことだ!
台風去ったから安心していた!

試合は夜からだから、それまでに間に合ってくれ!
逆をいえば、朝イチで出発していて良かったかも。
どうしようもない。
気分転換にお弁当を食べる事に。

モグモグ

時間だけが過ぎていく。
まだか。
まだか。
間に合ってくれ。
試合観れたら良いんだ。
鈴木秀樹選手、椎葉選手の試合観たいんだ。
応援したいんだ。
新大阪駅で乗られた年配のご夫婦がいて、僕の隣におじいさんが乗られた。
大きい荷物だったので僕が荷物を上に乗せてあげた。
「ありがとうございます、どこまで行かれるんですか?」
「東京までプロレス観に行くんです」
「そうですか、私の頃は力道山でねぇ」
「そうなんですね、でも間に合うかどうかで・・・」
「大丈夫です、貴方の想いがあれば必ず間に合います」って言ってくださって。
それで救われた。
沢山の方からも「大丈夫?」と連絡がくる。
本当に支えられている。
嬉しかった。
だが、新大阪駅・京都駅で約6時間以上新幹線の中で缶詰。
15時前になる。
(もうダメだ)と諦めた時。
動いた!新幹線が動いた!
クララが立った!(違)
それだけの感動!
おじいさん・おばあさんと喜び合う。
行けー!
間に合ってくれー!
だが、名古屋駅前でまた止まる!
ホームに乗客が混雑しているらしい。
45分待たされる。
勘弁してほしい。
何度も何度も心で(間に合ってくれ!)と繰り返す。
やっと来た。
逆に静岡間はスムーズに行けた。
何故だ!?
新横浜・品川に着く。
6時に淡路島出発して、18時過ぎに品川へ。
長かった。
本当に長かった。
荷物を降ろし 御礼をお互いにして、ご夫婦は品川で降りられた。
僕は次の東京だ。
ところが、品川で信号待ち。
東京に急いでる人は品川で降りてくださいとアナウンス。
一寸先はハプニング!
想定外だ。
急いで降りて、スマホ片手に新木場へ。
もうどう行ったか覚えていない。
時間に間に合わなければ!
走る。
淡路島にはない電所に乗る。
走る。
繰り返し。
良かった、ギリギリ間に合う。
ホテルは後回し。
そのまま新木場へ。
間に合った!
19時開始で本当に良かった!
ありがとう天竜プロジェクト!

来た。
新木場はいつ以来だろう。
覚えていない。
だが、2018年に行った事は覚えてる。
その時も鈴木秀樹選手の応援だった。

それ以来なのだろうか?
チケット代払って、急いで会場へ。

ほっと一息。
と、思ったらすぐに試合開始。

まずはメインを書きます。
椎葉おうじ選手が負けてしまった。

レフェリーストップ。
ケガからの復帰だけに。
悔しかったが、以上に 矢野啓太選手が素晴らしかった。
それだけ味わい深い試合でした。

試合後、椎葉選手の売店を探したが無かった。
係の女性の方に聞いたらないとの事。
また、想いを直接伝えられなかった。
でも良いんだ。
また観戦に来るから。

いつか本人に伝えられるだろう。

そして、鈴木秀樹選手ですよ!
是非、配信を購入して見てください。

あの緊張感。
最高でした。

鈴木秀樹選手が誘っても乗ってこない諏訪魔選手。
ノラリクラリの鈴木秀樹選手のように見えるが、誘ってるのは鈴木秀樹選手だった。

エルボーも張り手もしない諏訪魔選手。
まさに、ちゃんと『プロレス』やろうぜ!だ。
アイアンクロー出たのは燃えましたね。

田村男児選手との攻防も良かったですね。

6人のレスラーが生きていた。

最後は、ヨーロピアン・クラッチで鈴木秀樹選手の勝利。

美しい

勝ってもすぐに諏訪魔選手に近づく鈴木秀樹選手。

最高だ。
これが観たかった。
諏訪魔選手のマイクアピールにも「プロレスやろうぜ!」と吼える。

プロレスやろうぜ!

もう最高。
全日勢がアピールする前に、そそくさと帰る鈴木秀樹選手勢。

良いもん観ました。
こんな試合組めるの・観れるの 天龍プロジェクトさんだけですよ、絶対。
『天龍源一郎』の名があるからこそ。
その名前を誇りにして集し、闘われるレスラー。
スタッフの皆さまもすべて。

僕が今日、新幹線の中で心折れそうな時も励ましてくださったのは代表の嶋田さんだった。

ありがとうございました

何度も励ましてくださった。
本当にありがとうございました。

天龍プロジェクトは、最高におもしろい。
本当に思った日でした。
全選手のファイトに燃えた。
そして『矜持』を教えられた気がした。
東京に来て、新木場で観れて本当に良かった。
と、宿泊先のホテルに向かう時にそう思ったのでした。
そして今も思っています。

鈴木秀樹選手を、椎葉おうじ選手を。
天龍プロジェクトを応援できた。
本当に嬉しかった。
さぁ、淡路島に帰ります。

追伸・1時間22分遅れながら無事に新幹線乗れました。

帰ったら、すぐに会社に行かなくてはならない。
でも、天龍プロジェクトのレスラーに教えていただきました。
頑張るって事を。
今回の遠征で色んな体験させていただいた。
「その日、その時しか味わえないプロレスが必ずある」
代表・嶋田さんのお言葉が忘れられません。
疲れてるなんか関係ない。
プロレス観たんだ。
元気いただいたんだ。
やります。

購入!

僕は『プロレスファン』だから。
負けない。
いくぞ!

エイエイオー!エイエイオー!エイエイオー!





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