アウトライヤー

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アウトライヤー

ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社などの外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系約24年 約30年の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。

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    背景にある経歴:80年代後半から、ペインウェバー証券会社、メリルリンチ証券会社、ベアー・スターンズ証券会社等々の外資系証券会社東京支店法人営業部門に勤務。外資系企業生活で24年の歳月が流れました。 一貫して、この30年超の期間、何度も何度も現地に足を運び、そこにいた人々と直接仕事をした事を含めて、アメリカの金融政策、アメリカの株式市場を見つめてきました。

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最近の記事

米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿254

第254回寄稿 第253回から続く ブルームバーグ記事からの引用をまずさせていただきます。 ・「株価はさらに上昇する必要がある―米国人が再び豊かさを感じるために」 ・「S&P500種に映る投資家の迷い、8月はまだ2日続伸できず」 ・「米国債の高利回りが投資家引き付け、パウエル議長の警告にかかわらず」 9月は、金利引き上げ停止局面でしょうけれど、まだ、FRBは金利引き上げ局面を終了しているわけではないという事、それと、金利、高い、をより長く、これを頭に入れています

    • 米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿253

      第253回寄稿 第252回から続く 日替わりメニューよくご飯とか食べに行くと日替わりメニューというのを目にしたりしますが。 アウトライヤーがアメリカ株を、売るのか買うのかで見ていく時、ここからは、週替わりメニューであったり、月替わりメニューであったりのスタンスですね。1週間、1週間、ひと月、ひと月というニュアンスです。 9月の初めの週レイバーデイ明け この寄稿で述べている「時」としての8月。 まだ、今、8月ですが、もうすぐ終わります。 まあ、向こう2週間くらい(

      • 米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿252

        第252回寄稿 第251回から続く マーケットに対して今僕が持つホンネ ブルームバーグ記事からの引用です。 ・「米国債トレーダーは中立金利「R*」に夢中―パウエル議長講演控え」 ・「パウエルFRB議長、必要に応じて追加利上げの用意-高金利維持へ」 ・「「黄金の道」示唆や据え置き支持-ジャクソンホールで米地区連銀総裁」 ・「ミシガン大消費者マインド指数、8月確報値は69.5-市場予想を下回る」 この3日間の(8月23日水曜日から8月25日金曜日まで)アメリカ

        • 米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿251

          第250回から続く 第251回寄稿 特筆すべき話 アウトライヤー第190回寄稿以来の特筆すべき話を本日はします。 そのくらい大事な話です、僕にとっては。 今日の話は、解説、説明、表面的な話ではありません。 もっと根幹にかかわる話、今、実際に、現実に、”何が”マーケットを動かしているのか?という話です。このことは、よく見ておいた方がいいと、僕は思います。 ”何が”マーケットを動かしているのか? なんで株下がるんですか? なんで、8月頭から8月先週まで株下がって、月曜

        米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿254

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          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿250

          第249回から続く 第250回寄稿 逃げといて良かったです(笑顔) 週が変って、アメリカのマーケット反発。 とりあえず、逃げといて良かったです(笑顔)。 これまで述べました通り、ここのところの下げで、まずは、マーケットは売られ過ぎの状態になっていましたから。 今週は、23日水曜日の引け後のエヌビディアの決算発表や、25日ジャクソンホールでのパウエル議長講演を前にした思惑がいつも以上に働く州でもあるでしょうから、それを踏まえて、のんびりマーケットを見ます、ノーポジで

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿250

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿249

          第248回から続く 第249回寄稿 ハードランディングのシナリオ採用者 今すぐ、そこにある、という話ではありません。 しかしながら、僕は、ソフトランディングぅ~ではなくて、この寄稿で述べてきました通り、ハードランディングのシナリオ採用者です。 これから先について考える時、今日は、リセッション(景気後退)という事に焦点を当てて、手短に考察します。 2つのブルームバーグ記事からの引用です。 今日は、この2つの報道に的を絞ります。 ・「FRBのソフトランディング予想、ほ

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿249

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿248

          第248回寄稿 第247回から続く 全ポジションを閉じた、裏話 裏話~イエレン米財務省の威力が怖かったから~ 僕のポジション全利確、全ポジションを閉じた、裏話を、ちょっとだけ、させて頂こうと思い、本来は今日、お休みするはずだったのですが、手短に筆を取ります。 5%の調整を取れれば十分だ、おんのじ 8月頭にショートした後、ポジション半分まず利確して、残り半分のポジションで、ジャクソンホールの後まで、今月いっぱい見て行こうと思っていた自分が~もうジャクソンホールはそ

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿248

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿247

          第246回から続く 売られ過ぎの状態 8月17日木曜日のマーケットが終わった時点で、ニューヨーク証券所取引銘柄もナスダック取引銘柄も、オーバーソールド、売られ過ぎの状態になっていることは認識していました。ニューヨーク証券取引所、McClellan オシレーターなどを見ていてそう思っていました。 オーソドックス(正統的)に考えて、僕もこの寄稿で述べて参りました通り、9%の調整期待(S&P500で言うなら4200レベル)があっておかしくないのですが。 これは、まあ、10月

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          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿246

          第245回から続く ショート・全ポジション利確 8月17日のアメリカのマーケット、日本時間18日の朝型にかけて。 S&P500で、4370(NYダウで言うなら34,500割れ近辺のレベル)より少しだけ上のレベルで、全ポジション利確しました。 ノーポジです。ポジションはなくなりました。 この夏のトレード終了しました。 アメリカの8月1日から8月17日までのマーケット期間でした。 ジャクソンホールを待たずして、僕の夏は終わりました。 また、仕切り直して、出直します。

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿246

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿245

          第244回から続く ショートという行動を8月頭にとる当たって 8月という「時」に対して、ショートという行動を8月頭にとる当たって、この寄稿では、FRBがQT(量的引き締め、バランスシートの縮小を行っているという環境下の中で、流動性、FRBのネットの流動性とインデックスの乖離、業績、そして、インフレのぶり返しリスクという事について述べて参りました。 第2四半期の業績発表につきましては、そのおおよそ8割が業績発表を終え、当初の予想より、少し良い、という具合ですね。まあ、こ

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿245

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿244

          第243回から続く 半分利確したら、そのレベルを守れずにマーケット下に抜けて ポジションの半分を利確した後、8月15日火曜日のマーケットを見ながら。 あれほど嫌だったS&P500で4460から4470のレベルを守ろうとするマーケットの動き。 半分利確したら、そのレベルを守れずにマーケット下に抜けて。 まあ、こんなもんかなあ、と割り切って(笑)、9%の調整期待を持ちながら、それすなわちS&P500で、4200からそこを少しだけ割れたレベル。 少し気長にやって行きます。

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          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿243

          第242回から続く ポジションの半分を利確 S&P500の4580でのショート、4460レベルで、8月当初とったポジションの半分を利確しました。 ここで利確した理由は~第242回寄稿で述べました通り~S&P500で4460から4470のレベル(NYダウで言うなら35,234から35,300のところへ戻って、”戻ろう、戻ろうとしながら、ここを守ろう、守ろうとしている動きが、自分にとって、ここのところと目先、大変気になり、いたって嫌だったからです。 ポジションをより軽

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          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿242

          第241回から続く 実質金利は上昇傾向 ブルームバーグ記事からの引用です。 ・「米生産者物価指数、7月は前月比0.3%上昇-市場予想上回る」 ・「米国債への資金流入が記録的なペースで増加、現金も強い-BofA」 ・「ミシガン大消費者マインド指数、8月速報値は71.2-市場予想に一致」 実質金利(フェデラルファンド・レートからコアのCPI引いた数字)は上昇傾向にありますね。実質金利の上昇傾向がマーケットに与えるプレッシャーは、ある意味大きいなと思いながらマーケッ

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿242

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿241

          第240回から続く 9月の利上げ確率10% ブルームバーグ記事の引用です。 ・「米消費者物価指数、7月は前月比0.2%上昇-前年比では3.2%上昇」 ・「FRBが重視するサービスインフレ指標、7月に今年初めての加速」 ・「SF連銀総裁、FRBには「まだ仕事ある」-インフレ目標達成に向け」 ・「FRB、インフレ鈍化で9月据え置きの公算-利上げの選択肢は維持へ」 現在市場は、9月の利上げ確率10%くらいの織り込みで、11月についても2割くらい。そして、2024年

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          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿240

          第239回から続く この2つの報道は大事 ブルームバーグ記事の引用です。 ・「米債市場のインフレ期待、再び上昇-FRBの早期封じ込めに疑問符」 ・「米銀株が軒並み下落、BNY1.3%安―ムーディーズ格下げなど受け」 もちろん報道はたくさんありますけど、この2つの報道は大事だと僕は思います。 ショートしたまま、そのままで 正直なところ、ここ最近、実父の死去に伴う初盆の関係で、昼間、来客や、結構忙し動き回らなければならず、夜眠くなり、先日、この寄稿で述べました通

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿240

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿239

          第238回から続く 米国債の大規模入札 ブルームバーグ記事の引用です。 ・「米国債の大規模入札、投資家の買い意欲試す―債券安続くか判断材料に」 ・「フィラデルフィア連銀のハーカー総裁、利上げ終了が近く可能にも―経済次第で」 今週、8月10日木曜日発表のCPI(米消費者物価指数)の数字に注目が集まりますが、今週同時にこの報道「米国債の大規模入札、投資家の買い意欲試す―債券安続くか判断材料に」とっても大事だと思います。 この報道からの引用~”重要なのは、4%を超え

          米国株師匠🍅アウトライヤー寄稿239