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〜わたし、このままでいいのかな〜
「人生の転機」は、心身ともにエネルギーを必要とする人生のボーナスタイム。
あなたにとって大切な時間を軽やかに乗り越えるための「JIBUNシナリオ」とは…


人生の転機を万全でお迎えしたい

「人生の転機」というフレーズを目にして、今あなたの中にはどんな感情が湧き上がっているでしょうか。

ワクワクとした気持ち?それとも漠然と不安な気持ち?複雑に入り交じった感情が湧いてきた方もいるでしょう。

これまで幾度とあった人生の転機を思い出してみてください。

welcomeの転機、そうでない転機もあったでしょう。

また、事前に準備ができた転機もあれば、突然突きつけられる転機もあります。

どんな転機にも共通していることは、今までの当たり前を飛び出すことであなたにとっての常識が通用しない、違和感と混乱を含んだ時間であるということです。

通常モードの時間に比べるとかなりエネルギーを使う時間だとも言えます。

そしてさらに。

転機について研究したレビンソンは「人生半ばの危機」別名「中年の危機」が人生で一番負荷が大きいと話しています。 

今のあなたの転機はいかがですか?

ちなみに、私もまさに「人生半ばの危機」ど真ん中。

仕事との向き合い方や時間を何に使うのか、価値観が大きくシフトしているのを感じます。

人生の舵の取り方が大きく変わる人生半ばの危機は、特にホルモンバランスや身体能力の変化とも重なり、物事への優先順位が大きく入れ替わります。

なかなかエキサイティングな時間だと言えますし、それゆえココロへの負荷も大きめです。

「どのみち転機を迎えるのなら、いつでも迎えられるような体制を作っていたらこころ穏やかにすごすことができるのではないかしら」

そう考える方もいるかもですね。
まさにそれ!今回お伝えしたいのはそこなのです。

どんな環境の変化やこころの変化も受け止められる体制作りができれば、いかりを沈めた船のように、四方から来る波に揺らぐようなことがあっても、定位置に戻ることができます。

あなたという船の足下に、いかりを創る、ということです。

転機の乗り越え方については、実は何人もの先人が文献を残すほどに研究されており、その中で「ターニングポイントの歩き方」をガイドブック的にわかりやすく紹介されているのです。

専門家以外の必要な方にいつかお伝えしたい!と思っていました。

そんな先人の研究のシェアや、実際に私や受講生さんが実践してみての実感も交えながら、人生100年時代を愉しんで歩いていくヒントを考えていけたらなと思います。

人生の後半戦は点と点をつないでいく

生きていく上で幾度となく訪れる転機。

その中でも「人生半ばの危機」が一番ヘビーな経験になるといわれていることを先ほど書きましたが、危機といわれるとなんだか怖いですよね。

私は危機と言うより転換期、エネルギーバランスが入れ替わる時期だと感じています。

世界を広げ、新しいことに当たり前に次々チャレンジしてきた人生前半戦から、キャリアの集大成であったり、人生の終着点を意識し始める人生後半戦の入り口。

これまでの「当たり前」に疑問を持ち始める時期だったり、環境や心身ともに大きく変化も訪れる時期です。

ちょっとナーバスになってしまったり、なんとなくこれからのミライに対して、先すぼまりなイメージを持ってしまう方もいるかもしれません。

でも、思うんです。

実は後半戦は後半戦の愉しみ方がある。
もっというと、このために前半戦があったのかもしれないということです。

それは、人生前半戦で体験、経験したことや身につけたこと、その一見バラバラにあなたの中に散らばっている財産をかけ合わせてひとつにしていくことです。

経験をかけ合わせていくことで、それはハイブリッドなあなただけの価値になっていきます。

私は元来新しいことを取り入れることが大好きな方ですが、最近は今まで経験してきたことにふるいをかけて、私だけの集大成として表現したい気持ちが高まってきています。(集大成を語るにはまだ早いのかもしれませんが)

そういう意味で、今回の田舎移住は本当に必要なこと以外はそぎ落とされ、シンプルになっていく自分を感じる、とてもいい選択でした。

一昔前、ノマドワークについての本を夢中で読んでいましたが、コロナのケガの功名で、いつでも何処でも仕事ができるようになり、一気に居場所の問題はハードルが下がったことは嬉しい想定外です。

あえて情報をセーブすることで余白ができ、頭がクリアになる感覚です。

シナリオを描くときに実は必要なこと

人生後半戦は、時には痛い思いもしながら集めてきた経験をつなぎ合わせ、掛け合わせていく愉しみがあります。

じぶんを愉しませることで幸福度が上がり、さらに周囲も笑顔にできる人生後半戦を創っていきたいものですが、そんなJIBUNシナリオを描くためにお伝えしておきたいことがあります。

それは、JIBUNシナリオを整理したり実践している段階で湧いてくる様々な感情との向き合い方についてです。

それはワクワクとした気持ちだけではなく、焦燥感、漠然とした不安、モヤモヤ、怒り…ネガティブな感情が湧いてくることもあるでしょう。

ネガティブな感情については、ポジティブではない「よくないもの」と背中を向けてしまう「ポジティブ絶対主義」の方もいますが、実は、自然な自分の気持ちに不誠実で、自分を大切にできていない状態です。

安易にネガティブに蓋をするのではなく、丁寧に自分と会話をすること。
そんなときに有用なのが「受容力」です。

受容力については、またちょこちょこ触れていきたいのですが、一言で言えば「OKでもNGでもなく、一旦そのまま受け止めてみる」こと。

「そうだったのか」と一旦受け止めてみるだけでも自分の感情から距離を取ることができてこころが軽くなり、自分を理解する余白ができます。

ただでもエネルギーを使う人生の転機です。

自分のこれまでとこれからに、シロクロをつけすぎて感情を消耗してしまわないよう、一旦受け止めて自分の感情を外側から眺めてみる受容の一工程を、是非取り入れてみてほしいです。

シナリオを常に書き換える

さて、シナリオを描いたら、これから揺るぎなくシナリオ通りに人生をコンプリートしなければいけない!と感じていませんか?

そして、それがちょっと窮屈だったり、うまくいくのか不安だったり。

私は、じぶんと会話しながらシナリオを実行してく時に、必要であればやり方はどんどん変えていってよく、それはあなたがブレることにはならないと思っています。

やり方を変えてもあなたが創りたい世界観にベクトルが向いていれば問題ありません。

変化が多く前例がない今は、むしろ柔軟に変えていく方が自然で、変わらないのは「いかに自分に毎日を愉しませるか」というおもてなしマインド。

今も、その先もじぶんを愉しむために。
カメレオン戦略でいきましょう!

JIBUNシナリオと歩いていこう

人生半ばの転機を穏やかに乗り越えることは、エネルギーを使い大きな壁を越える一仕事のように感じます。

一方で、自分の中にある人生後半戦を愉しむ答えをつなぎ合わせていく、じぶんのプロデューサーになったようなワクワクの時間でもあるように思います。

今までのあたりまえの自分からいらない部分を削り落として、より自分らしい自分と人生後半戦を愉しんでいきましょう!




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