体重管理のスーパーエリート集団が実践した3つの方法。 ～モニタリング編～

体重管理のスーパーエリート集団、National Weight Control Registry(NWCR)。彼らの参加資格は至ってシンプル。
　　『1年以上、13kg以上の体重減少を維持すること。』
　参加者の平均体重減少はなんとー30kg！！。その状態を平均で5.5年も維持していたバケモノ集団:NWCR。

彼らが実践した、世界最高水準のウェイトコントロール法とはいったいどんなものだったのか！？

　そんな企画の第2弾！

彼らが行っていたダイエットの3本柱は、①食事療法、②モニタリング、③定期的な運動の３つ。今回は『②：モニタリング』の方法について詳しく解説し、皆さんに分かりやすく提供していきます。

①：体重管理のスーパーエリート集団が実践する食事法をまだ読んでない人はまずコチラから。

　間違ったダイエット法で時間を無駄にしてる場合じゃない！

体重管理のスーパーエリート集団が実践する体重モニタリング。

　みなさんは体重をどのくらいの頻度で測りますか？意外とバカにされがちな体重測定ですが、サボると結果が段違いです。実際の研究データを使ってご紹介していきます。

体重管理のスーパーエリート集団が報告した体重測定回数とは

・44%は1日1回以上。
・31%は少なくとも1週間に1回。

合計75%ものNWCR参加者は体重を頻繁に測定していました。

　頻繁に測定しなかった人は平均5kgしか体重減少しなかったのに対して、頻繁に体重測定をした人たちは平均で18kgも体重減少していたということが関連研究でも明らかになっています。

　つまり、体重を頻繁に測っているかどうかで、体重に13kgも差が出る可能性があるということです。ダイエットしているのに体重を測っていない人はアホです。今すぐ測り、記録を付けましょう。

何故、体重をモニタリングすることが、体重減少につながるのか。

　測ったくらいで体重が減るなら苦労しないわ！と思うのは当たり前。でも、体重測定を毎日行って記録を付けていれば、自分の体重が増えているか減っているかが分かります。ここで考えてください。もし、自分の体重が前日より2kg増えていたとしたら、ジャンクフードや炭酸飲料をドカ食いしたいという気持ちになりますか？

　逆に、体重測定を1か月に1度しか行わなかったとき、次に測った時に10kg太ってしまっていたら、どう頑張ったって２～３日では体重を落とすことはできません。心が折れます。

体重計に乗らずにダイエットするのは、スピードメーターを隠しながら車に乗って高速走るようなもの。

　体重モニタリングをしっかり行うと、うっかりリバウンドしたとしても、とり返しのつくうちに気付くことができるので、体重を元に戻すことができます。

最も簡単な体重モニタリング法。

　手帳やメモ紙にメモしたり、Twitterに体重公開したりも良いんですが、
　私の1番おすすめはスマホに入っている標準のカレンダーアプリです。

　つまり、AndroidならGoogleカレンダー、Appleならカレンダー。

　なぜ、体重管理アプリでなく標準のカレンダーアプリなのか。それは、簡単だからです。わざわざアプリを入れたり、探して起動したりする必要がなく、とにかく簡単な方法だからです。

　いちいちアプリを①探す ②起動する ③入力するという3ステップは面倒すぎるんですよ。大事なのは毎日続けること。だから、標準アプリに記録するのが正解。

　手入力しても良いんですが、オススメは音声入力です。AndroidならGoogleアシスタント、AppleならSiriを起動して、『今日のカレンダーに50kgって入力して。』といえばそれでOKです。時間を聞かれるので、適当な時間を言えばあとは勝手に入力されます。

　他の方法でも構いませんが、とにかく簡単な方法で、愚直に続けましょう。

次回予告

次回は、体重管理のスーパーエリート集団が実践した3つのダイエット方法、①食事療法、②モニタリング、③定期的な運動から、③定期的な運動についてご紹介。

体重管理のスーパーエリート集団が行った3つのダイエットのうち、
①では普通の推奨栄養バランスに従ってカロリーを落とした食事を行いました。②ではとにかく頻繁に体重測定をしました。

あんまり変わった方法をしてないな。。。そう思うかもしれません。
では、ダイエットの最終手段、運動は一体どんなことをしたのでしょう？

とんでもなくキツい、自分にはとても続けられないような過酷な運動でしょうか。それとも、簡単な方法でしょうか。

答えはまた次回！

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第1弾：体重管理のスーパーエリート集団が実践する食事療法編はコチラ

第3弾：体重管理のスーパーエリート集団が実践する運動法編はコチラ

番外編：ダイエット成功者たちは幸せになれたのか？