食欲が"勝手に"55%"になる方法
今回は食器を使って、
『自働的に食欲を55%に落とす方法』を無料でご紹介します。
みなさんは『正しい食器の選び方』、知ってますか?
以前、普段使うお皿をワンサイズ小さくするだけでシュークリーム1個分のカロリーを減らすことが出来るというnoteを書きました。
この研究からも分かる通り、お皿やお菓子のパッケージを変えるだけで、食欲はかなり制限できることが分かっています。
今回紹介するのは、お皿やコップなどを変えるだけで自動的に食欲をコントロールする方法です。
太ってからダイエットするのはやっぱり大変。正しい食器の選び方を知らなければ、食欲が勝手に上がってみるみる太っていく可能性があります。
夏に向けてダイエット頑張るぞ!という方もいると思います。少しでも太るリスクを減らして、最高効率でダイエットして、胸を張って、おなかは凹んで、幸せを掴み取っていきましょう~!!
色彩学上、最も研究が進んでいる色。それは・・・
色彩学上、最も研究が進んでいるのは『赤色』です。
私たち全員に流れる血液の色である赤は古くから研究が盛んです。最も知られている効果は「STOP」の効果です。
つまり、赤を見たら私たちは行動を止めてしまうのです。「忌避色」「警戒色」という言葉を聞いたことがある人も多いのでは?
今回は、それを食事に応用します。つまり、
『皿やコップなど、食器の色を赤色にすれば食欲を抑えられるかも?』
研究チームはこのアイデアを基に実験を行いました。
ソフトドリンク飲み放題やったら赤と青どっちをたくさん飲む!?
バーゼル大学の研究チームは、41人の参加者を集めて、『商品の味のテストをやってるから協力してね~』と伝え、お茶やレモン味のソフトドリンクを飲んでもらいました。
ソフトドリンクのコップには、それぞれ「赤」と「青」のラベルが貼られていました。
研究チームは『どのくらいの量飲んだのか』を測定し、赤と青のラベルの違いで、飲む量にどれだけ差が出たのかを導き出しました。
その結果がコチラ。
「赤」のラベルは、「青」に比べて飲む量を減らすことに成功しています。このデータ上は青の55%の量に減らすことが出来ました。
飲み物に関しては赤を使うことで、飲む量を自動的に減らせることが分かりました。では、食べ物についてはどうなのか?次の実験で確認しました。
アンケートで気をそらしつつプリッツを食べさせる巧妙な作戦。
研究チームは、プリッツをテーブルに用意しておきました。
そして、130人の参加者にこの研究とは関係ないアンケートに答えてもらいながら、自由にプリッツを食べていいですよ~と伝えました。
プリッツを置いておく皿の色は「赤」「青」「白」を用意しておきました。プリッツを食べる本数は皿の色によってどのように違ったのでしょうか?
その結果がコチラ!
「青」と「白」の皿はほとんど変わりません。
『赤』の皿だけが明らかに本数が少なく、食べる本数は「白い皿の53%」まで減らすことが出来ています。
飲み物と同じく、『赤』は「青と白」に比べて食欲を半分程度にすることができるようです。
さらに分析したところ、皿の色によっておいしさの評価には一切差がなく、赤い皿はまずく感じたりすることはありませんでした。
意外な事に、赤と青のプレートどっちの方が食欲をそそりますか?という質問をしてみると、青と赤の間では、魅力は変わらないことが分かりました。
さらに驚くべきことに、参加者は、白よりは赤の皿の方が食欲をそそるとすら答えていました。
つまり、「赤」の皿の方が明らかに食べる量は少ないのにも関わらず、私たちは、赤を魅力的な色だと判断していたのです。
なん・・・だと・・・、私たちの認識って、どんだけ適当なんだ・・・
と、いう結果ですが、事実は事実です。事実に基づいて行動を変えることが出来れば、今度は私たちが脳を騙す側に回ることが出来ます。
間食を55%減らす食器の選び方
いつの間にか食べてしまう・・・という状況を避け、自動的に食べる量を少なくするためには、とにかく赤い食器が重要です。
赤い食器を探してみると、やはりル・クルーゼの食器がめっちゃおしゃれなんですよね。
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