![のみすぎ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12921024/rectangle_large_type_2_a56ec3612cbaab7acebe2f43a53185ba.png?width=800)
ついつい飲みすぎちゃうの、音のせいだったんだね。
あぁ飲みすぎた・・・明日仕事なのに。
「頭が痛い」
「下痢」
「胃もたれが酷い」
「今日はなぜかいつもより酔いが回った」
酒を飲むのは楽しいですが、二日酔いにはなりたくないですよね。
「二日酔いってなんで
こんなに頭痛いんだよ・・・。」
と、思う人は店選びの段階で
失敗しているかもしれません。
今回は、行きつけのバーに通いつめ、40人の飲みっぷりを超ウォッチングした結果、ぶっちゃけどんな所に行くと酔いやすいのか・・・?と言うことを導き出した偉大な研究者のデータをご紹介。
なんとなく入った、
その居酒屋で失敗しない為に。
知識で自分を守りましょう!!
記事の最後には、
薬剤師の飲み会で良く使われる
二日酔いアイテムも特別にご紹介します。
40人のお客さんの飲みっぷりを徹底マークしてみた!
①とあるバーにスパイを1人仕込みます。
②スパイはビールを頼んだお客をマーク。
③マークしたお客がどのくらいビールを飲んだのか?
④マークしたお客が1杯何分でビールを飲み終わったのか?
⑤: ③、④を記録します。
この①~⑤を、騒がしい居酒屋(88dB)と普通のバー(72dB)二つの環境で行いました。
騒がしい居酒屋(88dB):パチンコ店やカラオケ店くらいの音量
普通のバー(72dB):高速走行中の車の中くらいの音量
『音の大きさ』によって、飲む量や飲むスピードが結構変わるんじゃない?という仮定の下、リサーチが進められました。
皆さんだったら、
どちらの方が酒が進みますか??
〇〇〇で飲むと、30%も多く酒を注文してしまう件。
コチラが注文数です。
・騒々しい居酒屋では、平均3.4杯を注文。
・普通のバーでは、平均2.6杯を注文していました。
騒々しい居酒屋の方が
1.3倍も多く注文していたことになります。
普段ビールを5杯飲む人なら、騒々しい居酒屋だと6.5杯飲むことになります。たかが1杯でしょ・・・?と思うかもしれませんが、
「あと1杯くらい大丈夫か。」と思って後悔した経験ありません?アレを激しく助長してしまう。そう考えると、恐ろしいんですよ。音の効果。
さらに、お酒を飲むスピードも30%UP!
騒々しい居酒屋:1杯につき、11.4分。
普通のバー :1杯につき、14.5分。
騒々しい場所だと、短い時間でたくさん飲んでしまうことが分かります。酒はゆっくり飲むより早く飲んだ方が酔いが回りますから、これも甘くは見れませんね。
つまり、同じ時間しか居酒屋に居なかったとしても、騒々しい居酒屋では本数がどんどん増えていくことになります。
酔いたい人には良いですが、明日仕事の人は...ご愁傷さまです...
明日仕事なら、さ。わかるでしょ・・・?
これらの結果から、
酔いつぶれたくないアナタが選ぶべき酒場は、
「なるべく静かな場所」
が良いことが示唆されます。
もちろん、1件目から静かなバーというのが難しい場合でも、個室を選ぶとか、少し高級めな所を選ぶなど、静か目な場所を選べば大丈夫です。
私も結構お酒は好きなので、よく二日酔いになるんですが、酒は楽しく飲まないと激しく脳を損傷させますし、仕事のパフォーマンスがた落ちですからほどほどに。
積極的に酔いつぶれたい人は
どうしようもない(笑)
薬剤師の飲み会ではこれの袋が散乱している可能性が高い。
OS-1で水分補給しつつこれでアルコールと2日酔いの原因物質アセトアルデヒドを体から排出しまくることで、だいぶ回復が早い気がします。理論的には正しいのです。気休めかもしれませんが。。。
酒飲みが、普段から気をつけて
おかなければならない知識は、
とりあえずこの本だけでも読んでおくと良い。
ではでは!
引用
Guéguen, Nicolas, et al. "Sound level of environmental music and drinking behavior: a field experiment with beer drinkers." Alcoholism: clinical and experimental research 32.10 (2008): 1795-1798.
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