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深夜、堕落したブルーライト、ぼくら勝手に孤独になって輪廻。

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散文詩/自由詩まとめ。
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2023年9月の記事一覧

スパイス・オブ・ライフ

 
さみしさを重ねるたびに背は伸びてサンドイッチは整ってゆく
 
 
わかぞうはおやぶんになり君はずっと愛しい子どものまままた春が来る
 
 
Variety is the spice of life. 転がるボールはまた君の手へ
 
 
開かれた本は白紙で童話より近くで光るぼくらの宝
 
 
ミライへはゆっくり行こう思い出を詰めたリュックは重いだろうし


(愛してやまないポケモン

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猫になりたい / スピッツ短歌

猫になりたい / スピッツ短歌

薄闇の衛星みたいなダイニングきみの声ばかりひかってしまう

もう湯気はたたない青いマグのなか異国の浜辺に似ているミルク

さみしさは季節みたいにめぐるからだから言い訳にちょうどよかった

言葉など役にたたない肌寒いソファーのうえの甘いまぼろし

このあいだ猫に引っかかれたんだよねさわれない腕消えかけのキズ

『こいびとは犬と暮らしていたらしい』

胎教もスピッツにしたいねと笑ってはカラオケでわたし

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Home, Sweet Home

Home, Sweet Home

昼時のニュース刺したひと、刺されたひと、そのどちらにも似ているわたし

身を投げるならば綺麗な海がいいマイストローを洗う水音

焼いたことないものだけが永遠でつぶれたシフォンを思い出す犬

果物を切るためだけにつくられたナイフみたいに光りたかった

切りたての桃をひとかけ盗むようにこっそり大人になってゆくこと