ASOBIOアンバサダーのご紹介
地域の草地や水辺、樹林など、多様な生き物がつながり自立してくらしていける場である「ビオトープ(BIOTOP)」。「人間と自然との共存」や「持続可能な社会づくり」がグローバルでの大きな課題となるなか、「人間」だけではなく「自然(いのち)」の主体性を含めた「共主体」という考え方が、これからますます重要になっていきます。
「ASOBIO」は、子どもたちにとって欠かすことのできない「遊び」をとおして、自然のもつ不思議さ・面白さ・美しさに出会い、自然の生態系を大切にする気持ちを育む環境をつくるプロジェクトです。プランター1つから広い園庭まで、子どもが自然とふれあい、自然のつながりを感じられる場づくりを後押しします。
さて今回は、全国の園におけるASOBIOづくりの相談役となるASOBIOアンバサダーの皆さんをご紹介します!
「ASOBIOをやってみたいけど、何から始めたらいいかわからない」、 「地域の自然を知っている人を紹介してほしい」、 「素敵なASOBIOの実践例を見てみたい!」 などなど、ASOBIOに感心のある園のみなさんのリアルな声を拾いながら、ASOBIOの輪を全国に広げていきたいと考えています。これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
ASOBIOアンバサダー
● 大熊 啓太 さん(埼玉県:あだちみどり幼稚園)
1983年生まれ 埼玉県出身。
他業種より園に入り2013年に理事長就任。
普通の幼稚園です。子どもも大人もみんな居心地が良い園を目指して出来るだけ自然体を心がけています。
色々な方とお会いできる事を楽しみにしています。
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● 橋口 大祐 さん(鹿児島県:吉田南幼稚園)
2010年から吉田南幼稚園で勤務。それまではインテリアデザイン関係の仕事をしており、全く異業種からのスタートとなる。
2021年4月に園長就任。小学生の息子、幼稚園に通う男女の双子を持つ3児の父。
吉田南幼稚園は「子ども達の命がキラキラと輝く場所」をテーマに掲げており、園庭環境や保育室環境設など、これまでの「あたりまえ」に「問い」を立て、子ども達が本当に求める保育環境とは何なのか日々探究している。
趣味:サッカー、ブレイブボード、渓流釣り、キャンプ、焚火、子育て。
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● 中村 清人 さん (東京都:きよせ幼稚園)
1981年 東京都清瀬市生まれ。
大学卒業後、家業である幼稚園に就職、主事として従事し、現在に至る。
幼児教育・保育の無償化が大きな契機となり、「未来を幸せに生きる子どもたち」をテーマとし、園舎・園庭改造、教育・業務にICT導入、従来型保育のカリキュラムの見直し、園の保育や取り組みの可視化等に着手し、現在進行形で取り組み中。
趣味は、子どもと妻とパグとの時間を過ごすこと。
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● 中村 知嗣 さん(新潟県:愛泉こども園)
1985年生まれ、新潟県出身
大学院時代に幼稚園のボランティアに行った際、幼児教育の魅力にどっぷりはまってしまう。
日々の暮らしに関わる全てが幼児教育の道に通じていると確信してからは、自分がしたい事も大切にしながら過ごしています。
趣味は自然散策、絵画鑑賞、キャンプ、温泉、読書
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● 伊藤 悟 さん(静岡県 このはな保育園)
1980年生まれ。静岡県民、3児の父。
2013年、ひょんなことから保育園で働き始め、園長は8年目です。
『心豊かにたくましく』をテーマに、子ども達にとって最高の1日を提供するため、日々色々と考えながら楽く働いています。
また、全国私立保育連盟青年会議の研修部長としても活動しています。
趣味はお酒、キャンプ、ゴルフ、健康維持の為の筋トレ。
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● 中村 章啓 さん (静岡県:野中こども園)
近い将来、「おにわのじいじ」になることが目標です。遊具を作ったり、園木を剪定したり、池を掃除したりして一日を過ごしたいのです。大工仕事をしていれば、手伝ってくれる園児がいるでしょう。焚き火をしていれば、「焼き芋したい」と言い出す子は、きっといます。虫や小動物を捕まえて、飼い方を尋ねてくる子もいそうです。
保育士は環境を通した保育を心がけています。子どもたちが何に興味を示しているのかを丁寧に読み取りながら、遊びがより充実するように環境を再構成し、関わりを見直し続けます。それは緻密で繊細な日々の営みであり、子どもたちはそれらを十二分に堪能しています。それでも、ときどきそこを抜け出して、のんびりまったりしたくなることが、どんな子にもあります。
そんなとき、園庭はちょっとルーズでカオスでアナーキーで、だからこそ懐の深い安心の基地になり得ると感じています。気が向いたときに園庭に行くと会える、不真面目でファンキーな「じいじ」になりたいのが、私です。
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● 登澤 鈴子 さん(日本生態系協会)
埼玉県在住、静岡の自然豊かな園にて保育士となる。
海外視察研修で知った福祉先進国の幼児教育に感銘を受ける。その後、新規保育園で園環境を整えるにあたり「ぜひ子どもたちに日々自然体験のできる環境を」と願い、園庭ビオトープの設置を提案しプロデュースする。
現在、全国の園庭にビオトープを広めたく、多くの園を外から支えることを目指して邁進中。
趣味:庭いじり、野草を見ながら山歩き、ボタニカルアート(修行中)、木のおもちゃコレクト
資格:保育士、幼稚園教諭、こども環境管理士、児童厚生員、おもちゃコンサルタント
● 石田 香織 さん (茨城県:園庭研究所)
園庭や地域での保育について、先生や保護者の方向けに研修やワークショップをしています。
また東京大学Cedep園庭調査研究グループにて園庭や地域活用の調査研究を行なっています。
今一番欲しいものは、焚き火でのんびりできる林や、果樹やチャボを育てらる土地です。
● 池谷 大吾 (株式会社スマートエデュケーション)
1976年生まれ、埼玉県出身。
2011年に「世界中の子どもたちの生きる力を育てたい」をテーマに、スマートエデュケーションを創業。
知育アプリは国内シェア1位、幼児向けのICT教材は、全国2000施設の幼稚園・保育園・こども園に採用されている。
趣味はスキー、渓流釣り、キャンプ、焚火、子育て。
セミナーのご案内
玉川大学 教育学部教授 大豆生田啓友先生をお迎えし、園のあそび場としてのビオトープについて考えるとともに、保育環境に自然との共主体の場をもたらす新たなプロジェクト「ASOBIO」について、ご紹介いたします。
【参加費無料!】セミナーのお申し込みは、こちら↓からお願いいたします。
日時:2月18日(金)16:00〜18:00
場所:Zoomウェビナー によるオンライン形式
参加費:無料
(本セミナーは園関係者、造園・施工業者、日本生態系協会会員、日本ビオトープ協会会員のみなさまが対象となります)
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