毎日投稿に、プレッシャーを感じはじめた。

指一本で逆立ち腕立て伏せをしながら、空いた片手で自分のnoteを読んでいた。

そのときに、思ったことがある。

それは毎日投稿に関することだ。

自分のトップ画面をスクロールすると、記事数がかなりの量になっている。


昔の記事と最近の記事を比べる。
読みやすくなっている。と思う。

ありがたいことに、読んでくれる人も増えた。

そこでふと「明日は投稿できるだろうか」という不安がよぎったのだ。

当初はクオリティはどうあれ、続けさえすればいいかなと、たかをくくっていた。

しかしスキやビューが少しずつ増えるにつれ、書いている記事が自分のものではないかのような感覚に襲われる。

今まで積み重ねてきたものが、まるで他人が書いたように感じ、「今日はこの続き、いや、もっといいものを書いてくれるんだろうね?」と語りかけてくる。

僕は、この手のプレッシャーによわい。


たぶんこのまま書き続けると、いつかおなかが痛くなる。

食事は喉を通らなくなり、かと思うとスナック菓子を大量に買い込んでは頬張るようになる。

眠れなくなり、夜な夜なランニングや縄跳びをして、なんとか身体を疲れさせようと躍起になるだろう。

運動量が増し、身体が引き締まっていく。

それを元プロボクサーの眼帯をした男にみつかり、ボクシングをはじめないかと打診される。

彼のジムにいき、めきめきと成長した僕は、素行の悪さから少年院に送られたり、そこで因縁ができた男とリングの上で再会したりする。

数々の強敵との死闘を乗り越え、最後には真っ白な灰になって燃え尽きるだろう。

とりあえずnoteの毎日投稿を続けるかどうかは、そうなってから考えても遅くはないか、ということにしておく。


「打つべし! 打つべし!」とか言いながらキーボードをタイピングしはじめたら、どうか、誰か止めてほしい。

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