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【企業文化とは何か】企業文化のつくり方?Vol1

こんにちわ。株式会社ottoman(オットマン)の永松 心です。
このnoteでは、YouTubeチャンネルで紹介している動画を書き起こし、振り返りやすいようログとして残していきます。

↓↓↓以下は本編のYouTubeです。


まず、企業文化とは何か。企業文化を一言で言うと「組織で当たり前になった判断基準」の事です。

図1

例えば、

会議への参加姿勢。多少遅れても問題ないか、それとも開始時間ピッタリに準備万全の状態という緊張感のある空気か。

図2

ほかにも、仕事の基準が、スピードなのか、完成度の高さなのか。

仕事中におやつを食べてもいいのか、ダメなのか。

皆さんの会社にも、明言されていないものの、当たり前になっている判断や行動の基準があるのではないでしょうか。

「正しい答え」は企業によって異なるため、文化に良い悪いはありませんが、会社がこれからなりたい姿と、現状の姿にギャップがある場合には、文化をデザインしていく必要があるとottomanは考えています。

図3


企業文化は議論が後回しになりがちですが、長期的な企業成長の命運を分けるポイントなのでしっかり考えていきましょう。

次に、文化をデザインする事で、得られる3つのメリットをご紹介させて頂きます。

図4


メリットの1つ目は、「チームの仕事が加速する」です。

図5


社内の意思決定、決める際の優先順位、とるべき対応など、同じモノサシで判断することができるようになるので、チームの仕事をスムーズに進めることができます。

2つ目は、エンゲージメントが上がります。

図6


企業文化にマッチした状態では、組織やチームのために自発的に行動する社員が増えます。また、組織への不満が少なくなるため、定着率もよく、組織が安定した状態になります。

仕事が他人事から自分ごとになることで、日々のアウトプットも良くなり、社員の成長や、やりがいにも繋がっていきます。

メリットの3つ目は、採用ミスマッチを防ぐことができる。

図7


企業文化をデザインすることは、誰を採用するかを決めるプロセスでもあります。
文化や、意思決定の基準が明文化されていれば、合う合わないの判断をお互いができるようにもなり、働きたい仲間と仕事ができるようになります。

また、同じ目標に向かって社員が進むことができるため、人数に関係なく、一体感の強い企業をつくることができます。

ここまでは、メリットについてお話させて頂きましたが、次にどうやって企業文化が創られるのかについてお話させて頂きます。

企業文化は、冒頭でお話させて頂いたように、「組織で当たり前になった判断基準」のことです。これは、日々のコミュニケーションから生まれていきます。

図1


具体的には、日々何を目標にし、どんな基準で仕事の優先順位をつけ、どんな基準でタスクをこなしているか。これら一連について、リーダーがどう判断し評価するかが企業文化を創っていきます。

図8


例えば、上司からの依頼に対して、完成度にこだわり、資料作成に3日かかって提出したとします。

図9

A:遅いよ、途中で相談くれたら良かったのに。という反応と、
B:資料完璧だね、これで行こう。という反応。

この場合、Aの上司が求めていたのは「ホウレンソウ」と「スピード」。
Bの上司であれば、「資料の完成度」で、狙い通り正解になるでしょう。

もちろん、何を目的とした資料なのかによってこの回答は変わってくると思いますが、
アウトプットの「スピード」を大切にするか、「完成度」を大切にするか。日々のコミュケーションの中で、仕事の基準が生まれて行くひとつの例です。

はい。今回は企業文化とは何か、またどのようにして創られるか?についてお話させていただきました。

次回の動画では、課題解決のヒントとなる、企業文化の見つけ方についてお話させて頂きますので、次回の動画もぜひご覧ください。

最後までご視聴頂きありがとうございました。

図10


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