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趣味というカテゴリー

心がフリーズしてしまい、絵が思うように描けない時期があった。

絵はやらなくていいんじゃないか?なんて言われたもんだから、今まで生きてこれたのは絵があったからだと信じている私にとってはまるで人生そのものについて言われたような感覚だった。私を私と繋いでいた絵をいらないって言われるのはかなりの暴力だ。相手は何も私を知らないし、良くありがちなコミュニケーション下手なのかもしれない。私というキャラクターには相手が意見を言いやすいのもあるだろうし、男性はガンガン意見を言う方がよいとするような風潮があるしで言ってしまうのかなとも思う。(女性は空気を壊さないよう配慮しながら意見を言う方がよいとされている気がするし、そういう立場に置かれることが多い。ガンガン言うなんて楽でいいなと思う。でも、強さの演出にも限界があるから男性って最終的にはキツくなる人もたくさんいるんだろうなあ)

私を心配してでの言葉であることはもちろんだ。
心配から助言してくれてるのだろうと思う。でも、私は望んでいないのである。別に相談もしていないしってのが本音だ。よく勘違いされるのが、私は動じなそうってこと。動じないわけがない、そう見えるのは顔立ちのせい。自分で言うけどめっちゃ繊細さんである。
一人に言われただけなら、まだ楽に流せる。しかし、あの時期たくさんの助言を複数人から言われまくってしまい、かなりのダメージだった。

そもそも私は絵を描こうとして描いてるんじゃない。描いてしまうのだ。

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