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友人に心療内科に行くことを勧めた話

ついこの間久しぶりに学生時代の友人に会った。

その時に友人に「眠ってから2時間に1回は起きてしまって眠れない」

「真剣に相手の話を聞いているのに相手が何を言っているのか聞き取れなくなる」

「食欲がない」

「外に出かけるのが億劫」

これらについて話をされた。

他にも職場環境の話や仕事量の話を聞いたけれど友人のキャパを超えた仕事量だと思ったし、環境を整っていない気がした。


「心療内科にいってみたら」


という言葉は、言う相手を間違えると相手を傷つけてしまうと思う。

まだまだ偏見のある病院だと思うから。

友人とは数ヶ月に一回会うのだけれど、会う度に状況が悪化している気がする。

その上睡眠が取れていないのであれば、まずは強制的にでも寝たほうがいいんじゃないかと思った。

友人は私が双極性障害ということは知らないけれど、何年も心療内科に通っていることも、障害者手帳を持っていることも知っている。

だから提案してみようと思った。

最悪嫌われちゃってもいいと思った。

「嫌なふうに聞こえたら申し訳ないんだけど、夜眠れないのであれば心療内科に行くことも選択肢にあると思うんだ。
病気じゃなくても、夜眠れないってことで通院している人はいっぱいいるし、一回だけ行ってみたらどう?」

「…行ってみようかな」

友人はその場で心療内科の予約を入れてくれた。

本当に良かったと思った。

何いってんの?って思われるかもしれないと思ったけれど、私にとって大事な友人が、私がたどった最悪の道をたどるかもしれないと思ったとき、止めなきゃと思った。

ここで何も言えなければ友達じゃないと思った。


結果、友人は「うつ」ということで休職することになった。

友人には「あのとき、病院のこと教えてくれてありがとう。行ってよかった。」と言ってもらった。

嬉しかった。

私のうつ病の経験も双極性障害で今も心療内科に通院しているということも少しは役に立ったかな。



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