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国立大学医学部医学科に塾なしで現役合格する方法 ②英語

こんばんは。一昨医です。
今日も投稿読んでいただきありがとうございます。

今日からは各教科の勉強法を書いていきたいと思います。
まずは英語から。
感覚的にはめちゃくちゃ得意というわけではないですが、得点源の科目でした。
センター95%、2次試験で7割オーバー、大学入学後に2回受けたTOEICでどちらもスコア800オーバーなので、実力はある程度分かっていただけるかと思います。英検も準1級保持しています。

ギリギリまで簡潔にすると、3本立てです。

  1. 単語(熟語・多義語込み)

  2. 英作文(英語例文の覚えこみ)

  3. リスニング(CDやアプリの活用)


単語(熟語・多義語込み)

言うまでもないことですが、全受験生、間違いなく必須です。
日本語でも、わからない単語のある文章は理解できません。
言葉の起こりや文脈から推測するのは有効ですが、一定数は「いつでもわかる・使える」ようにしておかないと、正直勝負できないと思います。
オススメの単語帳はありますが、正直目指すレベルによりけりなので、またコメント欄で聞いてください。

大切なのはやり切ることと反復することです。
単語帳はなかなかごついので、1周するのになかなか時間が限られます。
1周ずつの精度とスピードをどれだけ上げられるかがカギを握ります。
小テストがあれば、毎回満点にこだわってやりましょう。
(小テストなければ自分で全問テストしましょう。)
結果にこだわること、これが精度を上げてくれます。
ある程度頭に入ってくれれば、スピードは自然に上がります。

まず、範囲の単語、日本語→英語がすべて言えるようにします。
この時、読みを間違えて覚えるとリスニングの際に二度手間なので、付属のCDやアプリを徹底して活用してください。
これはなかなか根気がいります。100単語で1時間は少なくとも見ておいてください。

次に、日本語→英語で自分でテストをします。
この時に9割を切っているようであれば、その前段階が不十分だということなので、戻ってやりましょう。

そのあとは小テストまでの間にひたすら日本語→英語を確認し続けます。
不安なつづりは都度書き出して確認しましょう。
ここまで100単語当たり3時間程度でしょうか。これだけやって、初めてちゃんと勉強したと言えると思います。
1周目からしっかり深掘りして覚えておけば、2周目以降楽になります。

基本事項に関しては質を担保しつつ(=小テストで満点を取り続けるレベル)、量をこなしていくしかありません(受験までにひたすら周回する)。
逆にこれだけやっていれば、間違いなく力が付きます。

英作文(英語例文の覚えこみ)

英作文の覚えこみ、これが一番学習効率が高いのではないかと思っています。
なぜなら、これが100%理解できるようになれば、長文読解や和文英訳、自由英作文全て攻略できるようになるからです。
単語や文法などの基本事項を習得できるだけでなく、日本語と英語の乖離する部分を理解できるようになる。
わかりやすく言えば、英語を英語として理解できるようになるということです。

そのためには単語と同じように文章の組み立て方についても、基本事項を覚えるしかありません。
日本語→英語が空で言えるようになる、リスニング教材を活用して正しい発音でインプットする、小テストで深達度をチェックする、これを英作文にも当てはめてやっていきます。
基本パターンである英作文集を覚えこんでしまえばいくらでも応用が利くという点において、これはやはり有効です。
これができて初めて、プラスαの学習ができるようになると思います。

ただし、受験生に時間はありませんから、単語→英作文のように順を追って組み立てていくことはできません。(しかも、復習しない限りどんどん忘れていってしまうので、効率も悪いと思います。)
なかなかハードだとは思いますが、単語との2本柱(できれば文法集も含めて3本柱)でやっていくと無敵です。

リスニング(CDやアプリの活用)

単語、英作文でも活用せよと述べていますが、平時はこの2つで活用できていればOKです。というか、これ以上の余裕はないと思います。

ですが、ある程度時間数をかけて英語に耳を慣らしておく必要があります。
そこで活用すべきは、学校の英語の授業です。
学校の教材で、CDやアプリを使用する瞬間って結構多いと思います。
英語の授業自体の時間数が多いので、これを大いに活用しましょう。

発音記号に沿って、正しい発音を心掛ける。
CDのスピードで聞き取る、そのスピードで自分が発音できるようになる。
授業でこれができてない人、結構多いのではないでしょうか。
なかなかぼやけた目標にはなってしまいますが、周囲のことを気にせずに愚直に時間数をかけて、まずは目の前のところから底上げしましょう。
直前期のプラスαはまた別記したいと思います。

番外編-英語が苦手ならまずは現代文から。

ここまで、基本的なことに時間かけてやりましょう、そのフィードバックをしっかりしましょう、と言ってきました。
やった、それでも英語わからん!という方。
国語苦手じゃないですか?

僕の勉強法は、英語にとどまらず、新たな言語を習得する際の基本だと思います。その根底にあるのは、どう頑張っても日本語なんですよね。
しょうがないです。そういう経験しかしてきてないので。
現代文、特に論説文の点数が一定しない人は、いわゆる論理的思考力に伸びしろがあると思います。
英語も日本語も同じ言語なので、共通点たくさんあります。
まずはとっつきやすい国語から修正していきませんか?
国語の勉強法、アップしたらぜひ読んでみてください。

最後に

日本人、英語苦手な人いまだに多いです。
でも正直言って、現代文古文漢文の方が難しいと思います。
英語の文法は基本的にシンプルで、どこに着眼すればいいのかわかるようになると、途端に見える世界が変わります。
しかも、少しできるだけで他の人と圧倒的に差をつけることができます。
コスパ最強です。

少なくとも、大学受験までに必要なことは努力値でカバーできます。
ということはつまり、自分次第で現状を変えられるということです。
今の時点で英語が得意なあの子は、それだけ英語に時間を割いていたということ。
あなたも今日から変わってみませんか?

以上、英語の勉強法の基本編をお届けしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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