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主体的に行動していく【わたし、島で働く。】

こんにちは!連載企画「わたし、島で働く。」です!
今回は、7月~9月に島体験生として海士町複業協同組合で働く、島体験生の門脇祐介さんにお話しを伺いました。

門脇さんは、大学生活を送る中でもっと充実した学びをしたいという思いからインターンシップを探していたところ、島体験を見つけたそうです。特に「地域創生」と「地域」のキーワードに興味があり、気になったものには飛び込もうと、島体験に参画されました。

新しくできた組織に入ってみたい、そして広報という仕事を行ってみたいと、去年の12月に新しくできた海士町複業協同組合で働いています。

お話を聞いた人:門脇 祐介さん
20歳(取材当時)。千葉県出身。2021年度7月より島体験に参画。


仕事内容

①Twitterを使用した宣伝事業
Twitterを使って海士町複業協同組合がどういう組織なのかを紹介。

②職員の採用事業
来年度の職員を4人採用できるようにオンライン説明会の宣伝。

③業務の効率化
プログラミングで職員のみなさんのSNS投稿の反響を分析。


新しいものに挑戦できるうれしさ


清瀬(広報担当):
3か月間、海士町複業協同組合(以下 複業協同組合)で働いてみて率直にどうでしたか?

門脇さん:
プログラミングなど、新しいものに挑戦できてうれしかったです。初めの1か月目は、自分でプログラミングを勉強しながら、試行錯誤して頑張っていました。

清瀬:
プログラミングって難しそうですね。

門脇さん:
とても調べました。2か月目になるとプログラミングから次の段階(プログラミングを実際に分析する)にシフトして、なんのためにデータがほしいのかを考えるようになりました。

仕事の帰り道などで、シェアメイトに自分が仕事でやったことを共有することが楽しかったですね。

清瀬:
シェアメイトによく仕事の話をされますか?

門脇さん:
仕事終わりの車の中でよくします。頼りにしている存在ですね。

3ヶ月目では、複業協同組合で働くことにも慣れてきて、島の中の複業協同組合の認知度を高めようと考えていました。求職者に対してどういう情報を届けたらいいのか、島のみなさんにも複業協同組合を知ってほしいと思っていて。行動には移せず、残念なのですが・・・

清瀬:
積極的に行動している姿が印象的です。


積極的に行動することの大切さ

清瀬:
仕事をしていく中で、うれしかったエピソードはありますか?

門脇さん:
職員の採用に向けてSNS運用に携わる中で、新しい職員を1人採用できたのがうれしかったです。応募してくださった理由を知りたくて内定者の方に、複業協同組合を知った経緯や、SNS投稿への意見をお聞きしました。

直接、自分から連絡させていただいたのですが、ちゃんと自分から動いていることを見てくださっていた上司の方が褒めてくださったのもうれしかったです。

清瀬:
どういう経緯で応募してくださったんですか?

門脇さん:
内定者の方は「Twitterのいいね欄で見た複業協同組合という言葉に惹かれ、職員のみなさんのプロフィールにとびました。」と話してくださいました。

そこからTwitter上で、職員同士のやり取りが盛んだったことから職場の雰囲気がよさそうだなと思い、応募をしてくださったそうです。

清瀬:
お聞きしないとわからない、新しい気づきですね。

門脇さん:
職場のみなさんにもTwitterのやり取りを見てくださっていることをお伝えできてよかったです。


自分を見つめなおす時間になった研修

清瀬:
島体験生は1週間に一度研修を行っていますが、どのような時間でしたか?

門脇さん:
研修は自分を見つめなおす時間でもあり、自分の思っていることをさらけ出せる時間でしたね。島体験生みんなで集まるからこそ、1人で考えたときには見えない自分が見えました。

みなさんが仕事に取り組む姿勢を見て、自分はまだまだできるのに現状に満足しているなと、人と比較することで気づく部分も多かったです。

清瀬:
仕事や研修、暮らしをしていく中で、3か月前と今の自分に変化はありましたか?

門脇さん:
正直、大きな変化は大学に戻ってから感じることが多いのではと思っています。でも、自分のやりたいことの我を通すよりも、与えてくださった状況の中で、楽しさややりがいを見つけるのが大切だと思うようになりました。

暮らしの面では、シェアハウスに住んでいたことが本当に思い出で、自分との生活の違いが出てくることもありましたが、そんな考え方があるんだなと人として学ぶことが多かったです。

清瀬:
最後に、島で働いていて大切にしていることを教えてください。

門脇さん:
まず現場に行くことだと思います。やりたいものを伝えるよりも先に、やらなければいけない仕事を自分から率先して聞くこと、その積み重ねが信頼につながっているのではないかと思いました。

人手が足りていない大変な作業などを率先してすることで、次の仕事のステップに登れるのではないかなと思っています。

清瀬:
門脇さんありがとうございました。


おわりに

今回は、海士町複業協同組合で働く門脇さんにお話を伺いました。
門脇さんの任された仕事の中で楽しさややりがいを見つけていく姿勢は、島体験だけでなくこれから社会に出たときにも繋がるため、自分自身も見習わなければいけないと思いました。

また現在、門脇さんは島体験を修了し次のステップに進んでいます。島体験で得たことを活かして頑張ってほしいと思います。
門脇さん、今回は貴重なお時間とお話をありがとうございました。

(インタビュー:清瀬  文:嘉根)

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