隠岐島前3町村は連携協定を締結し、さらなる還流をおこします!
新年度(令和4年度)が始まり、新たにパワーアップいたしました。今回は、「#離島に若者の還流を」よりお知らせがあります!
2022年4月15日(金)、一般財団法人島前ふるさと魅力化財団は、隠岐島前3町村(西ノ島町、海士町、知夫村)と「隠岐島前地域への若者の還流づくりと人材育成に関する連携協定」を締結しました。
この協定では、大人の島留学を核として、新しい人の流れづくりに取り組むながら、若者がチャレンジしたくなるような魅力ある仕事・暮らしづくりを目指した、官民連携型の取り組みなどを行っていきます。
連携協定式と歓迎式
5月30日には、「隠岐島前地域への若者の還流づくりと人材育成に関する連携協定式」及び「令和4年度大人の島留学・島体験歓迎式」が執り行われました。
連携協定式には、西ノ島町の升谷町長、知夫村の平木村長、海士町の大江町長、そして一般財団法人島前ふるさと魅力化財団の水谷理事、大野理事が参加されました。
海士町 大江町長からの言葉
2年ほど前にはじまった大人の島留学で、隠岐島前高校卒業生のみなさんと様々な若者が、いきいきと卒業して帰っていく姿を目の当たりにしました。島前3町村でやっていけるんじゃないかと、両町村長から快諾をいただき、今回初めて大きな大人の島留学の開校になりました。
関係人口から定住人口に繋げていきたい。そして、この島前3町村が若者で溢れかえり、島前3町村のまちづくりが元気に発進していくという島づくりを目指していきたいと思っております。この連携協定を機に、3町村と一般財団法人島前ふるさと魅力化財団が協力し、参加する大人の島留学生や島体験生のみなさんとこの島前地域を盛り上げていきたいと思っております。
西ノ島町 升谷町長からの言葉
今年度から島前3町村で連携していくこととなりました。西ノ島では6名の方を役場で受け入れています。なによりも町を知ってもらうことが1番だと思っておりますので、公民館活動や広報活動、あるいは集落支援、そしてイベントへの参加、先週日曜日には町内一斉清掃にも参加していただきました。こうした町の仕事や生活ぶり、こういったものを町民とふれあうことが、わたしは何よりも重要だと思っています。
新しい若いみなさんが新たなスキルでこの宝を発見し、私たちに意見・アイデアを提供してもらうことを楽しみにしています。みなさんが自由・活発にご意見をいただくことを期待しておりますし、来年度も枠を広げていきたいと思っています。
知夫村 平木村長からの言葉
大人の島留学・島体験が、無事にスタートされましたこと本当に嬉しく思っております。知夫村では、大人の島留学生6名と島体験生1名を受け入れています。ふるさと納税の情報発信のお手伝いをしていただいたり、ホテルで働いたり、みなさんチャレンジ精神をもって頑張っているなという風に感じています。
3ヶ月・1年といわず、長くいていただきたい考えております。島の良さ、地域の人たちとのコミュニケーションをしっかりとった中で、島を好きになっていただいて、次の島づくりの担い手として頑張ってもらえたらなという風に思います。島前という3島では、いろんな面で人手が足りないのが現状です。みなさんのお力で村に活力がうまれる、次の世代に繋げればと考えておりますので、ぜひみなさんのお力を十分に発揮していただきたいと思っています。
「隠岐島前地域への若者の還流づくりと人材育成に関する連携協定」の取り組み
具体的な取り組みは4つあります。
全国各地の若者のみなさんが離島で暮らしたくなるように、隠岐島前地域の卒業生のみなさんが島に帰ってきたくなるように、島前地域で暮らすことが将来の選択肢の1つになるとうれしいです。
合計60人が来島!
4月より、隠岐島前3町村に大人の島留学生・島体験生が来島されました。
大人の島留学生の中でも、海士町には20人、西ノ島町には6人、知夫村には6人。大人の島留学生・島体験生を合わせると、合計60人の若者たちが島のあらゆる事業所で働いています。
昨年度の大人の島留学生と比べて、今年度の大人の島留学生は若手社会人と呼ばれる20代が増え、約15人のみなさんが移住されていることも大きな出来事です。
役場や小学校、岩ガキ、漁協などで働かせていただき、シェアハウスでは畑をしたりと、充実した島暮らしを送っています。
これまでにも「 #離島にもっと若者の還流を 」は、人々が島に還流し続けることによって、魅力あるひとや、活力ある仕事の創出に繋がることを目指してきましたが、今年度もより活気づいた隠岐島前地域になっていると思います。
▼大人の島留学・島体験のホームページはこちら
▼昨年度に参画された大人の島留学生のインタビュー記事はこちら。
うれしいことも大変だったことも、思い出がつまった1年間を送っています。
「#離島にもっと若者の還流を」noteでは、これからも若者島前地域で暮らす若い人たちがどのように暮らしているのか、どのようなきっかけから離島を選択したのか、離島の情報をお届けできるようにインタビューを通してお伝えします。
これから「#離島にもっと若者の還流を」noteをよろしくお願いします!