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若者特集

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島前地域で暮らす若者にスポットをあてて、インタビューを通してその人自身に注目しながら、島の暮らしをイメージできる記事をお届けしていきます!
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幼い頃から海と釣りが大好き。なるつもりはなかったけれど、島で漁師になりました。

島根県内でも隠岐は屈指の漁業のまちで、令和3年の隠岐地域の漁獲量は約6.7万トン(県内75%)と、島根県の水産業の根幹を支えています。(※隠岐支庁農林水産局資料より) そして今回お話を伺ったのは、西ノ島でまき網漁を行う「株式会社一丸」の漁師、福島海さんです。 漁師という仕事の大変さや、生まれ育った西ノ島での暮らし、島への思いなどをお伺いしました。 漁師になるつもりはありませんでした 一度島外に出たんですが、ずっと西ノ島にいます。 高校卒業後、海上自衛隊に入る予定だっ

Uターン移住の理由は何でもいい、西ノ島で”足りていること”を知ってUターンしました。

今回お話を伺ったのは、西ノ島町役場・企画財政課の梶谷さん。 ふるさと納税や離島振興に係わることを担当しています。 Uターン者目線ならではの島への思いなどをお話いただきました。 関東で進学・就職したのち故郷の西ノ島へ 梶谷大樹です。 いま29歳で、西ノ島町役場で働いています。 高校卒業まで西ノ島にいて、その後東京・神奈川で学生生活を送り、 卒業後に不動産会社に入りました。 計6年間を関東で過ごして、西ノ島にUターンで帰ってきました。 Uターン後すぐ役場に入ったわけではな

#74 私たちの”高校を選んだ理由”<隠岐島前高校編>

前回の記事「私たちの”高校を決めた理由”大崎海星高校 編」はこちら! 🟧隠岐島前高校 (3人+ゲスト1人) 🟨大崎海星高校 (2人) __________________________________ 「選んだ理由はひとつじゃない」(2年)🟧島前)「『何でこの学校を選んだんですか?』『どうして島留学をしようと思ったんですか?』っていう質問は、ベタベタのベタで、入学したら色んな人に必ず聞かれる質問No.1だと思うんですけど、」 🟨海星)『うんうん。』 🟧島前)『たしか

海士町”初”のファンミーティング!!!その推しポイントに迫る⁉

こんにちは。 海士町関係人口コンシェルジュnoteへようこそ✨ さて! 海士町”初”のファンミーティングまで残り1か月となり、 会場が渋谷スクランブルスクエア12階Scene12に決定いたしました! 本日は、ファンミーティングを楽しむためのイベント”推しポイント”についてご紹介いたします! ①若手もしゃばる島、海士町頑張ってます、島の若手。 今回イベントの企画に関わっているのは、大人の島留学を卒業して島に残ったスタッフをはじめ、コンシェルジュとして関係人口事業に関わる

協力者募集中!隠岐島前高校20名の生徒が仕掛ける、地域共創科のプロジェクトとは?

隠岐島前高校の「地域共創科」では、現在20名の生徒さんが地域を共創するため、授業内で一人ひとりのプロジェクトを進めています。 未利用魚や星空、ジェノベーゼ、モビリティ…!? 「地域共創科」の生徒たちは、地域とどのような共創を考えているのでしょうか? 「島まるごと学び舎」という思いを込めている隠岐島前高校隠岐島前高校では、島という特性を活かし、島前地域全体をフィールドに島全体を学舎ととらえ、分野・業種・問題・島の方の思いなど、地域との関わりを大切にしています。 そんな中、

【しまね女子ブログ】ゆるやかに脱皮を繰り返す 〜西ノ島で3回転職した3児の母の9年間〜6齢 親子ともに過ごしやすい♪島での子育て

こんにちは!しまね女子ブログ 隠岐担当、西ノ島在住の小山亜理沙です。 今回は島での子育てについてご紹介します。 我が家には今年8歳、5歳、1歳になる子どもがおります。全員島根で生まれ、島根で育っている最中です。 他の場所での子育てを経験していないので、 今回は少しSFチックに(?) 移住前の首都圏在住の私(千葉さん)と、 移住後の西ノ島在住の私(島根さん)の会話形式で 島の子育てについてご紹介します! 千葉:うわぁ〜 10年後の私こんにちは〜。 島根:ひえ〜 10年

【海士町】海士町の公務員の人

私qbcこと栗林は、東京生まれ、東京育ち。地方というものに縁遠いのですが。さらに離島というものにもかなり距離を感じているのですが。 無名人インタビューをしていて、思ったよりも離島関係のインタビューをしているんだなあと。 でも自分自身は行ったことがなくて。 いや、20代の頃に、伊豆大島に行ってますね。 遠かった。島の人に夜、車に乗せてもらって、ドライブしたな。 懐かしい。 また、そろそろ離島に行くタイミングなのかもしれない。 ということで無名人インタビューゴッ!!!!! 【ま

#71 高校の”好き”なところ!3選!<島前高校編>

島前高校の「スキ!」なところ今回は、初のゲストが来てくれました! 🟧島前)「対話を始める前に・・・・今回は両学校にゲストがいます…!!なので!改めて全員自己紹介しますか!」 🟧島前)「島前高校3年生の田川さくらです!出身は大阪、好きな食べ物はラーメンです!そして、好きな人はSixTONES(アイドルグループ)です!」 🟨海星)「お願いしまーす!👏👏」 🟧島前)「同じく3年生の大井なつみでーす。出身は神奈川です。好きな食べ物は、えーと、お母さんのシチューです!」 🟧島

むかし教え子、いま仲間。~師弟対談 in Dozen~ vol.1 池田先生×並河先生

●本編の記事はこちら(PDFダウンロード) 隠岐島前教育魅力化通信『しましま』第13号(2023年7月発行)http://miryokuka.dozen.ed.jp/wp/wp-content/uploads/2023/07/d3962953fd01f4172a16600432f50445.pdf 新企画「むかし教え子、いま仲間。」 このコーナーのテーマは「島前で育まれてきた先生方の素敵なつながり」。初回は15年前に知夫小学校で出会ったお二人の登場です。 今回インタビュ

20代で島根の離島にUターン、地域とそこで暮らす人々に恩返しを。

今回のインタビューは「一般社団法人 島前ふるさと魅力化財団」の 地域魅力化事業部で働く近藤弘志さんです! 「一般社団法人 島前ふるさと魅力化財団」(以下「財団」と表記)については下記サイトをご覧ください。 (筆者はこちらの財団が携わっている大人の島留学という制度で西ノ島で暮らしています。) ※大人の島留学とは、隠岐島前3町村(海士町・西ノ島・知夫村)で、仕事や普段の暮らしに挑戦できる1年間の就労型お試し移住制度です。 ーー今日はよろしくお願いします!改めてではありますが自

やりたい、に向き合うために。特別ではない「離島で働く」という選択肢

今回は、2023年4月に海士町へ来島、 隠岐島前森林組合と株式会社隠岐牛企画で複業を行う小林さんにお話をお聞きしました。 来島のきっかけは、『ガイアの夜明け』 海士町よりも、AMU WORKのことを知ったのが先でした。友達が『ガイアの夜明け』という番組を見ていて、話を聞いて面白そうだと思って。 自分自身飽き性なので、同じ仕事をずっとやっていると多分飽きるだろうなと思い元々配置換えがある役場職員を目指していました。 そんなときにAMU WORK の話をきいて、ふらっと来て

【しまね女子ブログ】ゆるやかに脱皮を繰り返す 〜西ノ島で3回転職した3児の母の9年間〜5齢 日照量とともに変化する人々の暮らし

こんにちは!しまね女子ブログ 隠岐担当、西ノ島在住の小山亜理沙です。

 この記事を書いているのは11月上旬ですが、 秋どこ行った?というくらい寒いです。 小さい秋を見つけた思った頃にはもう冬。 隠岐と言えば「日本海の冬」! 四季を通して隠岐で過ごし、自然への考え方や付き合い方は一変しました。 【島暮らし×脱皮 その11】春夏秋冬で大きく変わる島の暮らし 写真は隠岐 西ノ島の景勝地、国賀海岸にある『通天橋』。 季節や時間、天気によって違った表情を見せてくれるお気に入り

島ではたらく管理栄養士たちが、『食』で地域をつないでいく。

管理栄養士の資格を活かしながら島根県の離島、海士町で働く坂口真穂さんと深瀬湧さん。 島で出会った二人の管理栄養士たちは今なにを思い、どのような暮らしを送っているのでしょうか? お二人に、お話を聞いてみました! −−本日はよろしくお願いします! 深瀬さんは来島されるまで、どのようなことをされていたのでしょうか? 深瀬さん 高校で介護の資格を取って、大学では管理栄養士の資格を取っていて。 管理栄養士になろうと思ったきっかけは「おいしい介護食を作りたい」という思いからでした。

「にしだ」の自己紹介

この投稿では、詳しく自己紹介していきます。 島根の離島で、水族館づくりをしています。唐突な紹介ですが、まず隠岐諸島の海士町にて水族館づくりに取り組んでいます。 離島で、水族館づくりに取り組むまでの、経緯ちょっと長いので、いくつかの時代に大まかに分けながら紹介します。 ※結構長いので、ざっとよんでもらえるだけでもうれしいです! ~その①~飼育係時代 もともと僕は水族館の飼育係でした。 5年ほど働いた後に退職し、飼育係のような現場仕事ではなく、水族館に関わる企画職の仕事