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西ノ島にお出かけしてみた!257mの崖は迫力満載!

みなさんは離島に訪れたことがありますか?

離島観光ってどんな感じなの?と気になる方に向けて…今回は!
島根県の離島、西ノ島にお出かけした1日をご紹介します。

特にジオパークを感じるべくスポットに行ってみました!

船に車を乗せてえっさらほっほい。プチ旅行気分です。予定を決めずに行き当たりばったりのお出かけだったので、スローペースな旅になりましたが、お付き合いください。

西ノ島ってどんなところなのか、なにがあるのかをお伝えします。行ってみたい!そんな気持ちになってくれると嬉しいです。

西ノ島ってどんなところ?

西ノ島は島根県にある、島前3島で一番大きな島です。

人口が約2700人、3島で唯一スーパーマーケットがあります。3島で1番大きな島ということもあり、おしゃれなカフェなどたくさんのお店があります。

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▼島前地域の紹介をしています。ぜひご覧ください!


西ノ島初級コースをめぐる1日


-9:00 コンビニ-

さっそくコンビニにやってきました。厳密にはコンビニとはギリギリ言えない、コンビニと商店のはざまに位置するお店です。

24時間営業ではないけれど、コンビニの商品がたくさんおいてあるので、商店とは違う雰囲気を感じます。

海士町で暮らしているので、西ノ島にしかないコンビニ(※厳密にはコンビニっぽい)についついテンションが上がってしまいました。

” コンビニ(※厳密にはコン…以下略)ってもはや観光スポット "なんです。西ノ島に行ったら「とりあえずコンビニ(※厳密…以下略)行くか~」ってなります。

あのコーヒーも、あの弁当も、あのおにぎりも、ここでしか買えない。もう手に入れられないと思うと、ほしくなる現象です。

ホットスナックがあるのも魅力です。部活帰りにアメリカンドックかぶりついて帰る青春も、西ノ島ではできるということです!!

-9:30 外浜海水浴場-

朝ごはんのパンを買って外浜海岸へ。
なんといっても魅力は、自然の砂浜!車通りがない!海が澄んでる!

その前に、外浜海岸に行く途中インスタ映えスポットを発見しました。

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この前で写真を撮ると映えます。芸能人になれたような気がします。
宣材写真はここで撮ることに決めました。

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外浜海水浴場
隠岐諸島では数少ない自然の砂浜。
山にぐるっと囲まれていて、自然を堪能できます。

外浜海水浴場は、海の透明度が格別です。空の色をそのまま映し青色に見えたり、森の色も映し緑色にも見えます。のんびりしたいときにも、遊ぶときにも、デートするときにも、どの場面にもぴったり合うスポットだと思います。

海と山を見ながら食べる朝食は贅沢でした。夏にのみ海に滑り台が設置され、子どもたちで大賑わいしています。

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何時間も見れる絶景。ぼーっと海を眺めたり、水切りをしたり、砂浜に絵をかいたり…楽しみつくしました!

-11:00 摩天崖-

車を走らせ、摩天崖へ。その名の通り崖です。
迫力満点、刑事ドラマ撮れる。

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夕暮れ前の摩天崖。(西ノ島町公式Instagramより


牛…馬……牛…牛…馬……見渡す限り牛と馬にあふれていました。もはやふれあいパークです。触っちゃいけないですが…

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摩天崖(まてんがい)
海面から257mの高さがあり、垂直にそそり立つ断崖。摩天崖の上部は一面緑の草地で、たくさんの牛馬が放牧されています。

摩天崖の崖面は、黒灰色の層と黒みがかった赤色の層が交互に重なっています。空気に触れ、酸化した溶岩が赤くなり、何度もくり返す噴火によってつくられました。日本夕陽百選に選ばれたほどの絶景です。(隠岐ユネスコ世界ジオパークより

日本夕陽百選:NPO「日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会」によって選定された夕陽の名所百選。


摩天崖はいつ見ても壮大な景色ですね。私、地球にいるんだな~と感じられます。果てしなく広がる海と、私が今立っている大地はいつできたんだろう…と深々と考えてしまいました。

ずっと変わらずきれいなままであってほしい。この景色見た人必ず地球の環境を守らねば!と言います。言ってください。

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摩天崖の上部には、第二次世界大戦中の旧日本軍の監視所跡もありました。見晴らしがよく、日本海を航行する敵船を監視するのに絶好の場所だったそう。

半地下式の建物で窓だけが陸上部に出ており、屋根の部分は芝を張ってカモフラージュしていたようです。いまは、跡地が残っていました。戦争のかけらは西ノ島にもありました。

-12:00 昼食にハンバーガー-

さてさて、楽しみなお昼ごはん!!!!
ハンバーガーが食べられるということで浦郷にやってきました。

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Bistro d’okiービストロドキー

隠岐にマックはないけど、ビストロドキーはあります!
とってもおいしい。内装もおしゃれで落ち着く空間でした。店主さんはフランスでフレンチシェフとして腕をふるっていたそう。デザートやランチなどもありました。

ここではよく知り合いにお会いします。みんな行きたい場所一緒(笑)
4回中3回会いました。(更新中)

西ノ島にはほかにも海鮮などのお店もたくさんあります!おすすめは海鮮。贅沢に食べちゃってください~~~!
▶西ノ島のお店一覧はこちら


-13:30 海岸沿いをドライブ-

西ノ島から私が住んでいる海士町を見てみたい!ということで、海岸沿いをドライブしました。これぞ、島の醍醐味。

すると突然、海士町にある三郎岩が!
西ノ島からも見れるという大発見をしました。三郎岩は海士町の観光スポット。あまんぼうという海中展望船に乗ると間近で見ることができます。

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三郎岩
大・中・小の3つの奇岩。溶岩が海食作用をうけ、このような形になりました。大きい方から「太郎・次郎・三郎」と呼ばれています。

ドライブでの大発見は大きなお手柄。引き続き隠れスポットを詮索します。

-15:00 Sailing Coffee-

おやつタイムに浦郷にあるカフェへ。リノベーションして作られた店内は、都会のような、でも古民家の温かさもある不思議な空間でした。スタバはないけど、Sailing Coffeeはあります!

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コーヒーとプリン。こんなおいしいの食べたことない。

▼Sailing CoffeeさんのInstagramはこちら

sailing coffeeのオーナーは、株式会社Oki Islandsを設立した森山さん。

店内には、デザインの本がたくさん置かれていて、コーヒーカップやコーヒー豆、Tシャツなどが販売されていました。
▶株式会社Oki Islandsのホームページはこちら

株式会社Oki Islands
企画デザイン会社です。商品企画から環境デザインまでトータル的なプロデュース業務をはじめさまざまなクリエイティブ活動を展開しています。


-16:00 ドライブ中にまたもや発見-

またまたお気に入りスポット、神社を見つけました。その名も眞氣命神社(まけのみこと神社)。海に面している鳥居はあまり見たことがなかったのですが、きれいで趣深かったです。

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海が見える鳥居ってなんだか島らしさも感じます。この日は天気がよく、さわやかな風が吹いていました。青春の映画が撮れそう。

眞氣命神社
眞氣命神社は 隠岐 西ノ島の物井地区に鎮座する『延喜式神名帳』(927年12月編纂)に所載の式内社とされます。おそらく地主神を祀っているそう。


-16:30 焼火神社-
島前最高峰(452m)の焼火山にある焼火神社。
20分ほどの登山を楽しむと到着しました!

▼焼火山のハイキングコースをご紹介しています

本殿の後部が岩の崖の中に入り込んでいて、独特の雰囲気でした。
この山道を乗り越えて、この場所に神社を作った昔の方すごい…

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焼火神社
現在の本殿は1732年の建立で隠岐諸島最古の木造建築物。神社の歴史はさらに古く、約1200年前の平安時代の頃とされています。焼火神社は航海安全の神様として広く知られ、江戸時代の画家、安藤広重や葛飾北斎の浮世絵にも描かれています。(隠岐世界ジオパーク バーチャルツアーガイドより


おわりに

以上!西ノ島にお出かけした1日をご紹介しました。初めて訪れる方にも参考にしていただけたらなによりです。

海士町についても紹介していますので、ぜひご覧ください!


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