【avatarin株式会社様】全社一丸となるオフサイトミーティングで、18カ国の社員達が部署を超えてアートでチームビルディング
~本事例のサマリ~
プログラム実施の目的
年に一度実施しているオフサイトミーティングで、異なるバックグラウンドを持つメンバー同士が相互理解を深め、個性を認め合い、業務から離れた非日常空間でさまざまな価値観に触れること
プログラム体験から得たもの
①社員同士がお互いのバックグラウンドや価値観に触れる時間になった
②普段は見れない社員の意外な一面や人となりを知ることができた
③自分達が理想とする世界を描いたことで、最終ゴールや目指したいことを再認識する機会になった
・・・
avatarin株式会社様に向けて、チームビルディングプログラムを開催し、61名の社員様にご参加いただきました。
今回は実際にプログラムを体験、ご導入いただいたavatarinコーポレート部の横山様にインタビューさせていただきました🙌
🔻avatarin株式会社
社員同士が、お互いの業務以外の
価値観に触れる機会にしたい
ーー今回ご依頼いただいた理由を教えてください。
全社一丸となって、業務とは離れた内容と場所で5月にオフサイトミーティングをしたいと考えていました。コンテンツとして何が良いか検討する中で、会社の目的と個人の価値観を合致させることができそうな貴社のプログラムに魅力を感じ、お願いしました。
日々忙殺されていると何のために目の前の仕事をやっているのか見失ってしまいがちです。会社全体としてもモヤモヤとしている雰囲気を感じていたので、改めて自分が何のためにこの会社で働いているのか、オフサイトミーティングの場で再認識できたら最高だなと思いました。
ーー部署を混ぜてグループを組まれていましたが、そこにはどんな背景があったのですか?
日頃から部署間での連携に課題がありました。認識はできているものの、改善するための具体的な行動に落とし込めていないというのが実状です。担当者ベースでは話はしていて、その内容をトップからボトムに落としていくことは出来ているのですが、まだ課題は残っていると感じています。そういった背景もあり、今回プログラムを導入するにあたって、偏りなく様々な部署のメンバーが1つのチームに入るように配慮しました。また、男女比率や国籍の比率等も偏りがないようにしてグループ分けをしました。
ーー実施するにあたって、横山様自身が大事にしたいと思っていたことがあれば教えてください。
18カ国の社員がいる会社なので、メンバーに対する尊重の気持ちや理解が進むことを期待していました。私個人の考えとしては、相手の言っていること、着ているもの、性自認、宗教、肌の色や髪色など、そういったものの全てにおいて相手を受け入れられるのが理想的であると考えています。
なので、今回の体験を通して、部署を超えて社員同士がお互いの業務以外の価値観に触れる時間になればいいなと思っていました。業務で何を担当して、どういうことをやっているのかは職場で話せば分かりますが、お互いのバックグラウンドを含めた考え方や価値観を知る機会は、日常の中では中々ないと感じていました。
普段は見れない、
メンバーの意外な一面を発見
ーープログラムを体験して感じたことを教えて下さい。
普段は垣間見れない社員の人柄が少し覗けた気がしました。静かな人という印象を持っていた人が実は面白かったり、みんなに質問を投げかけてその場の空気を一瞬で自分のものにする人など、そういった意外な一面を知ることができました。繊細なイメージを持っていた、普段は寡黙で職人タイプの人が大胆にペイントされていた姿がすごく印象に残っています。
~深堀様のコメント~
おとなの図工クラブの皆様へ
先日は素敵なプログラム、ありがとうございました。当日は、61名、18カ国からなる弊社メンバーを「アート」という誰でも気軽に取り組める世界共通のツールを使って、自分を見つめ直し、仲間を知り、さらに一つのビジョンに向かって全員で進んでいくきっかけをつくってくださいました。皆様の仲間を繋げる「アート」のように、我々もAIとロボティクスを用いて「人と人」を繋げ、人類の進化に貢献してまいります。
avatarin代表取締役CEO深堀昂
~細田様のコメント~
アートを通じて自己理解とチームビルディングを促進するプログラムをご提供頂きました。例えば、人生の歩みに関するお題に対して、道を描く人もいれば、想像を超える絵で表現する社員もいて、驚きと共に同僚の新たな一面を垣間見ることができました。また、各自が描いた絵に対してファシリテーターから鋭い質問が投げかけられることで、潜在的な思いを言語化・顕在化していくアプローチも非常に面白く、自分自身を振り返り、仲間のことを再発見し、業務との繋がりを見つめ直す貴重な機会となりました。どうもありがとうございました。
~中村様のコメント~
会社で働くとはすなわちチーム作業ですが、実際の業務では、社員が一斉にことに当たる機会は多くありません。今回のプログラムで、一枚の紙に一つの作品を共同で作れたことは、日常業務を超えた貴重な体験でした。社員の普段知ることのできない側面を垣間見れたことも大きな喜びでした。
また、大人が忘れがちな物作りの喜びを取り戻すことで、社員のストレス軽減にも寄与できたのではないかと思います。個人的には、絵の具に文字通り手を触れたフィンガーペインティングで、童心に帰る思いでした。絵を描く楽しさを思い出せました。
ーー社員様同士のコミュニケーションや取り組む姿勢で、印象に残っている場面はありますか?
共創ドローイングで色々な絵を描く人がいる中で、一切ネガティブな言葉が出なかったことは素晴らしいなと思いました。可愛らしい絵を描く人、抽象的な絵を描く人など、色々な人がいる中で、描かれたものに対してメンバー同士でポジティブなコメントをし合っている姿が見られ、改めてとても素敵なメンバーだなと思いました。
ーー横山様自身が描く中で、気付いたことや発見されたことはありますか?
「これまでの私・この先の私」を道に例えて描いた際に、潜在意識が出た気がしてびっくりしました。小さい頃の自分をカラフルな点で描いた後、avatarinで働く様々な日々もカラフルな点にしたいと思って表現しました。ですが、子供の頃の点と比べるとちょっと荒々しかったようで、チームのメンバーに「繁忙感の心情が表れているのかも」と指摘されて「はっ!」と驚きました。自分では気付かないような部分をメンバーが絵から解釈してくれたことは新鮮な体験でしたし、自分の気持ちの発見に繋がりました。
ーー横山様が社長の深堀さんの絵を見て何か感じられたことはありますか?
「これまでの私・この先の私」というテーマで宇宙の絵を描かれているのを見て、物事を大きく捉えているんだなと思いました。目の前にある小さな作業や業務ではなく、遠い将来のゴールを常に見ていて、「そこにみんなを連れて行くんだ!」という意識が伝わってきました。
ーー共創ドローイングを描く中で、印象に残ったことはありますか?
あえて最初にディスカッションはせず、ゴールが見えない中でそれぞれが好きなものを描いていたのですが、最後作品にタイトルをつけることで一つの絵としてまとまったことに感動しました。
メンバーについては、どんどん自分の色を加えていく人と、周りを気にして自分の色を出すことを遠慮する人などがいて、それぞれの人柄を感じました。みんながそれぞれ自由な描き方をすることを誰もネガティブに捉えず、その過程も楽しんでいた姿が印象に残っています。描いたものをお互いに褒め合うことで、どんどん絵が増えていき、最終的に大きな1つの作品が完成しました。いつもはシリアスな人も笑顔で取り組んでいて、楽しんでいるんだなというのが見えました。
自分達が理想とする世界を描いたことで
最終ゴールや目指したいことを
再認識できた
ーー今の貴社のフェーズにおいて、「これまでの私・この先の私」「私にとって可能性とは」「わたしたちが創る、未来の助け合える世界」というテーマと向き合って描いたことは、社員の皆様にとってどんな良さがあったと思いますか?
現在、我々が作っている製品は、パートナーと開発途上の段階にあります。今回のプログラムを通して、今後完成した製品が世の中に出て行った後の世界を想像することができたのは、とても価値があったと感じています。
製品を完成させるプロセスの中で、大変なことや上手くいかないこと、悔しい思いをしたり挫折しそうになったりすることもあると思います。だからこそ、その先の「自分達が理想としている世界がこんな風に広がっていたらいいな」と、イメージする時間は非常に有意義でした。
どうしても日々の業務に追われると「何のためにやっているんだっけ」と目的を忘れてしまいがちですが、自分の中にゴールとなる軸があれば、きっと大変なことも乗り越えられるのだと再認識しました。「自分の最終ゴールはここで、目指したいのはこれなんだ」と、しっかり確認できたのは価値ある体験でした。
あるチームの発表で、「お客様あっての自分達だ」という言葉が強く印象に残っています。世の中の役に立つものを作って人に喜ばれることで、「自分達の価値がそこにあるんだ」ということを感じているんだなと思いました。私自身も同じ価値観を持っていたので、すごく心に刺さりました。
社員様のアンケート
アートを通じたワークショップ、とても楽しかったです。一人ひとりの個性やバックグラウンド、考え方の違いを受け入れながら、自然とコミュニケーションや信頼関係をメンバーと築くことができました。 特に最後のギフトドローイングはモチベーションにも繋がりとても良い締めくくりでした。
絵という言語不要なツールでコミュニケーションを取れたことが、英語が苦手な自分にとってはとても良かったと同時に、語学について努力しようと思うきっかけにもなりました。
人それぞれ、様々な思考やタイプ、表現があり、シェアを通して仲間の普段は見えない一面を知れるのが面白かったです。
今回のプログラムはこの歳になるとなかなか経験ができないような体験ができ、純粋に楽しかったですし、会社のメンバーのこともさらに知ることができたと思います。またプログラム中でも、なかなか普段使用しない英語を少しでも使おうと意識することができ、懇親会でも英語だけで会話するメンバーの中に入りと、今までしっかりと会話をしたことがないメンバーとも会話ができ、私にとってとても有意義な時間でした。
ーー共創ドローイングの作品をオフィスに飾られているとお聞きしました!皆様の反応はいかがですか?
部屋に入ってきた社員が絵を見て、「わ~!」と嬉しそうな顔をしていたのが印象的でした。
また、オフィス全体が明るくなったなと感じています。
それから、自分のチームの絵が飾られているかみんな気になっているようでした笑
全部で10枚の絵があるのですが、業務の関係で最初に3枚を貼り、その後追加で5枚を貼っていく形で徐々に増やしてきました。「僕のチームの絵は選ばれなかったんですか」という声や「私のチームの絵がないなと思ってました」という声がちらほらあって、みんな飾られると嬉しいんだなと思いました笑
ーーチームビルディングにアートを活用することの良さはどんな部分で感じていただけましたか?
普段使うことのない脳を使ったり、絵の具を直接指で触って描いたりと、全てが新鮮でリフレッシュになりました。
また、アートであるからこそ社員の隠れた一面が出たように感じます。感情や考え方を絵で抽象的に表現するにあたって、選ぶ色や形の描き方から、普段は表に出していないその人の価値観や人となりを知れた気がします。
ーー今回はオフサイトミーティングでご導入いただきましたが、こんなシーンでもプログラムを活用できるかも!といったご意見があれば教えてください。
新入社員のチームビルディングはもちろん、自分と他者への理解が深まるのでプロジェクトのキックオフミーティングでの実施も有効だと思いました。
ーー横山様、今回はお話しいただきありがとうございました!
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チームビルディングプログラムについて
組織課題をヒアリング後、オーダーメイドでプログラムを作成しアートを通じて参加者同士の距離をぐっと縮めるチームビルディングプログラムをご提供しています。
描くと言っても、絵心は一切不要なのでご安心ください。
おとなの図工クラブプログラムの最大の特徴は、描いて終わるのではなく、その後に対話をするところにあります。描いて対話するプロセスを通じて、今まで知らなかった相手の新たな一面を知ることが出来たり、自分でも気づかなかった本心や気持ちに気づくことができ、自然と相互理解を深めることができます。
研修・交流会・全社イベントまで幅広い要望に対応!
参加者(内定者・新入社員・リーダー層・マネジメント層)に合わせてプログラム・進行をプランニングいたします。少人数~100名様規模まで、オンライン・オフラインともに対応しております。
ご相談いただいた後、最短で2週間後の開催可能。参加人数、実施内容に応じてお見積を出させていただきます。
オンライン・オフラインともに対応しておりますので気兼ねなくお問い合わせください。
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