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顔彩研究はつづく

こんにちは。早いもので今年もあと少しとなりました。激動すぎる2020年でしたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

本当今年はコロナ禍でどこにも旅行できず…こんな一年間は初めての体験でした。でも、これを機会に自分の生き方を考え直したりして、これはこれで意義深い一年だったなあ…と思ったりもします。

そうそう。

コンペひとつ入選しました〜!わーい!初めて顔彩で描いた作品だったので使いこなせてない感がハンパないのですが(正直に申告)入選させてくださりありがとうございます…。また展示は4月の東京都美術館であるので、また詳細が決まりましたらお知らせいたします。美術館への搬入って大変なんだなあ 汗

現在は引き続き顔彩研究(?)に絵を描いています。

マスキングインクがかなり古くなっていたみたいで、新しいものを購入したら使いやすくて使いやすくて。ついつい乱用しまくりです。しかし古いマスキングインクヤバすぎですね。私は5年前に購入したきり、一度も開封することなく放置していたのですが(ごめんなさい…だってアクリルで絵を描いていたから…)先月開封してビックリ。インクって言うかゴムのかたまりでした!!終了!

最初はマスキングインクが古いのかもわからず、試したりしたんですが、やっぱりダメだったので新しいものを購入したらサラサラした液でめちゃくちゃ使いやすい!ちなみにホルベインのマスキングインクを使用しています。

私は絵を描くのと同じくらい本を読むのも好きでして、最近は水彩画家のあべとしゆきさんと絵の具メーカー・ホルベインの小杉弘明さんの「見たい!聞きたい!透明水彩!」を読んでいます。日賀出版社より出ております(リンクの貼り方わからなくてごめんなさい…)。

まだ読み差しですが、絵の具のことがいろいろ知れてすごく知的好奇心をくすぐられる一冊です。ホルベインが出している絵の具の本は、別のをもう一冊購入したので届くのが楽しみです。

本当は顔彩の本があったら良いのですが、なかなかないんですよね〜。透明水彩も顔彩の親戚みたいなものなので、技法書は透明水彩の本読めば勉強になるかな〜?と思っていろいろ読んでいます。

透明水彩じゃなくてなぜ顔彩なのか?と問われれば、「和の絵の具ってなんだかワクワクするし、独特の彩度の低い絵の具でどんな作品が仕上がるか楽しみだから」ですね。顔彩は粒子が粗いような、つぶつぶ感があったりもするんですが、それもまたよし。私は行けるところまで行ってみます!(勢いだけはあるw)

下記の絵は今朝仕上がったものです。

「今宵あなたと」

210mm×297mm 顔彩耽美 吉祥顔彩 絵墨 絵墨明 コットマン水彩紙中目(W&N) 制作時間 約4日

なんとなく昭和モダンな雰囲気を目指しました。

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