たったそれだけのこと

いつも寝かしつけの時間は21時。たった一時間早く寝室へ行って敷布団のある部屋でずり這いを始めた子供を遊ばせながらゴロゴロしているだけで疲れがかなり緩和された。昼間は体内リズムや罪悪感もあってか眠れず夜は夫と21時まで会話した後寝かしつけて結局その後皿洗いを済ませるために起きなければいけなかった。それが20時頃おやすみをして自分の部屋で休んでくれたお陰で、家事が終わった後も寝かしつけまで少し時間の余裕があり寝室なので横になって休むこともできるという素晴らしい時間を過ごせるようになった。心身共にとてもリラックスできる。これなら授乳で細切れ睡眠になっても朝早めに起きることができ家事も進められる。有難い時間を授かった。嬉しすぎる。小躍りしたいくらい。自分を大切にすることについて、人間の生理として、生きることと愛することを天秤にかけた時、生存することを選ぶ。つまり余裕がない、生きるか死ぬかの状況であると脳が判断した場合、愛することを捨て生き残るための攻撃的なホルモンを放出するように出来ている。幸せとは何だろう。逃げるための必死の挑戦、一時的な悦びをもたらすかもしれないが、心を余裕に保つ努力をしなければ、愛情は捨てられ、再び逃げなければいけない危機的な状況に至るだろう。安心余裕から始まる挑戦、きっとこちらが幸せの道だろう。子供と同じで戻って来られる場所があるから挑戦したくなる。周りに溶け込んで遊びたくなる。それは人間の本能だ。もういい大人なのだからいい加減、後者を選びなさい。


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